Phantom of the Kill

Story scripts of Phantom of the Kill (ファントム オブ キル)

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66620071 Unit666 シャルウル

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2200711.png 【シャルウル】 マスター…? こちらですか?

2200711.png 【シャルウル】 急にお話があるとお伺いして その、どうしたのだろうと…

マスターは優しく微笑むと 線香花火を出し、 シャルウルに差し出す

2200711.png 【シャルウル】 …あ、花火ですか? も、もちろんご一緒いたします!

2200711.png 【シャルウル】 すみません、マスター 少し慌ててしまって…

2200711.png 【シャルウル】 情報にない場所で 予定にない話し合いでしたので 少し不安になってしまいました

2200711.png 【シャルウル】 もう大丈夫です いつも通りのあなたの笑顔を 見ていたら、安心しました

火をつけた線香花火は 火球の蕾ができ、 パチパチと火花を散らし始める

2200711.png 【シャルウル】 情報はありましたが こうして実際に触れてみると…

2200711.png 【シャルウル】 線香花火の灯りというのは とても親しみのある光なのですね

2200711.png 【シャルウル】 小さな灯りの空間の中で 私達の距離が ぎゅっと縮まったかのようです

2200711.png 【シャルウル】 ふふ、実際に体験してみないと わからなかった情報ですね

2200711.png 【シャルウル】 …マスターと出会えてから こういった実体験に基づく情報を たくさん得ることができました

2200711.png 【シャルウル】 たとえば私の破壊衝動… 普段は表に出さないように 我慢していますが、

2200711.png 【シャルウル】 戦闘においては マスターからも、隊のみんなからも 頼りにされます

2200711.png 【シャルウル】 こんなに効率的に発散する場が あるとは、知りませんでした

2200711.png 【シャルウル】 私の破壊衝動も、情報も… 私のすべてをマスターは プラスに変えてくれる…

2200711.png 【シャルウル】 そんなマスターだからこそ 私の力を余すことなく お貸ししたいと思っているのです

線香花火の火は 激しく火花を散らし 文字通り、火の花を咲かせる

2200711.png 【シャルウル】 しかし、 ジャングルへ遊びに行ったとき…

2200711.png 【シャルウル】 無理はしないで、と たしなめられてしまいましたね

2200711.png 【シャルウル】 休暇だというのに 私はついつい情報収集を 優先してしまって…

2200711.png 【シャルウル】 マスターと一緒に過ごせる時間を 減らしてしまうところでした

2200711.png 【シャルウル】 結局、マスターには私の情報収集に 付き合わせてしまいましたね

2200711.png 【シャルウル】 ふふ、おかげで あのコテージで過ごした時間が とても素晴らしいものになりました

シャルウルが集めてくれた 情報のおかげだね と、微笑むマスター

2200711.png 【シャルウル】 私の情報は些細なものです マスターと過ごせたことが 何よりも大切だったのですよ

線香花火の火花が丸みを帯び 静かで淡い光に変わる

2200711.png 【シャルウル】 ふふ、一緒に博物館に行って たくさん勉強もしましたね マスター

2200711.png 【シャルウル】 これまではただマスターへ 情報を提供するだけでしたが…

2200711.png 【シャルウル】 ああいう風に 一緒に学ぶことも できるのだなと、

2200711.png 【シャルウル】 …マスターから そう教わったのです

2200711.png 【シャルウル】 ふふ、情報収集を得意とする私が 教えられる側になるなんて…

2200711.png 【シャルウル】 マスターと一緒にいると 私の知らない多くのことが どんどん見えてきます…

2200711.png 【シャルウル】 だから、マスターと過ごす時間は こんなにも楽しい…

線香花火の火花が消え、 火球だけが残る

マスターは意を決して シャルウルを見つめた

2200711.png 【シャルウル】 ねぇ、マスター?

シャルウル…

選択肢:

シャルウル…

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2200711.png 【シャルウル】 …っ!

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2200711.png 【シャルウル】 …ふふっ、それは予想外です! 本当にマスターは いつも私の予想を超えてきます!

2200711.png 【シャルウル】 わかりました マスターが私を望んでくれるなら… どこまでもご一緒いたしますとも

2200711.png 【シャルウル】 …なんでしょう、この感情は 嬉しいのに、ふふ… 涙が溢れそうになる…

シャルウルは 泣きそうな表情で微笑んで、 マスターの手をそっと握る

2200711.png 【シャルウル】 …マスター 誓いを立てさせてください

2200711.png 【シャルウル】 これから先、 どんな困難なときでも 幸せなときでも

2200711.png 【シャルウル】 マスターと共にいます… あなたを支え続けます

2200711.png 【シャルウル】 マスターへの想いを胸に これからもずっと…

2200711.png 【シャルウル】 命ある限り マスターに真心を 尽くすことを誓います

それを聞いたマスターは頷き、 僕も誓うよ と宣言する

同時に、線香花火の 火球が地面へと落ちる

2200711.png 【シャルウル】 …え?

地面に落ちた火球から 光りが広がり、

マスターと シャルウルを包んだ

2200711.png 【シャルウル】 …わかります あなたの想いが 私の胸に届きました

2200711.png 【シャルウル】 …マスターのバイブスと 私のキラーズが深く 繋がっていくのを感じます…

2200711.png 【シャルウル】 こうして強く結びついても マスターについて知らないことが まだたくさんあります

2200711.png 【シャルウル】 これからはマスターの情報は 私が一番知っているように なりたいです

2200711.png 【シャルウル】 もちろん、私のことも全て マスターに知って欲しい

2200711.png 【シャルウル】 お互いのことをお互いが 一番知っている そういう関係になりたいです…

こうしてマスターと シャルウルの誓約は 結ばれたのだった

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