50053204 ワズラストーリー 『威風堂堂ビーナス』
そして数日後――
子供たちを相手している ヴァジュラに気づき、 近寄っていくと…
【ヴァジュラ】 …なんだ、帰るのか? じゃあ、また今度な! 気をつけて帰れよっ!!
【ヴァジュラ】 …おっ、どうしたマスター! なんか寂しそうな顔して
選択肢:
- 子供たちに避けられてる… → select_label_01へ
- 一緒に遊ぼうと思ったのに… → select_label_02へ
- 邪魔したんじゃないかと… → select_label_03へ
…おっ、どうしたマスター! なんか寂しそうな顔して
select_label_01:
【ヴァジュラ】 いやいや、 そういうんじゃないさ
select_label_02:
【ヴァジュラ】 そりゃ、残念だったな また今度、一緒に遊ぼうぜ!
select_label_03:
【ヴァジュラ】 そんなわけないだろ 気にすんなよ!
select_label_end:
【ヴァジュラ】 …みんな、あたしとマスターが 二人っきりになれるように 気をつかった…とかじゃねぇか?
【ヴァジュラ】 まったく、 子供のくせにマセすぎだよ!
【ヴァジュラ】 …どうしよっか 二人で遊ぶ? …水鉄砲ならあるけど…
するといきなり、 小石が空から落ちてきて、 二人の頭に当たった
【ヴァジュラ】 あたっ!? なんだよこの小石! …あっ、あのカラスたちか!!
【ヴァジュラ】 くっそー、あいつら、 またイタズラなんかして!
【ヴァジュラ】 マスター、二人であいつらのこと、 この水鉄砲でこらしめてやろう! 最強タッグ、復活だよ!
こちらが臨戦態勢をとると、 カラスたちも本気になったようで、 次々と小石を落としてきたが…
【ヴァジュラ】 へへっ、そんなの全部、 撃ち落としてやるっ!
【ヴァジュラ】 マスターに背中を 預けてもらってるんだ、 いくらでも力がわいてくるぜ…!
【ヴァジュラ】 マスターの背中はあたしが守る! 『威風堂堂ビーナス』!!!
それはまさしく、 彼女が新たなるスキルに 目覚めた瞬間だった
小石を迎撃するだけでなく、 カラスたちもびしょぬれにして、 退散させてしまった
【ヴァジュラ】 …どうだ!思い知ったか!! やっぱり、あたしたちの コンビネーションは最強だな!
【ヴァジュラ】 …マスター、これからも頼むよ あたしの背中はキミに預けた!
マスターは大きくうなずくとともに、 自分の背を守ってくれるヴァジュラを 大変頼もしく思うのであった
Next: 50061301