904100003 地上編 4章 灼熱の世界で色欲が嗤う 第10話 崩壊、そして… 終了後
【マモン】 グギャアアッ… ガアアアアアアアア! …オレ、サマガ…スベテノ…
【ルシファー】 フン 最後まで役立たずであったか もういい、消えろ!
【ゼロ】 野郎、マモンの死体を 消し飛ばしやがった
【アルン】 あぐっ…
【ティルフィング】 どうしました、アルン? 大丈夫ですか?
【アルン】 …なんでもありません ちょっと胸に痛みが走っただけです
【ゼロ】 マスターに 負担をかけてるのは分かってる だが、もう少し堪えてくれ
【ゼロ】 あと一匹、 始末しないといけねえ 悪魔がいるんだ
【アルン】 大丈夫です ボクのことは気にせず、 思い切り戦って下さい!
【ティルフィング】 手強い相手ですけれど、 力を合わせて倒しましょう!
【フライクーゲル】 さっきはトドメ差せなかったからね 今度こそボクが100点取るよ!
【ルシファー】 ほほう 浅薄にも我に刃を向けるか、 木偶ども
【ルシファー】 面白そうだから、もうしばらく 様子を見てやろうと思っていたが… ここで殺してみるのも面白そうだ
【ルシファー】 良かろう 疾く死ね!
【ゼロ】 行くぞおおおおっ!!
【アルン】 えっ…?なんですか、 この音…なにかが 押し迫ってくるような…
【ルシファー】 ぬう?そうか… アスモデウスの炎のせいで 第二魔壁の強度が下がっていたか
【ルシファー】 しかし、ここで割り込んでくるとは、 なにを考えているレヴィアタン!?
【ティルフィング】 レヴィアタン? …まさかっ 皆さん、 急いで高いところに避難を!
【ルシファー】 もう遅いわ、木偶ども! 奴の力に押し流されて 消えるがいい!!
【ゼロ】 なんだとっ?… 大量の水が押し寄せてくる!?
【ティルフィング】 第二魔壁がっ… 氷の壁が崩壊したんです! あの水流は恐らくレヴィアタンの――
【アルン】 ティルフィングさん! うわっ…うわああああああああっ…
【アルン】 カハッ…ものすごい奔流に… なにもかも押し流されていくっ…
【アルン】 そんな… 灼熱の世界が あっという間に…水没…
【アルン】 …あれは…誰?
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