60023303 ガンバンテイン(ハロウィンver)ストーリー 『ラヴィングガード』
餓えた野犬の群れに囲まれてしまった ガンバンテインとマスター
【ガンバンテイン】 そうかー、みんな、 このお菓子が欲しいんだね そんなによだれを垂らして
危ないッ!! マスターが叫んだ刹那、 野犬達が一斉に彼女に飛び掛かった
【ガンバンテイン】 ……んん
次の瞬間… マスターは目を疑った
【ガンバンテイン】 ちょっと待ってよー
おっとりマイペースな彼女が 流れるように野犬の攻撃を かわしている
それはまさしく、 彼女が新たなるスキルに 目覚めた瞬間だった
【ガンバンテイン】 みんな、待って ほら、これ全部あげるから
【ガンバンテイン】 じゃねー、ケンカしないで 仲良くわけるんだよー ばいばーい
【ガンバンテイン】 あ、マスター、どうしたの? そんなビックリした顔して
【ガンバンテイン】 今の動き…? さあ、よく覚えてないけど でも…
【ガンバンテイン】 あたしはマスターの 言った通りに やっただけだよ
【ガンバンテイン】 怖がらないでいたら、 ワンちゃん達もわかったみたい 敵じゃないんだって
【ガンバンテイン】 ふーん、そうなのか それが防御の奥義になるのか じゃあ…
【ガンバンテイン】 あたしの奥義… 『ラヴィングガード』って 名前にしようかな
【ガンバンテイン】 でも、そういうことかー
なにが…?と尋ねるマスター
【ガンバンテイン】 怖がらないでいたら… 人間も異族もみんな 仲良くできるのかなーって
確かに彼女のような純粋な優しさが あれば、争いは起こらないのかも 知れない…そう思うマスター
選択肢:
- …で、お菓子…どうする? → select_label_01へ
- もう1回…お菓子もらいに行く? → select_label_02へ
- お菓子…なくても平気? → select_label_03へ
確かに彼女のような純粋な優しさが あれば、争いは起こらないのかも 知れない…そう思うマスター
select_label_01:
【ガンバンテイン】 ほんとだ、全部なくなっちゃったねー
select_label_02:
【ガンバンテイン】 それも楽しそうだけど…
select_label_03:
【ガンバンテイン】 じゃあ、また人間さんに…いや、
select_label_end:
【ガンバンテイン】 でも、もういいや これ以上、もらったら 人間さんの分がなくなっちゃう
そうあっけらかんと答える彼女に、 温かく穏やかな気持ちになる マスターだった
【ガンバンテイン】 あ、じゃあ、マスターに もらえばいいんだ
【ガンバンテイン】 マスター トリック・オア・トリートー
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