;;【EP3】 # script "lisp" # background "schoolgate_morning" # bgm "bgm003" 0 # body 119 # pos 119 3 # mask 119 off # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # body 100541 # alpha 100541 0 0 # chara 119 # voice 1005 "ritto_0022" # face 119 "surprise" @リットゥ …どうした 私の顔になにかついているのか? # textflame 0 0 @ 翌日校門で会ったリットゥは いつも通りのぴりっとした 雰囲気だった # textflame 0 0 @ むしろ昨日よりもさらに 厳しさを増している気さえする… # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # chara 119 # face 119 "angry" @リットゥ お前に指導するようなことは特にない 後がつかえているんだ さっさと行け! # imageset 0 "black" # imagealpha 0 0 0 # imagelayer 0 1 # textflame 0 0 @ リットゥに追い払われるように 校内に駆け込みながらマスターは 昨日のことを思い出していた ;;――場面転換―― # imagealpha 0 1 0 # imagepos 0 0 30 # imageleftin 0 0.5 # serif 0 # textwindow "close" # serif 1 # textwindow "close" # waitandnext 1 # background "classroom02_afternoon" # imagealpha 0 0 0.5 # imagerightout 0 0.5 # serif 0 # textwindow "nomal" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # chara 119 # face 119 "irregular" @リットゥ ………… # textflame 0 0 @ やはり気になってしまって 様子を見に来てみた マスターの目に映ったのは… # textflame 0 0 @ 机に突っ伏した 明らかに昨日より 調子が悪そうなリットゥ… # textflame 1 1 # voice 1005 "ritto_0001" # textboxarrow 0 2 # chara 119 @リットゥ ん… なんだ、マスターか~… # textflame 0 0 @ リットゥは顔だけ上げて あごは机に乗せたままだ # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # chara 119 @リットゥ 最近どうも体が重い気がするのだ~… 睡眠はしっかり取っているから 気のせいのはずなのだが~… # textflame 0 0 @ そういうリットゥは 制服の上着を脱いでいた # textflame 0 0 @ 普段ならば「破廉恥だ!」と叫ぶ インナーのシャツワンピ姿だ # textflame 1 1 # voice 1005 "ritto_0026" # textboxarrow 0 2 # chara 119 # face 119 "sad" @リットゥ やらなければならないことが なんだか億劫な気がしたりもして~… どうも気力が湧かないよ~な… # textboxarrow 0 2 # chara 119 # face 119 "irregular" @リットゥ だが、朝の風紀指導だけは なんとしてもやらなければ… 大事な友人の手伝いだしな… # textflame 0 0 @ このだらけきった姿は その反動なのだろうか… # select "無理しないでって言ったのに…" "select_label_01" "誰にでもあることだよ?" "select_label_02" "認めたくないかもしれないけど…" "select_label_03" このだらけきった姿は その反動なのだろうか… # label "select_label_01" # labeljump "select_label_end" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # chara 119 @リットゥ しかしこれは仕事だし… # label "select_label_02" # labeljump "select_label_end" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # chara 119 @リットゥ だからと言って怠けていいわけが… # label "select_label_03" # labeljump "select_label_end" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # chara 119 @リットゥ 私が意固地になっているとでも!? # label "select_label_end" # textflame 0 0 @ マスターはリットゥにお願いする 調子が悪いことを認めてほしい、と # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # chara 119 # face 119 "sad" @リットゥ …うっ # textboxarrow 0 2 # chara 119 @リットゥ 私の調子が悪いと言いたいのか…? # textflame 0 0 @ マスターはいい切る むしろそれで調子が悪くないなんて よく言えるな、と # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # chara 119 # voice 1005 "ritto_0015" # face 119 "irregular" @リットゥ ううっ!! # textflame 0 0 @ リットゥは再び 机に突っ伏してしまう # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # chara 119 @リットゥ …本当は 薄々気づいていたんだ # textboxarrow 0 2 # chara 119 # face 119 "sad" @リットゥ でも、風紀委員として… そんなことを認めるわけには いかなかったんだ # face 119 "normal" # textflame 0 0 @ しかし顔を上げたリットゥは どこかほっとしたような表情だった # textflame 1 1 # voice 1005 "ritto_0004" # textboxarrow 0 2 # chara 119 @リットゥ 不思議だな… 不調を素直に認めたら… 逆になんだか楽になった気がする # textboxarrow 0 2 # chara 119 @リットゥ 自分をごまかすうちに 知らず知らず心と体に 負担をかけていたのか… # textboxarrow 0 2 # chara 119 # se "SE_0602" @リットゥ 『トゥルーファイア』 自分に正直になることは こんなにも大切なのだな… # textflame 0 0 @ それはまさしく 彼女が新たなスキルに 目覚めた瞬間だった # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # chara 119 # face 119 "happy" @リットゥ 調子が悪いとわかれば… それを気合で吹き飛ばすことも できるというわけだ!! # textflame 0 0 @ リットゥは勢いをつけて 元気に立ち上がった! # textflame 0 0 @ …が、長い髪が椅子に 引っかかってしまい 束ねていたゴムが弾けた # textflame 0 0 @ はらりと広がるリットゥの髪… 普段は絶対に見ることができない姿に 思わず見惚れてしまうマスター # textflame 1 1 # voice 1005 "ritto_0023" # textboxarrow 0 2 # chara 119 # face 119 "angry" @リットゥ な、なにを見ている! あっちを向いていろ!! # textboxarrow 0 2 # chara 119 # face 119 "normal" @リットゥ 風紀委員の私が 髪を下ろして下校するなど… か、代えのゴムがあったはず…! # textflame 0 0 @ しかしどうやら見当たらなかったのか リットゥは髪だけでなんとか結ぼうと 躍起になっているようだった # textflame 0 0 @ どうせ帰るだけなのだし 自分が内緒にしていれば バレないのにとマスターはつぶやく # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # chara 119 # face 119 "surprise" @リットゥ た、たしかに… # imageset 1 "c100541" # imagealpha 1 0 0 # textboxarrow 0 2 # chara 119 #@リットゥ 風紀委員としては許されないが… それなら… いや、それで私はいいのか…? ;;//一枚絵ボイス # imagealpha 1 1 0 # imagepos 1 0 0 # fadein "white" 3 # textwindow "close" # voice 1005 "ritto_kyara_1028" ;;でも、ちょっとなら…いやいやいや!なんで特別扱いをしようとしているんだ、私は! # textwindow "nomal" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # chara 119 @リットゥ 今は聖ユグドラシルの雰囲気を正す 大事な時期なんだぞ! 私が怠けてどうする!! # textflame 0 0 @ ムキになるリットゥ 言っていることは最もだが… # textflame 0 0 @ その顔は真っ赤だった――