610110363 限定クエスト ファンキル学園(学園編)(ファントムオブスクール) 決戦!ファントム・オブ・スクール ストーリークエスト 決戦!ファントム・オブ・スクール 6 - 第5話「決着」 決戦!ファントム・オブ・スクール 5話 決戦!ファントム・オブ・スクール 5話 戦闘後
【ティルフィング】 はぁ…はぁ… もう終わりですよ、 おとなしく降伏しなさい
【MAI】 やだ! だってMAIちゃんは 退屈な世界が大嫌いだもん
【MAI】 この黒い霧で、 みんなを戦わせて――
【MAI】 ぐはぁっ……!
【レーヴァテイン】 はぁ… もう終わりにしましょ
【レーヴァテイン】 手下は…倒しといたから 全員、失神してるし はぁ…しんどい
【レーヴァテイン】 マスター… 倒れてる子たちの 人生相談、よろしくね
【MAI】 そっか万策尽きたか フフ…やっぱ最高…♪
【マスター】 …“最高”?
MAIが再び黒い霧を放つ 同時にティルフィングは 剣を振り上げた
【MAI】 ハハハハ!! MAIちゃんの人生に、 一片の悔いなし!
【ティルフィング】 どうしてもやるなら…!
【マスター】 待って!
【ティルフィング】 え?
【MAI】 は?
【マスター】 …ティルフィング、 MAIの顔を見て
【ティルフィング】 顔ですか? えっ…えっと…
【ティルフィング】 ちょっと頬がピンク色に、 口もとが緩んでますね 喜んでいるような…?
【ティルフィング】 でも、そんなわけありません こんなときに喜ぶわけ…
【マスター】 結論から言おう MAIはドMだ
【ティルフィング】 …どえむ? どういう意味ですか
【マスター】 恥ずかしい目にあったり、 情けない思いをして、 興奮する人たちのことだ
【レーヴァテイン】 …なるほど、分かったかも
【ティルフィング】 え?え?
【レーヴァテイン】 いや… MAIって、出たり消えたり、 なんでもありじゃない?
【レーヴァテイン】 おまけに手下の異族だって 無限に増やせるし
【レーヴァテイン】 なのに姿を見せて、 わざわざ時間を割いて、 私たちを挑発しに来た
【レーヴァテイン】 おまけに最後は正々堂々 …変じゃない?勝つ方法は、 いくらでもあるはずなのに
【レーヴァテイン】 世界を滅茶苦茶にしたいなら、 こんな回りくどい方法… する必要がない
【ティルフィング】 言われてみれば…
【マスター】 MAIの執拗な挑発は 単なる悪趣味かと思ったが…
【マスター】 あれは僕たちを怒らせて、 一致団結させるためだ
【マスター】 MAI、君の本当の目的は 世界を滅茶苦茶にすること なんかじゃない…!
【マスター】 君は悪役として、みんなに 真剣に怒られ、全力でお仕置き されたかったんだ…!
【ティルフィング】 …すみません、 理解が及ばないのですが…
【レーヴァテイン】 …いいんじゃない むしろ理解できる方が問題 で、どうなの?MAI?
【MAI】 ……マスター こんなの、こんなの…! 計画が台無しじゃん!
【MAI】 MAIちゃんは、 最高の悪役として、みんなに お仕置きされたかったのに!
【MAI】 戦って逃げてを繰り返して、 みんなのヘイトを集めに集めて 成敗される必然性を高めたのに!
【MAI】 それに性癖だけじゃないよ! 目立ちたかった! 存在感を出したかったの~!
【MAI】 みんなの青春に MAIちゃんという 爪痕を残したかった!
【MAI】 ずっと頑張って来たのに、 なんで見破っちゃうの~!!
【レーヴァテイン】 …当たりだったみたい はぁ…もう帰っていい?
【ティルフィング】 た、たしかに、 帰りたくなる気持ちは 分かりますが…
【MAI】 なんで帰るの~!! また悪さするぞ~!
【ティルフィング】 反省する気配もありませんが、 かといって倒すわけにも…
【レーヴァテイン】 倒したらMAIの目的は 達成されるわけか… はぁ…めんどうな相手…
【マサムネ】 ぬぬぬ…もう我慢できん! このような変態に、 何を気遣う必要がある!?
【マサムネ】 己の欲望のために 世の平和を乱して回るなど 許せん!叩き斬る!
【ムラマサ】 お、お姉ちゃん! 斬っちゃダメだって! 落ち着いて~!
【MAI】 余計なことを言うな~! むしろ斬られるのが本望!
【MAI】 反省なんてしないし、 悪として絶対ブレない! 最高のヒールになるもん!!
【ティルフィング】 挑発しないでください! マスターも、 何か言ってやって…!
選択肢:
- 黙って跪け、変態マゾ野郎 → select_label_01へ
- ドMは醜悪だよ。この豚メイデン! → select_label_01へ
挑発しないでください! マスターも、 何か言ってやって…!
select_label_01:
【ティルフィング】 …
select_label_end:
【マサムネ】 …
【マスター】 …え?
【ティルフィング】 いえ、マスターは いつも穏やかな人なので、 少し驚いて…
【マサムネ】 う、うむ、同感だ 主君にも厳しい面が―― ああ!見ろ!
【ティルフィング】 MAIが空に昇ってゆく!?
【MAI】 ありがとう、マスター あなたに罵ってもらえたこと MAIはずっと忘れないよ…
【MAI】 とっても満たされた気分… この世界に余計な干渉は 悪いことは絶対しないよ…
【MAI】 MAIちゃんは… 遠くからみんなを見守る… さようなら…
【マサムネ】 消えた…
【ティルフィング】 消えましたね…
【マサムネ】 ここまでの変態ならば… コレはコレで一種の侍 むしろ清々しさすら覚える
【ティルフィング】 罵倒されて喜ぶ… 幸せの形は、 人それぞれなんですね
【レーヴァテイン】 二人とも…そこまで 感心しなくていいんじゃない?
【レーヴァテイン】 はぁ…とりあえず… 終わったってことでいい?
【ティルフィング】 えっと… マスターはどう思います?
選択肢:
- ああ、終わった… → select_label_02へ
- 大丈夫だろう、たぶん → select_label_02へ
えっと… マスターはどう思います?
select_label_02:
【ティルフィング】 そうですね… 悪いことはしないと 言っていましたし…
select_label_end2:
【デュリン】 はいはーい! お疲れさまー!
【デュリン】 特にティルフィング、 そしてマスター 二人はよく頑張ったわね
選択肢:
- でしょう? → select_label_03へ
- どういたしまして → select_label_03へ
特にティルフィング、 そしてマスター 二人はよく頑張ったわね
select_label_03:
【デュリン】 本当によくやったわ MAIは満足して昇天したし
select_label_end3:
【ティルフィング】 …では、黒い霧の事件は、 もう起きないのでしょうか?
【デュリン】 黒い霧を操っていた MAIが昇天したから、 発生頻度はずっと減るはずよ
【デュリン】 今後も異族化が起きる可能性は ゼロじゃないけど、 限りなくゼロに近くなるわ
【デュリン】 それでティルフィング… あなたに新任務を任せるわ
【ティルフィング】 え?
【デュリン】 ここにいる皆と一緒に、 普通に学生生活を送りなさい
【デュリン】 勉強して、遊んで、悩んで、 サボって、頑張って、 ごくごく普通に生きるの
【デュリン】 フフフ…戦いはないけど、 普通の学生生活って、 それはそれで、けっこう大変よ
【デュリン】 覚悟はいい?
【ティルフィング】 …はい!了解しました!
【レーヴァテイン】 ふ~ん、なら今度は、 普通にウチにも来るんだ
【ティルフィング】 ええ よろしくお願いしますね、 レーヴァテイン
【レーヴァテイン】 ん…うん、よろしく
【デュリン】 そういうわけで… 生徒諸君、全員注目~~! 理事長のお話の時間よ!
【デュリン】 諸君の頑張りのおかげで、 異族問題は解決! 協力してくれてありがとう!
【デュリン】 これからは戦いじゃなくて、 学生生活を満喫して! …以上!
理事長のお話が終わると同時に 辺り一帯から歓声が上がった
そして歓声の中、 ティルフィングが マスターの傍らに近づく
【ティルフィング】 …今日まで、 ありがとうございました
【ティルフィング】 そして…フフッ
【ティルフィング】 これらからは、 同じ学生として――
【ティルフィング】 よろしくお願いします マスター
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