50042203 ブラフマーストラストーリー 『梵我一如』
【ブラフマーストラ】 どうしたの、マスター? 全然、集中できてないじゃない? “無の境地”には、程遠いわね?
【ブラフマーストラ】 マスターの心の中は 雑念ばっかりなんじゃないの? それとも…煩悩かな?うふふ
【ブラフマーストラ】 わかったわ。 じゃあ、マスターに 瞑想の見本を見せてあげる!
【ブラフマーストラ】 アタシくらいになると、 瞑想中になにが起こっても 全く動じないからね
【ブラフマーストラ】 では…
【ブラフマーストラ】 …………
彼女が目を閉じると、 周りの空気が一変した
とても濃密に凝縮されているようで… それでいて軽やかな…
木の枝でつつこうが、 身体に虫を這わせようが、 宣言通り全く動じない彼女
マスターはどうにかして 彼女を動揺させようと、 答えに困るような質問をぶつけてみた
選択肢:
- “無”の存在はあるの?無いの? → select_label_01へ
- “無”の境地に達するには…? → select_label_02へ
- 瞑想で本当に“無”になれるの? → select_label_03へ
マスターはどうにかして 彼女を動揺させようと、 答えに困るような質問をぶつけてみた
select_label_01:
【ブラフマーストラ】 “無”は心から邪念を取り払った、 何事にも翻弄されない心の在りよう… それがアタシの考える「無」よ。
select_label_02:
【ブラフマーストラ】 周囲や心の中で生まれる事象を、 歪めることなく受け止め、吸収し、 平穏を保つよう心掛けるの…
select_label_03:
【ブラフマーストラ】 “無”と化すには、常に自己研鑽 に励むことよ。「無になろう」とせず 瞑想すれば…なれると信じてるわ
select_label_end:
マスターは質問をしてみたものの、 “無”に関しては 余計にわからなくなったようだ
マスターが相槌も打てずにいると すうっと周囲の気配が 水のように静まった
そして次の瞬間、 ブラフマーストラの身体から 神々しい光…いや“気”が放たれた
瞑想と問答を通じて、 彼女は精神統一の 超越的な境地に達したようだ
【ブラフマーストラ】 …なんだか、今…見えた気がしたわ アタシの…精神の… 能力上昇の極意が!
【ブラフマーストラ】 これぞ… 奥義『梵我一如』!!
【ブラフマーストラ】 うふふ…マスターに感謝しなきゃね?
【ブラフマーストラ】 マスターに話して、 言葉を“言霊”として発したことで… 今までとは違ったものが見えたの!
【ブラフマーストラ】 それで、どう? ヨガって…最高にいいものでしょ!? 一緒にやれて良かったわ!
【ブラフマーストラ】 あ、ところで…マスター? 人が瞑想しているのをいいことに、 よくもイロイロしてくれたわね?
【ブラフマーストラ】 覚悟はしてるわよね? …うふふふふ
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