904090001 地上編 4章 灼熱の世界で色欲が嗤う 第9話 暴食襲来
【アスモデウス】 嘘よ…嘘…この私がっ… こんな無様な姿…ガハアッ…
【ゼロ】 致命傷だな 体の色を変えたところで 意味はないぜ
【ゼロ】 お前はティルフィングと フライクーゲルの両方が狙ってる どう足掻こうと、これで終わりだ!
【アスモデウス】 こんな…こんなの…全然、 気持ち良く…ない…
【フライクーゲル】 さよなら、変態悪魔 最後までキモかったよ
【アルン】 !? フライクーゲル、危ない!
【ヴァリン】 ちょっと!アスモデウスが …というか、アスモデウスのいた 空間が丸ごと削り取られたわよっ?
【ヴァリン】 なにがどうなってるの!?
【ゼロ】 おい! 炎の向こうになにかいるぞっ…
【???】 ふわぁぁぁ… アスモの炎って美味しくない…
【ティルフィング】 凄まじい魔力を感じますっ…! これは…魔王級?
【???】 んー?お兄ちゃんお姉ちゃん達は ベルに興味があるの?
【???】 ベルはベルゼブブっていうんだけど… 長いからベルでいいよ…
【ヴァリン】 ベルゼブブ!? それって七魔王の一角じゃない… こんな子どもが?
【アルン】 “暴食”のベルゼブブ… 本物なんでしょうか…?
【ベルゼブブ】 ベルは本物だよ… ほら、 お口の中にアスモがいるでしょ…
【ベルゼブブ】 あの鬱陶しい サタンの行方が分からないし、 まだアスモは死なせたくないんだ…
【ベルゼブブ】 だからベルが お口の中に匿ったの… すごいでしょ
【ルシファー】 ああ、大したものだ
【ルシファー】 貴様の“暴食”は 我も危険視せざるを得ん よって死ね
【ベルゼブブ】 ルッシか…ルッシは面倒臭いから つき合ってられない… ベルはお家に帰るね
【ルシファー】 この我が逃がすと思うか?
【ゼロ】 それはこっちの台詞だ、 ルシファー!
【ルシファー】 また木偶どもか…今は 貴様らの相手などしている暇はない 我の手下どもと遊んでおれ
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