50172104 制服グリモワールストーリー 『エッサイムカノン』
あの演奏会以来、 吹奏楽部のエースとして 活躍しているグリモワール
廊下を歩くマスターの耳に、 音楽室から素敵な曲が届いてくる
扉を開けると、そこには…
【グリモワール】
ようこそ
ワタシの特別演奏会へ
席に座るマスター 目を閉じ、一生懸命 音を奏でる彼女
その素晴らしい演奏に、 マスターは大きな拍手を送った
【グリモワール】
キミのおかげで…
音楽を楽しむということを知った
【グリモワール】
そして、今は…
人に届けたいと思って演奏する
楽しさに変化したの
【グリモワール】
それはキミに…
想いを届けたいと思ったから
そう言って、マスターに 手紙を差し出す彼女
選択肢:
- 早くも第２回特別演奏会のお誘い？ → select_label_01へ
- 今度こそ…ラブレター？なんてね → select_label_02へ
- お？感謝の手紙かな？なんてね → select_label_03へ
そう言って、マスターに 手紙を差し出す彼女
select_label_01:
【グリモワール】
そ…そんなに何回も演奏会なんて…
できるわけないでしょッ！
select_label_02:
【グリモワール】
…！ラ…ラブレターなんかじゃ…
な、ないことも…なくは…ないけど
select_label_03:
【グリモワール】
か…感謝も、もちろんあるけど…！
そ、それだけじゃ…
select_label_end:
からかうマスターに対し、 もじもじと俯いたままの彼女
【グリモワール】
…ね、ねぇ、マスター！
【グリモワール】
自分の気持ちをさらけ出すのが
音楽って言ったわよね…？
【グリモワール】
ワタシの想いは…
今の曲と…その手紙に
さらけ出したからね！！
【グリモワール】
今度は…キミの想いを…
【グリモワール】
さらけ出してみてよ！！
真っ直ぐな目で見つめる彼女 夕陽は、見守るように ずっと２人を差していた
【グリモワール】
…ぅ、う～ん
ゆさゆさと体を揺らされる彼女
【グリモワール】
あ、あれ…？マスター…
【グリモワール】
…手紙の…返答は…？
返答？なに寝ぼけてんの！？ 返答じゃなくて、 戦闘だよ！戦闘！行くよ！！
【グリモワール】
…なんだ…
また夢かぁ～…
身体を起こし、 マスターの後に続く彼女
【グリモワール】
でも、いつか本当に
さらけ出すからね
【グリモワール】
ワタシの気持ち！！
マスターの背中を見つめる目は、 夢の中でマスターを見つめていた目と 同じ輝きを放っていた
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