903040003 地上編 3章 人間の本質は強欲 第4話 自然の摂理 終了後
【ゼロ】
お前ら、全員無事か！？
【ティルフィング】
ゼロ！
ヴァリン、アルンもっ…
無事で良かった
【ヴァリン】
心配してたのはこっちの方よ！
みんないるわねっ
早く城から出ましょう！
レジスタンスの助けもあり、 マモンの城から脱出した ゼロ一行は町へと戻ってきた
アルンはそこで皆に、 マモンから提案された 取引について語った
【ティルフィング】
地下通路ですか…？
そこを通れば魔壁の下を潜り抜けて
大樹ユグドラシルまで辿り着ける…
【ヴァリン】
随分と都合の良い話よね
【ヴァリン】
ただ、悪魔が現れる以前、
この辺りには地下鉄が無数に
走っていたって記録が残ってるの
【ヴァリン】
相当、複雑に入り組んでいた
そうだから、ユグドラシルまで
繋がっていても不思議じゃないわ
【ゼロ】
悪魔の言うことなんか信用できるか！
どうせデタラメに決まってる
【アルン】
マモンが持ちかけてきた
取引のことが気になるんです
【アルン】
あのときマモンはボク達に
ルシファーを殺させようと
企んでいました
【アルン】
その企みは嘘じゃない
そんな気がします
【アルン】
だとすると、
地下通路も実在するのかも…
【ゼロ】
…だったら、マモンを倒した後で
地下通路とやらを
探せば良いじゃねえか
【ゼロ】
あれば儲けもんくらいのことだろ？
【アルン】
そうですね…
【パラシュ♂】 あれ～っ？ まぁだ難しい話してたのかい？
【パラシュ♂】 ヴァリンちゃんはもっと笑った方が 可愛いと思うなぁ
【パラシュ♂】 ティルちゃ～ん 寂しいジジイのために お酌してくれない？
【ティルフィング】
えっ…？
いえ、あの、私は…
【パラシュ♀】 やめるんだ！
【パラシュ♀】 …団長、規律が乱れます ボク達はあくまで理想のために 集まった仲間なんだよ
【パラシュ♂】 パラシュちゃんは厳しいなぁ… アルンちゃ～ん、男同士、向こうで 飲もうよ。ささ、こっちこっち
【アルン】
ええっ？
あ、あのっ…
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