550391213 ぺろりん 鋼メンタル
ぺろりんの作ったサウナにより、 姫たちはすっかり癒されモード
汗をかいた後は草原で涼んだり、 水分を摂ったり、 みんな思い思いに過ごしている
サウナ上がりのぺろりんは、 マスターと語らっていた
【ぺろりん】
あ～、気持ち良かった
【ぺろりん】
なんかね、あれ以来
一緒にサウナに入ったりして、
さらにみんなと仲良くなれたんだぁ
【ぺろりん】
今ならわかる気がするよ
あの子が言ってくれたこと
【ぺろりん】
『そんな目立つ行為、
敵に見つかったら危ない』…って
【ぺろりん】
彼女は、私が敵に襲われないか
本当に心配してくれてたんだね
【ぺろりん】
それなのに私、
意地になって言い返しちゃって…
【ぺろりん】
でもね…
【ぺろりん】
なんでだろ…？
一緒にサウナに入ると、
不思議と意地を張ったりせず話せるの
【ぺろりん】
ちゃんと素直に謝れたし
それに…
【ぺろりん】
みんな、私のことを信じてくれている
大事に思ってくれている
【ぺろりん】
そんな、みんなの優しさを
強く感じられるようになったら……
【ぺろりん】
私もみんなのこと、
もっともっと好きになったの
【ぺろりん】
その想いが……
私を強くしてくれる
【ぺろりん】
みんなのこと、好きだから…
傷ついて欲しくないから、
もっと強くなりたいって思えるの
その想いが最高潮になり、 自然と歌い始めるぺろりん
その優しい歌声は姫たちを包み込み、 戦闘で疲れた心を癒していく
【ぺろりん】
ねぇ、マスターくん
歌い終わった後、 ぺろりんは宣言する
【ぺろりん】
私、もっと強くなるよ
【ぺろりん】
仲間や、キミのことを守れるくらい
【ぺろりん】
この世界を平和にできるくらい！
そして…平和になった世界で
【ぺろりん】
みんなに歌を聞いてもらうんだ♪
それが私の夢だよ！
にっこりと微笑む彼女
その瞳は明るさに加え、 力強さを湛えていた
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