60063204 学園_シタ 『フィーリングブレイブ』
放課後の見回り中―― マスターの足は なんとなくあの場所へ向かっていた
【ミストルティン】 マスター…! 今日も来てくれたんですね…!
温室の先日と同じ場所に ミストルティンは佇んでいた
あの日…ミストルティンが 勇気を出してマスターに 話したのは…
ミストルティンが 一人をよしとする理由―― 過去の話ではなかった
【ミストルティン】 あの日は… 気持ちよく即答でお返事を いただいたんですが…
【ミストルティン】 ものすごく変なことを 言ってしまったのではと… 不安で不安で…
【ミストルティン】 でもこうして 会いに来ていただいて… 安心しました…
「友達になってほしい」 それがあの日、ミストルティンが マスターに伝えた言葉だった
選択肢:
- 友達って確認するようなものかな…? → select_label_01へ
- どうして不安だったの? → select_label_02へ
- そもそもずっと友達だと思っていたよ → select_label_03へ
「友達になってほしい」 それがあの日、ミストルティンが マスターに伝えた言葉だった
select_label_01:
【ミストルティン】 やっぱり…変、ですか…?
select_label_02:
【ミストルティン】 変な人だと思われていないかと…
select_label_03:
【ミストルティン】 本当…ですか?
select_label_end:
きっと言葉が必要だと思った マスターははっきりと 心配ないと伝える
心底ホッとした様子で ミストルティンは微笑んだ
【ミストルティン】 …おかしなことかもしれません でも…ずっと人を遠ざけてきた 私にとっては…
【ミストルティン】 友達になれたのかどうか… 確認するのは 必要なことだったんです…
【ミストルティン】 迷わずに…友達だと… 即答してくれたマスターには… 本当に感謝しています…
【ミストルティン】 笑われるかもしれません でも…本当に… 勇気をもらったんです…
【ミストルティン】 『フィーリングブレイブ』 これで…私はもっと前に 進めると思います!!
それはまさしく 彼女が新たなスキルに 目覚めた瞬間だった
【ミストルティン】 イナンナシスターズの二人には… もっと自分から関わっていけたら いいなと思います…!
【ミストルティン】 …それ以外の友達も 少しずつ…増やせたらと…
出会ってから一番前向きな ミストルティンの姿… 応援せずにはいられない
【ミストルティン】 あの…でも、ですね…? でもマスターは少し…特別、です…
【ミストルティン】 こんなふうに… 人から勇気をもらったのは… 初めて、ですから…
【ミストルティン】 これからも、前に進むために… お力を借りても… いいでしょうか?
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