7771071 天上編サイド セブンスクエスト セブンスクエスト～未熟な姫達の冒険～ セブンスクエスト～未熟な姫達の冒険～ 7 - 「セブンスキラーズ」 第七話「セブンスキラーズ」 第七話 戦闘前
マスターの傷が癒えるのを待ち、 セブンスキラーズの７人は 改めてマスターの前に集った
…そうして、 シユウを除く６人が 一斉に頭を下げる
【シユウ】
おお？
…じゃあシユウもあやまる！
…ごめんなさい！
【グリモワール】
キミには助けられちゃったけど…
勝手な行動とってたことには
変わらないんだからね！
まあまあ、とマスターはなだめると 改めて、セブンスキラーズの 皆に尋ねた
これから、どうしたいかを――
【アスカロン】
改めて考えてみると、
私達、ティルフィングさん達の戦いを
本当の意味で見れていませんでした…
【アスカロン】
ただ「かっこいい」だとか、
「強くてすごい」だとか、
そんなことばかり…
【フォルカス】
そうね…ファーストキラーズの
メンバーが、どれだけ互いに
協力していたか…
【フォルカス】
声をかけたりしなくても、
次に仲間がどういう手をとるか、
しっかりとわかってた
【ヴァナルガンド】
だから、もし誰かがケガをしても
すぐに治せますし…
ほとんどそれもありませんでしたけど
【ヴァナルガンド】
誰が一番危ないかを、
みんながわかっていて、すぐに
フォローできるようにしていたんです
【シユウ】
あと、みんなうごいてた！
すごいな、あんなにはしりまわって！
シユウはまけないけどな！
【シユウ】
みんなではしりまわるのって
たのしそうだから、
シユウもやってみたいぞ！
【アフロディーテ】
射手ならば動く必要が少ないとも
思ってしまいがちですけれど…
そうではないのですね
【アフロディーテ】
相手に嫌がられる位置を取ることで
味方が待ち受けるところへと
敵を追いたてることもできます
【グリモワール】
…そうするためには、ワタシ達だって
しっかりと体力をつけないと
いけないんでしょ？わかってる…！
【グリモワール】
それでワタシの魔法がより
引き立つっていうなら、
なんだってやってやるんだから…！
【ムラマサ】
そういったことができるようになって
ようやく、姉上の…マサムネ殿の隣に
並び立つことができるのですね
【ムラマサ】
ファーストキラーズに
続くということは、
つまり、そういうこと…！
選択肢:
- うん、そのとおりだね → select_label_01へ
- 期待しているよ → select_label_02へ
- 無理するなよ → select_label_03へ
ファーストキラーズに 続くということは、 つまり、そういうこと…！
select_label_01:
【アスカロン】
はい！マスター！
ありがとうございます！！
select_label_02:
【フォルカス】
その期待に応えられるように…
あなたの力となれるように
頑張ってみせます…！
select_label_03:
【グリモワール】
無理なんかじゃない
…ただ、ちょっと頑張るだけ！
select_label_end:
【アスカロン】
なにより、私達、
キラープリンセスの力は
マスターがいてこそ、だったんですね
【アスカロン】
ファーストキラーズのみなさんも、
その中心に立って
力を引き出していたのは
【アスカロン】
ティルフィングさんじゃなくて、
マスターだったんだって
やっとわかったんです！
【アスカロン】
だから、マスター…
お願いします、私達をあの異族に
勝たせてください！！
セブンスキラーズの答えを受け、 マスターは改めて、 彼女達に指令を下した
指差す先には――彼女達全員と 因縁を持つ、あの異族の姿があった
【アスカロン】
…これが、
私達セブンスキラーズの
本当の一歩目です…！
【アスカロン】
マスター、私達がしっかりと
自分達の力で歩いていけるってところ
見ていてください！！
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