6004061 限定クエスト ファンキル学園(学園編)(ファントムオブスクール) ファンキル学園10月ストーリークエスト ストーリークエスト「秋だ!メイドだ!文化祭!」 6 - 第6話「刺激メイド誕生」 10月学園ストーリークエスト6 6話戦闘前
【シェキナー】 デュランダル…いる?
【デュランダル】 お姉様? わたくしのことなど構わずに 会議に出席していてください!
【シェキナー】 そうはいかないわ
【シェキナー】 きちんと話しておかなければ いけないことだもの
【デュランダル】 …先程は大きな声を 出してしまって申し訳ありません 淑女失格ですわ
【シェキナー】 謝るのは私の方… ずっと迷ったまま あなた達と接していたから…
それからシェキナーは ゆっくりと話し始めた
自分とエクスカリバーの 関係性や、後輩ができてからの 変化など…すべてを
【シェキナー】 あなた達が私を慕って くれていること、本当に 感謝しているの
【シェキナー】 でも…それに応えようとする ばっかりに、理想の聖ユグ生を 演じていた気がする…
【シェキナー】 それは、結局あなた達を 騙すようなことになるんじゃ ないかって…
【デュランダル】 お姉様…
【シェキナー】 本当にごめんなさい… 私、あなた達の思うような シェキナーじゃない
【シェキナー】 ちょっとしたオシャレを 学校生活に取り入れたいって みんなの気持ちもとてもわかるの
【シェキナー】 私自身、制服は窮屈だから もう少しラフに着たいって 思ってるし…
【ナーゲルリング】 ……窮屈でしょうね ……パツパツですし
【マスター】 …え?
【シェキナー】 伝統は大切 校風も愛している
【シェキナー】 けれどその中で、 生徒が生き生き 笑える笑顔を作りたかった
【シェキナー】 今更かもしれないけど…
【シェキナー】 私は初心に立ち返って 最後の活動をしたい
【シェキナー】 だから… 改めてエクスカリバーを 応援することにする
【シェキナー】 メイド喫茶に、賛成するわ
シェキナーはハッキリと言い切る その顔には、もう迷いはなかった
一語一句聞き漏らさないようにという 態度で聞いていたデュランダルは ゆっくり口を開いた
【デュランダル】 …お姉様の本当の お言葉を聞けましたので 私はもう言うことはありません
【シェキナー】 ……え?
【デュランダル】 ナーゲルリング、 風紀委員はメイド喫茶に 賛成しますわ
【ナーゲルリング】 はぁ… 一応、意見を変えた理由を 教えてください
【デュランダル】 会長が、いの一番に お姉様を指名したときに わたくし勘違いをしてしまいましたの
【デュランダル】 お姉様にあんな大胆な 衣装を着せて、メイド喫茶の 広告塔にするつもりなのかと!
【ナーゲルリング】 それで初めから シェキナー先輩がメイド服を 着ることに反発していたんですね
【シェキナー】 え…!? どういうこと…?
【ナーゲルリング】 デュランダル先輩の発言を 思い出してください
【ナーゲルリング】 一度も「風紀的にNG」だとか 「校風に反する」だとか 言ってないんですよ?
【シェキナー】 あれ… そう言えば…
【マスター】 もしかして… お互いに勘違いしていたってこと?
【デュランダル】 わたくしは お姉様もメイド服を着たくない のだと思っていたのですよ
【デュランダル】 わたくしに意見を 合わせてくれましたよね?
【シェキナー】 …私は、デュランダルが 風紀委員の立場で反対 しているものだとばかり…
【ナーゲルリング】 理想の風紀委員長としては デュランダルに賛成せざるを 得なかった…というわけですね
【ナーゲルリング】 はいはい! 壮絶な勘違い合戦だったと いうことで、終了ですね
【ナーゲルリング】 このあとお二人はしっかり 仲直りしておいてください 私は会長に報告してきますね
【マスター】 あれ、ナーゲルリング? 待って!!
【マスター】 (ナーゲルリングからまた 黒い霧が…! 今のやり取りになにが!?)
【ナーゲルリング】 デュランダル…
【ナーゲルリング】 あなたは私と同じように その服を着れないと 悩んでいたじゃない…!
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