906100003 地上編 6章 妬みの海 第10話 未来への道 終了後
【アルン】 準備整いました! いつでもいけます!
【ゼロ】 なんだ? 改良前のセフィロト・システム なんか用意してなにをするつもりだ?
【アルン】 ゼロ、ティルフィングにも 天上世界に上がって もらうことにしました
【アルン】 天上世界では デュリンが導いてくれるはずですから
【ゼロ】 リベリオンもな
【ゼロ】 そうか…だったらいっそのこと、 上げられるだけ上げちまえ! あと何人くらい、いけそうなんだ?
【ティルフィング】 そうですね。私を含めて… 4人が限度だと思います
【ゼロ】 4人か…誰に上がってもらう?
【マサムネ】 その任、拙者に命じてもらえぬか?
【アルテミス】 私も行くわ 仕切るのがデュリン一人だけだと 大変でしょうから
【フライクーゲル】 ハ~イ♪わたしもイクイク~! 天上世界でも みんなをヘァピィにしちゃうよ~っ!
【アルン】 あっという間に揃いましたね…
【ゼロ】 最後の一人には不安も残るんだが…
【ゼロ】 まあ、いい 選り好みしてる場合じゃねえからな!
【ゼロ】 ティルフィング、 そっちも構わねえか?
【ティルフィング】 はい 皆さん、よろしくお願いしますね
【ティルフィング】 …アルン、ちょっと良いですか?
【アルン】 なんでしょう? 早くしないと特異点のマナが…
【ティルフィング】 すぐ済みます
【アルン】 ティルフィング!? どうして髪を切ったんですかっ?
【ティルフィング】 これを持っていて下さい
【ティルフィング】 もし、 改良版セフィロト・システムを 修理できたら…
【ティルフィング】 天上世界への 座標を固定するのに使えると思います それと、お守り代わりに
【アルン】 あ、ありがとうございますっ
【ゼロ】 …なにを照れてんだ? ティルフィング、 天上世界の方は頼むぞ
【ティルフィング】 はい アマネちゃんのことも 任せて下さい!
【ゼロ】 アマネ? 誰だ、そいつ?
【ティルフィング】 えっ…? ゼロ、あなた…
【マサムネ】 急げ! もう時間がない!
【ゼロ】 じゃあな!
【ゼロ】 帰ってくるのが遅かったら、 先に悪魔を 全滅させてるかもしれねえぞ!
【ティルフィング】 ゼロ… アルン、彼を、 どうか守ってあげて下さい
【アルン】 はい、必ず…
ティルフィングを天上世界へと 送り出したゼロ一行は、 最後の魔壁、第一魔壁へと進軍した
ユグドラシル奪還に向けて 最初の難関と思われた 第一魔壁越えだったが
魔壁の前でゼロ達は 思いがけない光景を目にする
【ゼロ】 魔壁に扉が出来てやがる… ベルフェゴールの 第六魔壁と同じなのか?
【アルン】 でも、あのときは ベルフェゴール自身が 扉を開けました
【アルン】 近くに ルシファーがいるんでしょうか?
【ゼロ】 分からん… とにかく近づいてみるしか… おい、アルン!?
【アルン】 えっ?あれ? ボク、いつの間に扉の前に… この扉、なんだか…
【ゼロ】 扉が…開いていくっ?
【???】 クフフフフ… さあ、本当のお楽しみの始まりだよ
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