60013201 アスクレピオスストーリー 風邪の休日
【アスクレピオス】
いい！？あなたの命は、
あなただけのものじゃないの！
【アスクレピオス】
隊全員の命を背負っていると思って！
なのに、こんな無茶をして…
【アスクレピオス】
…え？大袈裟…？
なに言ってんの！
『風邪』は万病の元！
【アスクレピオス】
こじらせたら、二次感染で
肺炎とか引き起こす
とっても恐い病気なの！
【アスクレピオス】
あなたはマスターとしての
自覚が足りなさ過ぎよ！！
【アスクレピオス】
どうせ、わたくしの言いつけを
守ってなかったんでしょ？
【アスクレピオス】
あれだけ手洗いうがいは
欠かすなと言ったのに！
【アスクレピオス】
あれだけ夜更かしはするなと
言ったのに！
あれだけ…って、聞いてる！？
【アスクレピオス】
しかも隊の女の子全員に
うつすなんて…。まさか…
変な事したんじゃないでしょうね！？
【アスクレピオス】
え！？変なことって、そりゃ…
いや…だから風邪がうつるような
そ、その…
【アスクレピオス】
とっ…とにかく！
まだ熱は下がりそうに無いから、
しっかり汗かくのよ！わかった！？
厳しい態度とは裏腹に、 マスターの額にそっと優しく 冷たい手拭いを乗せていく
顔を真っ赤にして、 落ち着かず忙しない様子は、 彼女のほうが熱があるように思える
部屋を出ていく彼女を マスターが見送った直後。 すぐに音を立てて戻ってきた
【アスクレピオス】
つ、辛かったら、
すぐに呼んでね！
絶対よ？わかった！？
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