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# textflame 1 1
@アロンダイト
百九十九万九千八百九十六ッ！
百九十九万九千八百九十七ッ！
百九十九万九千…八百ッ九十八ッ！！

@アロンダイト
…はぁッ！はぁッ！はぁッ！

@アロンダイト
…また…私の剣の稽古の…
邪魔に現れたのですか…
マスター…はぁ…はぁ…

# voice 1007 "Arondaito_0027"
@アロンダイト
以前にもこんな事ありましたよね…？
二度あることは三度あるとは…
本当ですね…はぁ…はぁ…

@アロンダイト
また、そうやって誘ってくる…
いいですか？私が剣の修練に励むのは
マスターをお守りするためです
# voice 1007 "Arondaito_kyara_1012"

@アロンダイト
マスターにもしものことがあったら…
私は…く、悔やんでも
悔やみきれませんから
# voice 1007 "Arondaito_0031"

# textflame 0 0
@
顔を赤くして、また剣を振り続ける
その熱心さにマスターは
お出掛けの誘いを諦めることにした

@
しばらく経って…

# textflame 1 1
@アロンダイト
百九十九万九千九百九十八ッ！
百九十九万九千九百九十九ッ！
に…ニ百…万ッ！！

@アロンダイト
…はぁッ！はぁッ！はぁッ！
ご…午前の稽古…お、終わり…！

# textflame 0 0
@
やっと休憩タイム
彼女の楽しみは…

# textflame 1 1
# face 100721 "happy"
@アロンダイト
…え？これですか？
サンドイッチです
はい、朝起きて作りました

# voice 1007 "Arondaito_0031"
# face 100721 "sad"
@アロンダイト
すいません…
マスターが来るとは思ってなかった
ので…私の分しか無くて…

# textflame 0 0
@
気にしてなくていいよ
と、優しく答えるマスター

# textflame 1 1
# face 100721 "normal"
@アロンダイト
では、心苦しいですが…
いただきま
# voice 1007 "Arondaito_0022"

# textflame 0 0
@
と、彼女がサンドイッチを
口に入れようとした瞬間だった

@
『バサバサッ！』

# textflame 1 1
# face 100721 "surprise"
@アロンダイト
きゃあっ！
ちょ…ちょっと！

# textflame 0 0
@
まさに一瞬の出来事！


@
上空から飛んで来た鳶が、
彼女のランチを奪って
飛び去ってしまったのだった

# textflame 1 1
# voice 1007 "Arondaito_1025"
# face 100721 "sad"
@アロンダイト
そんな…私の…サンドイッチが…

# textflame 0 0
@
残念だけど、諦めるしかないよ
と、励ますマスター
…が、

# textflame 1 1
@アロンダイト
楽しみにしてたのに～…
悔やんでも…
悔やみきれません…

# textflame 0 0
@
がっくりと膝を付くアロンダイト
そ、そんなに落ち込む…？
と、マスターが驚く