50221304 みりんストーリー 『緋鈴ノ旋風』
あれから数日後─
『ダダダダダダダン!!』 銃の研鑽を重ねるみりん
しかし…
【みりん】 …おかしいな
【みりん】 この前は…ビシッとキメられたのに
【みりん】 もしかして、まぐれだったの…?
【みりん】 緊急事態だったから、 できたのかな…? 火事場の馬鹿力的な…
その様子を 優しく見守っている マスター
【みりん】 そうだ…! だったら、マスターに また真っ赤に燃え盛る炭を…!
やだよ!と、マスターがツッコむ
【みりん】 あぁ… せっかくいい感じだと思ったのに… どうしよ…
選択肢:
- また特訓すればいいよ → select_label_01へ
- 諦めないのが、いいところでしょ → select_label_02へ
- 何度だって挑戦すればいい → select_label_03へ
あぁ… せっかくいい感じだと思ったのに… どうしよ…
select_label_01:
【みりん】 それはそうだけど…
select_label_02:
【みりん】 う…うん…でも…
select_label_03:
【みりん】 そのつもり…でも…
select_label_end:
【みりん】 あのね、マスター 私は…
【みりん】 後戻りはしたくない! 常に前進し続けたいの!!
でも、どうやって…? マスターが尋ねる
【みりん】 それは…
【みりん】 火事場の馬鹿力を出せない “緊急事態”が起きないのなら…
【みりん】 自分で作り出すのみ!!
剣で岩を砕くみりん 頭上から無数の破片が降り注ぐ
あ、危ない…!! 叫ぶマスター
【みりん】 だからこそ…
みりんが目を閉じ、 カッと見開いた!!
【みりん】 力を発揮できるの!!
『ダダダダダダダダダン!!』
彼女の放った弾丸は、 全ての破片を砕き去るのだった
【みりん】 やっぱり、 誰かのためってなると より大きな力が発揮できる…!
【みりん】 できたよ、マスター! 私の新奥義 『緋鈴ノ旋風』!!
銃口から出る煙を かっこよく吹くみりん
しかし、よく見ると…
【みりん】 あわわわわわわ…
ガクガクと足が震えている
【みりん】 こ、怖かった~!
【みりん】 でも…強くなりたいから…
【みりん】 負けても挫けない 足掻いて這いずり回って… 絶対に立ち上がる!!
【みりん】 どんなマイナスからでも! その想いさえあれば… 私は何度でも戦える!!
【みりん】 オリジナルのキラーズが 無くてもッ…!!
【みりん】 今度こそ…絶対に負けないよッ!!
やれやれ…と頭をかくマスター まったく危なっかしくて、 放っておけない子だ
【みりん】 でしょ?
【みりん】 こんな私だから 心配かけちゃうと思うけど…
【みりん】 これからもよろしくね、マスター
【みりん】 バン!
そのまぶし過ぎる笑顔に、 思わずハートを撃ち抜かれそうになる マスターだった
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