;;【EP4】 # script "lisp" # background "courtyard_evening" # bgm "bgm003" 0 # body 119 # pos 119 3 # mask 119 off # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # body 100541 # alpha 100541 0 0 # body 100511 # alpha 100511 0 0 # chara 119 @リットゥ …これから、帰るのか? # textflame 0 0 @ 教室で帰り支度をするマスター リットゥが立っていた # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # chara 119 # face 119 "happy" @リットゥ 今日は委員会活動が休みなんだ 私もこれから帰るところだ # textflame 0 0 @ そうなんだ、と返すマスター # textflame 1 1 # voice 1005 "ritto_0003" # textboxarrow 0 2 # chara 119 # face 119 "normal" @リットゥ ああ、そうだ # textboxarrow 0 2 # chara 119 # face 119 "irregular" @リットゥ ………… # textflame 0 0 @ 一緒に帰る?と 何気なくマスターは尋ねる # textflame 1 1 # voice 1005 "ritto_0009" # textboxarrow 0 2 # chara 119 # face 119 "shy" @リットゥ ま、待て! これでは私が一緒に帰りたそうに していたみたいじゃないか! # textboxarrow 0 2 # chara 119 # face 119 "angry" @リットゥ 断じてそんなことはないぞ! …かと言って断る理由はない # imageset 0 "black" # imagealpha 0 0 0 # imagelayer 0 1 # textflame 0 0 @ 赤くなったり急に怒ったりと なんだか忙しいリットゥだったが 結局マスターについてくるのだった ;;――場面転換―― # imagealpha 0 1 0 # imagepos 0 0 30 # imageleftin 0 0.5 # serif 0 # textwindow "close" # serif 1 # textwindow "close" # waitandnext 1 # background "schoolroad_evening" # imagealpha 0 0 0.5 # imagerightout 0 0.5 # serif 0 # textwindow "nomal" # textflame 0 0 # face 119 "normal" @ 隣を歩くリットゥは 背筋をすっと伸ばして まさに聖ユグ生の鑑である # textflame 0 0 @ 最近の頑張りを考えると もっと楽にしてもいいのに、と マスターは思うが… # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # chara 119 @リットゥ 下校するまで 聖ユグドラシル生であり 風紀委員、なのだぞ… # textflame 0 0 @ この真面目さがリットゥなのだが… # select "髪をおろしてるの、またみたいな" "select_label_01" "放課後はオシャレしてもいいと思う" "select_label_02" "イメージチェンジ興味ない?" "select_label_03" この真面目さがリットゥなのだが… # label "select_label_01" # labeljump "select_label_end" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # chara 119 # face 119 "surprise" @リットゥ な、なにをいきなり…! # label "select_label_02" # labeljump "select_label_end" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # chara 119 # face 119 "surprise" @リットゥ まだ下校中なんだぞ!? # label "select_label_03" # labeljump "select_label_end" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # chara 119 # face 119 "surprise" @リットゥ どういう意味だ! # label "select_label_end" # voice 1005 "ritto_0023" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # chara 119 # face 119 "shy" @リットゥ い、一体なにを言い出すかと思えば… なんのつもりだ!? # textflame 0 0 @ 何故か顔を真っ赤にして しどろもどろのリットゥだったが… # textflame 0 0 @ マスターが真剣な顔をして 自分の髪を見つめていることに気づく # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # chara 119 @リットゥ もしかして… 私の髪型が窮屈なんじゃないかと 心配しているのか…? # textboxarrow 0 2 # chara 119 @リットゥ ま、まったく心配症だな! 私は入学してからずっとこの髪型だ 今さら窮屈などではない! # voice 1005 "ritto_0008" # textboxarrow 0 2 # chara 119 # face 119 "irregular" @リットゥ は、はは… そうだよな、そういうことだよな… 危うく勘違いするところだった… # textflame 0 0 @ なんだかバツが悪そうなリットゥは マスターの肩をバンバン叩いて笑うが 顔がひきつっている… # textflame 0 0 @ しばらくして落ち着いたのか… スッキリした顔でリットゥは話し出す # textflame 1 1 # voice 1005 "ritto_0031" # textboxarrow 0 2 # chara 119 # face 119 "happy" @リットゥ 心配をかけてしまったな… だが、私はこの生き方を窮屈だと 思ったことはないんだ # textboxarrow 0 2 # chara 119 # face 119 "normal" @リットゥ あるべき姿、こうありたいと望む姿… それを思い描いて日々自分を律する # textboxarrow 0 2 # chara 119 @リットゥ それは決して我慢ではない すべて、成長するための行動なのだ # se "SE_0602" # textboxarrow 0 2 # chara 119 @リットゥ 『ファイアオーダー』 これからも理想を目指して 自分を律していくつもりだ…! # textflame 0 0 @ それはまさしく 彼女が新たなスキルに 目覚めた瞬間だった # textboxarrow 0 2 # chara 119 # textflame 1 1 @リットゥ …と、ここまで言ったことは 大事なことだから しっかり覚えておいてほしい # textboxarrow 0 2 # chara 119 @リットゥ だが… # textflame 0 0 @ マスターの目の前で リットゥの髪が さらりと広がった # textflame 1 1 # voice 1005 "ritto_0005" # textboxarrow 0 2 # chara 119 # face 119 "shy" @リットゥ マスターが見たいというのなら… あくまでそう望むなら… 断る理由もないからな… # textboxarrow 0 2 # chara 119 @リットゥ 心配させてしまった お礼も…しなければいけないし… # textflame 0 0 @ そう言いながら、恥ずかしいのか リットゥはうつむいてしまう # textflame 0 0 @ マスターはというと… # textflame 0 0 @ 髪を下ろしたリットゥに見惚れて 吸い寄せられるように 近づいている自分に気づいていない… # imageset 1 "c100541" # imagealpha 1 0 0 # imagelayer 1 2 # voice 1005 "ritto_0022" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # chara 119 # face 119 "normal" @リットゥ …ん? # voice 1005 "ritto_kyara_0025" # imagealpha 1 1 0 # imagepos 1 0 0 # fadein "white" 3 # textwindow "close" ;;うわぁ! いつの間にこんな近くに… # textwindow "nomal" # textflame 0 0 @ 思わず飛び退くリットゥに 慌てて謝るマスター… # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # chara 119 @リットゥ な、な…なにを考えている!? 不用意に女子と距離を詰めるなど…! # textboxarrow 0 2 # chara 119 @リットゥ 破廉恥だ! 校則違反だ! 不純異性交遊だー!! # textboxarrow 0 2 # chara 119 @リットゥ い、今のはなしだ! 即刻忘れろ!! # textflame 0 0 @ そう言ってリットゥは すぐさま髪を結び始める # textflame 0 0 @ ぶつぶつと文句を言われながらも マスターは微笑んでいた # textflame 0 0 @ 次はきっと頼んでも見せてくれない だからさっきの姿を しっかり目に焼き付けておこう――