610110341 限定クエスト ファンキル学園(学園編)(ファントムオブスクール) 決戦！ファントム・オブ・スクール ストーリークエスト 決戦！ファントム・オブ・スクール 4 - 第３話「協力」 決戦！ファントム・オブ・スクール 3話 決戦！ファントム・オブ・スクール 3話 戦闘前
異族化を引き起こす黒い霧、 そして黒い霧を操る少女ＭＡＩ
その日―― 黒い霧、ＭＡＩ、異族… すべての情報を共有するため
三校の合同生徒会が 開かれることになった
マスターはティルフィングと、 合同生徒会の会場へと向かう 途中、考え事をしていた
【マスター】 （何か引っかかる ＭＡＩの行動は…変だ）
【マスター】 （何故こうも挑発を… まるで僕らの戦意を煽り 自分に不利になるような――）
【ティルフィング】
どうかしました？
【マスター】 えっ、あ…いや、 なんでもないよ
そのときマスターは あることに気がついた
【マスター】 …ここは、 あの日も通った場所だ
【ティルフィング】
あっ…たしかに
ここは…初めてマスターと
会った場所ですね…
【マスター】 （合同生徒会が開かれた日… 僕は道に迷って遅刻して、 ここで初めて異族に会った）
【マスター】 （僕は異族に襲われ、 ティルフィングに助けて もらって…）
【マスター】 そうだ、助けてもらった お礼を言い損ねていた… あの時は、ありがとう
【ティルフィング】
いいえ、そんな…
当然のことをしただけで
お礼なんて…
【マスター】 お礼を言うのも当然だ それに君は、ずっと陰ながら 戦ってくれていたんだろう
【マスター】 ティルフィングが戦って くれていたおかげで、 僕は平凡な生活を送れていた
【ティルフィング】
…大げさです
私はやりたいことを
やっていただけですから
【マスター】 やりたいこと？
【ティルフィング】
私は…この世界の平和を、
守りたいんです
【ティルフィング】
…本当のことを言うと、
今、少し後悔しています
【ティルフィング】
この街のみんなには、
平和な学園生活を
送ってもらいたかった
【ティルフィング】
なのに、結局は
戦いに巻き込んで…
【マスター】 …それは、 ティルフィングのせいじゃない
【マスター】 こうなってしまったのは、 巡り合わせが悪かっただけだ ＭＡＩのことだって――
【MAI】
言ってくれるね～！
【ティルフィング】
あなたは！？
何故こんなところに！？
【MAI】
何回も説明したじゃない
ＭＡＩちゃんの上司は神だし、
なんでもありなの
【MAI】
でも、超多忙な上に
地底に引きこもってるから
報告書を渡すのも一苦労で
【MAI】
労働環境の是正と、
ワークフローの見直しが…
ごめん、話が逸れた
【MAI】
とにかくＭＡＩちゃんは
この世界をイイ感じに
よろしくって一任されてるの
【MAI】
で、この世界を
エンジョイ＆エキサイティング
な感じに調整しようと思って
【異族】
グオオオオオオ！！
【MAI】
異族になった生徒たちを
連れてきました☆
【ティルフィング】
なっ…！
【MAI】
フフフ…
さっき言ってたよね？
ＭＡＩちゃんを倒すって
【MAI】
でも、ＭＡＩちゃんの
黒い霧は、負の感情に反応し、
人を異族に変えるの
【MAI】
人は誰でも負の感情を抱く
つまり人がいる限り、
無限に異族を創り出せるの
【MAI】
それでも
ＭＡＩちゃんに勝てると思う？
【ティルフィング】
くっ…
【マスター】 …勝てる
【マスター】 僕には浄化の力がある 異族を生み出した子から 黒い霧を祓えるんだ
【マスター】 異族を倒せば、生徒は落ち着く そしたら一人ずつ話し合って 悩みを解決する
【MAI】
この街の学生全員と、
向き合って、話し合って、
悩みを解決する気？
【マスター】 する気だ 時間はかかるだろうけど、 コツコツ頑張れば何とかなる
【ティルフィング】
マスター…
【MAI】
そういうことなら試してみよう
異族のみんな……やっちゃって♪
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