;;【EP3】（オチ）
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@
はぐれてしまった友達を探すため、
小さな女の子の手を引き、
街を歩くダモクレスとマスター

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@ダモクレス
う～ん…

# textflame 0 0
@
だが、少女の友達は
なかなか見つからない

# textflame 1 1
# voice 1035 "damocles_0019"
@ダモクレス
…はぁ～

# voice 1035 "damocles_0018"
@ダモクレス
やばい…クレス…
ちょっと、お腹空いてきた～…
もう、ずっと歩いてるも～ん

# textflame 0 0
@
その言葉に不安を覚え、
また泣き始める少女

# textflame 1 1
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# face 103521 "usual"
@ダモクレス
あぁ、ごめん、ごめん！
大丈夫だよ

@ダモクレス
絶対にお友達、見つかるから！

# textflame 0 0
@
そう声を掛けても、
少女は泣き止まない…

# textflame 1 1
# voice 1035 "damocles_0019"
# face 103521 "sad"
@ダモクレス
…………

# voice 1035 "damocles_0001"
@ダモクレス
ねぇ、マスター

@ダモクレス
前は、マスターを助けるためなら
“あるがまま”にも
逆らえるって言ったけど…

@ダモクレス
クレス、今は…

@ダモクレス
この子を助けたい…

@ダモクレス
笑顔にしたい

# voice 1035 "damocles_0004"
# face 103521 "usual"
@ダモクレス
だってハロウィンは、
子ども達が笑顔になる
お祭りでしょ！

# voice 1035 "damocles_0029"
# face 103521 "happy"
@ダモクレス
もう泣かないで！
クレスに任せて！！
ね、お嬢ちゃん

# select "でも、どうするの？" "select_label_01" "夜も更けて真っ暗だよ…？" "select_label_02" "なにかいい方法、あるの…？" "select_label_03"
もう泣かないで！
クレスに任せて！！
ね、お嬢ちゃん

# label "select_label_01"
# labeljump "select_label_end"
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# voice 1035 "damocles_0028"
# face 103521 "usual"
@ダモクレス
探してダメなら…

# label "select_label_02"
# labeljump "select_label_end"
# textflame 1 1
# voice 1035 "damocles_0028"
# face 103521 "usual"
@ダモクレス
探してダメなら…

# label "select_label_03"
# labeljump "select_label_end"
# textflame 1 1
# voice 1035 "damocles_0028"
# face 103521 "usual"
@ダモクレス
探してダメなら…

# label "select_label_end"
# face 103521 "angry"
@ダモクレス
向こうから来させる！！

;;ギザギザ吹き出し
;;吹き出し大きく
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# voice 1035 "damocles_battle_0001"
@ダモクレス
いっけーーーっ！！

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# textwindow "nomal"
@
天に向かって、
剣を掲げる彼女

@
そんなことしたら…
キル姫だってバレちゃうよ！
小声で彼女に告げるマスター！

# textflame 1 1
@ダモクレス
それでもいい！嫌われても…
クレスに愛があれば
問題ないないない！！

# textflame 0 0
@
剣先から放たれた大きな光は、
ハロウィンの夜空で輝くのだった

# se "SE_0602"
# textflame 1 1
# voice 1035 "damocles_battle_0004"
@ダモクレス
新技『零式・夜な夜な吸血鬼』！！

# face 103521 "usual"
@ダモクレス
愛の光よ…
この子を救って！！

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@
その心が彼女に、
新たなるスキルをもたらした

@
少し経つと…

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@ダモクレス
あっ！！
見て！！

# textflame 0 0
@
光を花火と思った子ども達が
ぞろぞろと集まってくる

@
その中には、
少女の友達グループも混ざっており…

# textflame 1 1
# voice 1035 "damocles_0020"
# face 103521 "happy"
@ダモクレス
良かったね！

# textflame 0 0
@
その優しさに触れ、少女は
ダモクレスを嫌ったりはしなかった

@
笑顔で手を振り、みんなと一緒に
街へと帰って行くのだった

# textflame 1 1
@ダモクレス
もう迷子になっちゃダメだよ～！
ばいば～い！

# textflame 0 0
@
…と、次の瞬間

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@
『バターン！』

@
な～～～っ！？
どど、どうしたの！？

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# voice 1035 "damocles_0019"
@ダモクレス
あぁ…お腹空いた…
マスター…
助けて……

# textflame 0 0
@
…と、だらしない声を出している

@
愛があれば問題ないんじゃないの？
悪戯っぽく尋ねるマスター

# textflame 1 1
# voice 1035 "damocles_0018"
@ダモクレス
こればっかりは…
愛をもってしても……
ダメみたい～～～

# textflame 0 0
@
起こして…とばかりに
倒れたまま、
手を差し出してくる彼女

@
やれやれ…
しょうがないから
おんぶしてあげ…

@
いてーーーっ！！

# textflame 1 1
# face 103521 "angry"
@ダモクレス
ウガーーッ！
マスターの血を吸わせろー！

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# face 103521 "happy"
@ダモクレス
なぁ～んてね♪
あはははは！

# voice 1035 "damocles_0001"
@ダモクレス
マスター！クレスのこと、
助けようとしてくれて
ありがとッ！！

# textflame 0 0
@
助けてくれる人を噛むなよ…

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@
そう思いながらも、
彼女が見せた優しさを思い出し、
微笑むマスターだった

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# voice 1035 "damocles_kyara_2006"
;;「…やっぱり問題だよ～！　マスター、なんか食べさせて～～～」