6010012 限定クエスト ファンキル学園(学園編)(ファントムオブスクール) ファンキル学園5月ストーリークエスト ストーリークエスト「エンドレス・エデン」 1 - 第1話「はじまりの理想」 第1話「はじまりの理想」 学園5月 第1話-2
【マスター】 今週はラグ女で食べるから 来ないんじゃなかったっけ?
【タスラム】 ごはんはな! お茶っ葉が切れたから買いに来た ここは、いいお茶が安いんだよ
【マスター】 僕が代わりに買っとくから!! だから早く帰って… パラシュ達が来る前に!!
【タスラム】 じゃあ、紅茶の葉っぱを買っとけよ! おいしいやつな!
【マスター】 (なんとかなったな… さて、後で紅茶葉を 買って行かないと…)
【パラシュ】 『本日も、聖ユグドラシル姫学院に 発生した異常は0件』 …でいいね
【リットゥ】 あぁ…、これで4日連続か! 新記録じゃないか!!
【パラシュ】 ふふっ、ここまで来たら この一週間、異常なしで 通してみたいところだね
【リットゥ】 まったくだ 明日が楽しみだな…!
―そして金曜日
【パラシュ】 やった… ついにやったよ… ボクらは達成したんだ!
【リットゥ】 ついに、この学院をみんなの楽園と することができたんじゃないかな… 私はそう思うよ…
【パラシュ】 ボクもこの一週間は ずっと夢見てきた、理想の学院を 作り出すことができたと確信してる…
【パラシュ】 あぁ、これがこの先も ずっと続けばいいのにな…
【パラシュ】 それじゃ、日誌に記そうか 『本日も、聖ユグドラシル姫学院に 発生した異常は0件』…
【????】 おおっと、ちょっと待ってください! そう書いちゃうのは まだ早いですから♪
【パラシュ】 な、なんだ君は!? いつのまに部屋に…、それに 部外者は校内立ち入り禁止だぞ!
【リットゥ】 パ、パラシュ! 急になにを言い出しているんだ!?
【パラシュ】 リットゥ、君こそ なにを言っているんだ? すぐ目の前にいるだろう…?
【リットゥ】 えっ、…誰がいるんだ? 部屋の中を見ても 私とお前の2人しかいないぞ…
【MAI】 あはははっ!そういうことです! MAIは神の使いみたいなものだから 選ばれた子にしか見えないんです♪
【MAI】 まぁ、そんなことより いい話をもってきたんです!
【MAI】 一週間、あなた達は この学院の風紀を 守りきったんですよね!
【MAI】 なんと!ご褒美にその一週間を 永遠のものにしてあげちゃいます!
【パラシュ】 は…? 君はいったい なにを言ってるんだ…?
【MAI】 んー、説明するの、面倒なんですよね ってことで、 ちょっとその日誌を貸してください♪
【MAI】 これに秘密の神アイテムをこう… しちゃうわけです!
MAIが『神アイテム』を 日誌に押し付けると それは日誌の中に溶け込んで消えた
【リットゥ】 えっ? 今、日誌が一瞬光ったような… なにが起こってるんだ?
MAIが見えていないリットゥも 日誌の異変を目撃し、目を見張る
【MAI】 これでよし…っと さぁ、後は素直な気持ちを 日誌に書くだけでオッケーですよ!
【MAI】 『本日も、聖ユグドラシル姫学院に 発生した異常は0件 来週も、そうあることを願う 』…って
【MAI】 金曜日の日誌にそう書くだけで 漏れなく完璧な理想の楽園が 一週間、続いちゃいますから♪
【パラシュ】 …リットゥ、もしもの話だけど 神様が、さっきのボクらの願いを かなえてくれるって言ったら…
【パラシュ】 この学院を、なにも異常の起こらない 理想の楽園へと、永遠にしてくれると 言ってくれたら、受け入れるかい…?
【リットゥ】 もちろん、受け入れるに決まっている 永遠の楽園が約束されるというなら 断る理由なんてどこにもない!
【パラシュ】 そうか…そうだよな… ボクも、同じ気持ちだ 理想が叶えられるんだから…
そうして、パラシュは MAIに言われたとおりに 日誌に書き記した
【パラシュ】 『本日も、聖ユグドラシル姫学院に 発生した異常は0件 来週も、そうあることを願う』
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