905030003 地上編 5章 嫉み渦巻く 第3話 祈りを捧げる人々 終了後
【？？？】 お兄ちゃん、お帰りなさい！
【マサムネ♂】 ただいま…チトセ 急で悪いんだけど、今夜、 お客さんを泊めることになったんだ
【チトセ】 えっ…誰…？
【ティルフィング】
こんばんは。私はティルフィング
少しの間、よろしくおねがいします
【アルン】
アルンです
…マサムネは妹さんと
二人暮らしなんですか？
【マサムネ♂】 妹…。ああ、そうだ チトセ、部屋に行ってな 後のことは俺がやるから
【チトセ】 うん…
【マサムネ♂】 キリュウさんの命令だから、 あんた達を家に泊めるが、 妙な真似はするなよ
【マサムネ♂】 特に、 妹には余計なことを言うな
【アルン】
マサムネはどうして
キリュウさんに従っているんですか？
彼は魔獣を従えているようですけど…
【マサムネ♂】 どうして？…そんなの、 命の恩人だからに 決まってるだろうが！
【マサムネ♂】 俺もチトセも、 あの人に助けられた！
【マサムネ♂】 魔壁が出来たとき、 あんた達ラグナロクは なにもしてくれなかったじゃないか！
【マサムネ♂】 俺はキラーメイルの手術だって 受けていたってのに！
【アルン】
それは…すみません…
【ティルフィング】
アルンに当たらないで下さい
あのとき、ラグナロク本部も
大変な状況だったんです
【ティルフィング】
支部との連絡も取れなくなって
【マサムネ♂】 …あんた達を責めても仕方ない ってことは分かってる
【マサムネ♂】 だから、あんた達も 俺達のことは放っておいてくれ 今更、口出しされるのはご免だ
【アルン】
マサムネ…
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