;;----------------------------------------- ;;【PUNK】新章ストーリー12章 ;;第2話 タイトル:神器、昇天 ;;2_3 ;;スクリプト最後の背景:教会内 ;;----------------------------------------- # script "lisp" # background "church_room" # bgmfile "bgm188" "BgmStory007" 0 ;;----------------------------------------- ;;男 # body 2 # pos 2 3 # scale 2 0.8 0 # layer 2 2 # alpha 2 0 0 # mask 2 off ;;----------------------------------------- ;;//背景:教会内 # textwindow "close" # serif 1 # textflame 1 1 @司祭 サルヴァトーレ! サルヴァトーレ・クリシートは どこですか? ;;サルヴァトーレ(立ち絵無し) # textboxarrow 0 0 # textwindow "normal" @サルヴァトーレ はい、司祭様 僕はここです # serif 1 @司祭 おお!サルヴァトーレ おめでとう! 君の敬虔なる信仰が認められましたよ # serif 1 @司祭 この神学校創設以来の天才と謳われる 君を是非、審問官に迎えたいと 枢機卿猊下からの申し出です @サルヴァトーレ 枢機卿猊下から! あ…ありがとうございます! とても…光栄ですっ # serif 1 @司祭 悪魔がはびこるこの世界において 神の教えに反する者を取り締まる 審問官は栄誉ある役職です # serif 1 @司祭 まだ神学校の生徒である君が その職に推されたのですから ご両親も大層喜ぶことでしょう @サルヴァトーレ はい! すぐに知らせます # serif 1 @司祭 審問官の訓練は厳しいですが、 君ならきっと立派な審問官に なれることでしょう # serif 1 @司祭 君の夢である枢機卿猊下への道が また一つ開けましたね @サルヴァトーレ はい!はい! 救済の象徴たる存在になれるよう 今まで以上に熱心に祈りますっ ;;//背景:黒 # serif 1 # textwindow "close" # serif 0 # textwindow "close" # fadeout "black" 1 # waitandnext 1.2 # background "bg_black" # waitandnext 0.1 # fadein "black" 1 # waitandnext 1 # textflame 0 0 # textwindow "normal" @サルヴァトーレ 両親とも敬虔な信徒で、 何の疑いもなく神学校に入学 将来の夢は枢機卿になることだった @サルヴァトーレ あの頃の俺は、それで本当に世界を、 人々を救えるんだと 信じ切っていたんだ… @サルヴァトーレ 信仰の力で悪魔を打ち払い、 世界に恒久的な平和をもたらす そんな理想に燃える少年だったよ ;;//背景:教会 # textwindow "close" # fadeout "black" 1 # waitandnext 1.2 # bgm "bgm005" 0 # background "church_room" # move 2 3 0 # face 2 "sad" # alpha 2 1 0 # mask 2 off # waitandnext 0.1 # fadein "black" 1 # waitandnext 1 # textflame 1 1 # textwindow "normal" @サルヴァトーレ それでお前はパンを盗んだんだな? # textboxarrow 0 2 @若者 もう…何日もまともに 食ってなかったんだ…! だからっ… # textboxarrow 0 0 @サルヴァトーレ 罪を認めたな では、罰を受けろ # face 2 "angry" # textboxarrow 0 2 @若者 教会には食い物がたんまり 蓄えてあるじゃねえか…! 少しくらい盗んだって―― # textboxarrow 0 2 # serif 1 @審問官 黙れ、この罪人が! こっちに来い! # textboxarrow 0 2 @若者 くそったれぇぇぇっ…! てめえらこそ地獄に墜ちやがれぇ!! ;;//若者が連れていかれる # se "SE_0719" # serif 1 # textwindow "close" # serif 0 # textwindow "close" # alpha 2 0 0.5 # waitandnext 0.5 # textboxarrow 0 0 # textwindow "normal" @サルヴァトーレ ………… ;;//暗転挟む # textwindow "close" # fadeout "black" 1 # waitandnext 1.2 # waitandnext 0.1 # fadein "black" 1 # waitandnext 1 # textwindow "normal" @サルヴァトーレ 失礼致します # serif 1 @司教 おお、サルヴァトーレ審問官 盗人は自白したかね? @サルヴァトーレ はい… ですが、彼にも事情が―― # serif 1 @司教 まったく 神聖なる教会の倉庫から盗みを 働くなど許し難いものだな # serif 1 @大商人 まさに神罰が下りますなあ ハッハッハ! # serif 1 @司教 あの倉庫には秘蔵のワインが 何本も収蔵してあるのです # serif 1 @大商人 貧乏人にはその価値、理解できない でしょうなあ ハッハッハ! @サルヴァトーレ …………あのっ # serif 1 @司教 何だ、サルヴァトーレ まだいたのか 早く下がりなさい ;;//背景:黒 # serif 1 # textwindow "close" # serif 0 # textwindow "close" # fadeout "black" 1 # waitandnext 1.2 # bgmfile "bgm170" "BgmPJZero_EV001" 0 # background "bg_black" # waitandnext 0.1 # fadein "black" 1 # waitandnext 1 # textflame 0 0 # textwindow "normal" @サルヴァトーレ 今にして思えば、よくあることだ 教会上層部と金持ちどもの癒着 @サルヴァトーレ 奴らは口では神の教えを説きながら その行動は悪魔のそれだった @サルヴァトーレ 自分達だけが贅沢な暮らしを享受し 魔獣の脅威に怯えて生きる 多くの人々のことなど眼中にない @サルヴァトーレ 理想に燃えていた少年が失望するのに それほどの時間はかからなかったよ @サルヴァトーレ 若くて青臭い正義感だ それを振りかざし、俺は、連中を 片っ端から「断罪」した ;;//血しぶき等の演出 # se "SE_9015" # shake 0 0.5 # fadein "red" 0.5 # waitandnext 0.5 @サルヴァトーレ そして「重罪人」として追われ 人目につかないよう一人、廃墟に 隠れ潜むことになった