780100331 限定クエスト タガタメコラボ 運命の果てに結ばれる絆 ストーリークエスト 運命の果てに結ばれる絆 ストーリークエスト 3 - EP2 運命の果てに結ばれる絆 運命の果てに結ばれる絆 2話 戦闘前
【ラキナ】 運命に従い、使命を全うする… キル姫だから、そうある者だから ティルフィングは…そうなんだね
【ティルフィング】 ラキナ…?
【ラキナ】 わたしは、その想いを とても素晴らしいモノだと思う
【ラキナ】 与えられた使命、わたしだけの使命 それは…わたしにしかできないこと
【ラキナ】 だから…運命だと思ったの
ラキナは語る…
聖石“ルシファー”と呼ばれる 強大な力を抑え込むという 使命を課せられた日のことを
【ラキナ】 ――わたしは、 たったひとりの騎士団 第七騎士団団長…ラキナ
【ラキナ】 わたしはわたしの 使命と運命を誇らしいって思うし ありのまま受け入れてる…
【ラキナ】 だから、ティルフィング達 キル姫の運命も理解できちゃう …なんてね
【ラキナ】 ごめんね、いっぱい話しちゃった
【ティルフィング】 ラキナ…っ!
勢いよく ラキナの手を取るティルフィング
【ティルフィング】 キル姫じゃない誰かに そんなこと言ってもらえたのは 私、はじめてで…
【ティルフィング】 私、ラキナに出会えてよかった!
【ラキナ】 ふふっ、わたしもよかったよ …自分の使命を思い出した
【ティルフィング】 ラキナの使命… 孤独な戦いの、運命…
【ラキナ】 ふふっ、違う世界でも こうして通じ合える誰かに 出会えるなんて…運命だね
【ティルフィング】 はい…っ!
少女がふたり、手を取り笑い合う それはとても素敵な光景だった
だが、そのふたりが背負う 運命と使命の大きさは…
【デュリン】 ねぇねぇ、マスター
盛り上がるふたりを見つつ デュリンがマスターに 小声で話しかけてくる
【デュリン】 ティルフィングがあんな風に 喜んでるのは珍しいし アタシも嬉しいんだけどさ…
【デュリン】 運命、使命… それってどっちも自分を 押し殺す言い訳、にもなるよね
デュリンは 自己犠牲を美徳とする感覚を 危ういと懸念しているのだろう
マスターもそれに同意し、 注意して見守るしかないよ とデュリンに返す
【デュリン】 まぁ…そうよねぇ
【ラキナ】 ふたりとも、どうしたの?
なんでもないよ、とマスター
【デュリン】 それより、そろそろ例の街が 見えてくる頃じゃない?
【ティルフィング】 そうだね…あれ? 向こうから煙が… あっ、あの方角って!
街のほうだ! とマスターは焦る
【デュリン】 異族、街まで侵入してるのかも!
【ラキナ】 急ごう…っ!
【デュリン】 やっぱり街まで… ふたりとも、頼んだわよ!
けど、ティルフィングは まだ本調子じゃないから気を付けて とマスター
【ティルフィング】 はいっ!
【ラキナ】 それじゃあ…いくよっ!
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