930301 天上編 第9章 降臨せし観測者 第３話 終焉の始まり バトル開始前の会話
【黒奏官】 ふっ…
選択肢:
- 話とは…いったい、なんだ？ → select_label_01へ
- 大天使が興味があると…その話か？ → select_label_01へ
ふっ…
select_label_01:
【黒奏官】 そう急くな …お前は、自身が何者であるか 気付いているのか？
選択肢:
- 俺が、何者なのか…？ → select_label_02へ
- …言ったはずだ。俺には記憶がないと → select_label_02へ
そう急くな …お前は、自身が何者であるか 気付いているのか？
select_label_02:
【黒奏官】 …やはり、まだ自覚していないのか
【黒奏官】 …我らに与するか否か、 ここで判断したいところだったが やはり、そうはいかぬようだ
【黒奏官】 …まったく、思惑が見えん お前はなにを意図して、 ここに存在しているのだ…？
選択肢:
- …どういう意味だ？ → select_label_03へ
- …俺が何者なのか、知っているのか？ → select_label_03へ
…まったく、思惑が見えん お前はなにを意図して、 ここに存在しているのだ…？
select_label_03:
【黒奏官】 …ラファエル様より、 お前の正体を伺った …正直、驚かされたぞ
選択肢:
- 何者なんだ、俺は！？ → select_label_04へ
- 教えろ！俺は何者なんだ…！？ → select_label_04へ
…ラファエル様より、 お前の正体を伺った …正直、驚かされたぞ
select_label_04:
【黒奏官】 …お前のその焦りは、私にもわかる 自身が何者なのかもわからぬ不安は、 言葉では尽くせぬもの…
【黒奏官】 言わば、我々は 似た者同士ということだ
選択肢:
- ！！お前も…自身の素性を…？ → select_label_05へ
- …お前も、記憶を失くしているのか？ → select_label_05へ
言わば、我々は 似た者同士ということだ
select_label_05:
【黒奏官】 …口が過ぎたな ともあれ…その後、お前が下す判断に 影響を及ぼす可能性がある
【黒奏官】 私の口からは、 お前の素性は伝えられん… ラファエル様に、伺うがいい
選択肢:
- 拘束など、されてたまるか！ → select_label_06へ
- むざむざ、連れていかれはしない！ → select_label_06へ
私の口からは、 お前の素性は伝えられん… ラファエル様に、伺うがいい
select_label_06:
【黒奏官】 …剣を向けたところで、 お前になにができる？
【黒奏官】 悪いが、悠長にしている暇はない… 力ずくでも、同行してもらう！
選択肢:
- クッ！やられてたまるかっ！！ → select_label_07へ
- お前達の好きにはさせない！！ → select_label_07へ
悪いが、悠長にしている暇はない… 力ずくでも、同行してもらう！
select_label_07:
【黒奏官】 ！！
選択肢:
- …ハァァァァッ！！ → select_label_08へ
- …ハァァァァッ！！ → select_label_08へ
！！
select_label_08:
【黒奏官】 ！？ しまった！
【黒奏官】 クッ！！
選択肢:
- 伝えておけ…お前達には屈しないと → select_label_09へ
- 俺達は…必ず奇跡を起こしてみせる → select_label_09へ
クッ！！
select_label_09:
【黒奏官】 …先を急ぐか …急いで駆けつけたところで、 意味をなさんと思うがな
選択肢:
- …どういう意味だ？ → select_label_10へ
- ！！…まさか → select_label_10へ
…先を急ぐか …急いで駆けつけたところで、 意味をなさんと思うがな
select_label_10:
【黒奏官】 …クク この私が、なにも手立てを 講じていないと思うか？
選択肢:
- クソッ！ → select_label_11へ
- ティルフィング！ → select_label_11へ
…クク この私が、なにも手立てを 講じていないと思うか？
select_label_11:
【黒奏官】 チッ 私としたことが…
【黒奏官】 だが…やはり、 ヤツが自身を知る時が 近付いているようだ
エルフレストの泉のほとり
【デュリン】
泉のほとり…
確か、この辺りのはずなんだけど…
【ティルフィング】
ハァ…ハァ…
…グッ！
【デュリン】
！
ティルフィング
無理はしないで！
【ティルフィング】
だ、大丈夫…
もうすぐ、お母さんに
会えるんだもの…
【トト】
！
…あれだ
【デュリン】
えっ？
【トト】
あそこっ！
像が立ってる！
きっと、あれだよティルフィング！！
【ティルフィング】
！！
エルフレストの森深く
【？？？】 …なかなかのスピードだ やはり、そこらのキル姫とは 毛色が違うようだな
【グリード】
！
【ティバルト】 悪いが、しばし時間をもらうぞ お前達の話を聞きに来た
【グリード】
…話を？
【ティバルト】 そうだ。俺の剣は、この大陸の正義 一方の言い分を聞いただけで、 判断するわけにはいかない
【グリード】
…神々に与するか否かを
判断しようというの？
それなら、もう遅いわ
【ティバルト】 遅い…？
【ティバルト】 ！！ カミノツカイ！
【グリード】
あの者達を庇い立てた段階で、
アナタが選民として選ばれる権利は
消失しているの
【ティバルト】 …問答無用というわけか まぁ、悩まずに済んでいい
【グリード】
…剣を向ける気？
英雄と担ぎ上げられたゆえの
驕りかしら…
【ティバルト】 悪いな… どれだけの数を率いてこようと、 俺の正義は揺らぎはしない
【グリード】
フン、ただの人間の分際で！！
【グリード】
！？
私の攻撃を、いなした…！？
【ティバルト】 さぁ、始めようか… ただの人間の力を 思い知らせてやる！
その頃…王都広場
【ディーン】
だ、大天使…
ミカエルだと…！？
【レン】 まさかっ！？ なんなのよ、これっ！？
【フレンネル】 皆の者、落ち着くのだ！
【フレンネル】 …大天使よ、我らの前に 姿を現したということは、 なにか伝えるべきことがあるのか？
【ミカエル】
『…この状況で冷静さを保つとは…
アナタのような者を、
王位に就かせるべきでしたね』
【ノーブル】 ！ やはり、王政府の裏には 神々が！
【フレンネル】 光栄だが、 王位には“ルトゥーカ8世”が 就いている
【フレンネル】 私の出る幕はないよ
【ミカエル】
『就いていた…
というべきでしょうか
あの者は、既に世を去っています』
【フレンネル】 ！？ まさか…国王を亡き者に！？ なぜだ…
【フレンネル】 彼は、お前達の子飼いだったはず！ いったい、なにを 始めるつもりなのだ！？
【ミカエル】
『フフ…ようやく、
感情が見えてきましたね』
【ミカエル】
『…これより、この世界の
初期化を開始します』
【ミカエル】
『なにも知らずに消え去るのは
不憫と思い、伝えに来たのです』
【フレンネル】 初期化だと…！？
【ディーン】
！？
な、なんだ…！？
【エドガー】 ！！ 見ろ、あれを！ 大聖堂の方向だ！！
【フレンネル】 ！ まさか…！？
【ミカエル】
『どうやら、ガブリエルが
始めたようですね
さぁ…こちらも始めましょうか』
【ディーン】
光の玉…！？
お、おい…
なにをする気だよ…！？
【フレンネル】 逃げるのだ！！ 人々を早く！
【ミカエル】
『どこへ逃げようとも無駄です
この世界に存在するものは、
すべて消え去るのですから…』
【レン】 う…うぁ！！
エルフレストの泉
【デュリン】
これが…女神エイレーネ！
なんて、慈愛に満ちた姿なの…
【トト】
この人が、ティルフィングの！
【ティルフィング】
私の…お母さん！
【デュリン】
…どう？
なにか、感じることはある…？
【ティルフィング】
…ううん
まだ、なにも…
【トト】
う、うわっ…！？
【ティルフィング】
な、なに…！？
【デュリン】
！？
み、見て…
あれ！！
【ティルフィング】
！？
巨大な火柱が！！
【デュリン】
あれは大聖堂の方角！
まさか…大天使達が！？
【ティルフィング】
クッ！
【ティルフィング】
どうして…！？
どうしてなにも反応してくれないの…
お母さん！！
【？？？】 …かつてエイレーネは 神々すら介入することのできぬ 深い闇にその意識を封じたと聞く…
【ティルフィング】
！？
【ティルフィング】
ガッ！！
【トト】
ティルフィング！！
【ラース】
奇跡を求め、ここへ参ったのだろう…
だが…女神エイレーネが
復活することは、万に一つもありえぬ
【ティルフィング】
うぐっ！
…ア、アナタ…どうして！？
【ラース】
神々にとっての最大の懸念…
それは、かつて人類の側に立った
女神エイレーネの復活にある…
【ラース】
万に一つもない可能性だが、
警戒するに越したことはあるまい
【デュリン】
クッ！
【ラース】
…娘と面すれば、変化が生じるか
とも思ったが…その気配もない
…警戒するだけ無駄というものか
【ティルフィング】
な、なにをする気…！？
【ラース】
決まっておろう
もはや、ありもしない脅威に
怯える必要はない…
【ラース】
この石像を破壊するのだ
【デュリン】
なっ！？
【ティルフィング】
グッ！
そ…そんなことはさせない！
【ラース】
…笑止
そのような身体で、
拙者を止められると思うか…？
【ティルフィング】
と、止めるわ！
お、お母さんは…人類の希望は…
私が守ってみせる！！
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