610144213 ティルフィング キルザダークネス
ティルフィングとマスター、 出会いの地 原点の地
そこによく似た花畑を、 再度訪れた二人
【ティルフィング】 ずっと、見ていられますね こんなにも美しい景色は
丘に腰掛けながら、 彼女はマスターに語り掛ける
【ティルフィング】 お弁当を持ってきました よろしければ、召し上がってください
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お弁当を持ってきました よろしければ、召し上がってください
select_label_01:
【ティルフィング】 ふふっ ミーミルが好きだったなと、 思わず添えてしまいました
ミーミルか… マスターが旗を見ながら呟く
始めて会ったときよりも しっかりしてきたよね マスターがそう言うと、
ティルフィングがこくりと 頷いた
【ティルフィング】 はい ミーミルは旅に出て、 大きな成長を遂げました
【ティルフィング】 彼女が巡ったのは、 世界中にいる キル姫に出会うための旅
【ティルフィング】 この地で出会いを 思い出せたからこそ、思うのです
【ティルフィング】 私も…それをやってみたいなと
【ティルフィング】 世界中にいる仲間に会いに行く旅
【ティルフィング】 とても楽しそうだとは、 思いませんか?
うん、とても楽しそうだ それが今の君の『願い』なんだね と、マスターが微笑む
【ティルフィング】 はい!
【ティルフィング】 でも、その願いとは別に もう一つ、 願い事があります
【ティルフィング】 それは…その旅に マスターと共に行きたい
【ティルフィング】 出発地である、 この場所から… また新たに進み出したいのです
【ティルフィング】 幸福と希望が満ち溢れる、 光ある未来に向かって――
【ティルフィング】 二人で
【ティルフィング】 マスター、 私の願い… 叶えて下さいますか?
もちろん! 笑顔で応えるマスター
【ティルフィング】 嬉しい
【ティルフィング】 大切な人と願いを、 分かち合える
【ティルフィング】 こんなに嬉しいことはありません
そうして二人は、 花畑を旅立った
まだ見ぬ世界へと 進み出すために――
一面に咲き誇る花々
それはまるで、 二人の前途を 祝しているかのようだった
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