60131203 シストルムストーリー 『ティアーキャット』
数日後
夜、おばあさんの 家を訪ねるシストルム
【シストルム】 お別れだにゃ、おばあちゃん
【シストルム】 ボク達は、また 別の土地に行くことになったにゃ だから、もう遊びには来れないにゃ
【シストルム】 今まで…ありがとうだにゃ!
その言葉にひどく悲しむおばあさん 「せっかく友達になれたのに…」
【シストルム】 友達… でも…言ってなかったけど… ボク、本当は…
【シストルム】 キラープリンセスなんだにゃん だから、人間のおばあちゃんとは… 友達にはなれないんだにゃん…
【シストルム】 黙ってて…ゴメンだにゃん…
うつむく彼女
「知ってたよ」 おばあさんが答える
【シストルム】 …にゃ?知ってて… ずっと遊んでくれてたの…? どうして…?
こんなにもネコに好かれる子に… 悪い子はいないからね おばあさんがシストルムに言う
【シストルム】 おばあちゃんに… お願いがあるにゃ!
【シストルム】 この子たちを もらって欲しいにゃん!!
!! 驚くおばあさん
でも、この子たちは あなたの大切な…
【シストルム】 いいにゃ、大丈夫にゃ! ボクは全然寂しくないにゃ!
【シストルム】 だってボクは… 気まぐれシストルムだから! 気ままにやってくにゃ!
【シストルム】 にゃっはっはっは!
その時だった
にゃあ
【シストルム】 !! 見るにゃ!!
なんと、 出ていったネコが帰ってきた
【シストルム】 しかも子猫をたくさん連れてるにゃ! にゃはははは! おばあちゃん、大変だにゃ!
【シストルム】 いっぺんに大家族の お母さんになっちゃったニャ~!
感謝で涙するおばあさんと ネコたちを残し、 彼女はその場を後にした
選択肢:
- 本当に…よかったの? → select_label_01へ
- あんな強がり言っちゃって → select_label_02へ
- おばあさん、喜んでくれたね → select_label_03へ
感謝で涙するおばあさんと ネコたちを残し、 彼女はその場を後にした
select_label_01:
【シストルム】 う…うぅ… ぶえぇぇぇぇ~~~ん!!
select_label_02:
【シストルム】 …だって …しょうがにゃいにゃ~ん!
select_label_03:
【シストルム】 だから… 良かったにゃ~ん!! でも…
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マスターが声を掛けると、 一人で泣いていたシストルム
【シストルム】 ううぅぅぅ…ほんとは… ずごくざびじいよぉぉぉぉ~!!
そんな彼女に、 マスターが励ましの 言葉をかける
【シストルム】 うぅぅぅぅ… マスターは優しいにゃぁぁ~
【シストルム】 にゃんだか… 体の奥から不思議な力が 湧いてくるようだにゃ~!!
それは、彼女が新たなるスキル 『ティアーキャット』に 目覚めた瞬間だった
【シストルム】 マスターがそばにいてくれたら… あの子たちがいなくても 寂しくないにゃん
【シストルム】 あ、あの…マスター
頬を赤く染め、 彼女がマスターにつぶやく
【シストルム】 泣いてたことは… みんなには内緒だにゃ
【シストルム】 約束だにゃん
優しい彼女の行いを見て、 自分こそ力をもらったと思う マスターだった
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