# script "lisp" # bgmfile "bgm263" "BgmLostRagnarok001" 0 # background "pope_room" # body 135 # pos 135 3 # scale 135 0.8 0 # body 3810001 # pos 3810001 1 # alpha 3810001 0 0 # scale 3810001 0.8 0 # body 3820001 # pos 3820001 5 # alpha 3820001 0 0 # scale 3820001 0.8 0 # body 3830001 # pos 3830001 3 # alpha 3830001 0 0 # scale 3830001 0.8 0 # layer 3810001 21 # layer 3830001 22 # layer 3820001 23 # layer 135 4 # mask 135 off # mask 3830001 off # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @オベロン 天上世界では 「キル姫」が蔑称だったことを知り、 @オベロン その印象を払拭するためだった と、言われておる @オベロン 悪魔を「斬る」 美しき「姫」という 意味合いもあったようだ @オベロン 斬ル姫達はそれから長らく 人類の守護者であり、 平和の象徴であり続けた… @オベロン ラグナロク王国も その頃に建国された斬ル姫の一人、 @オベロン ティルフィングが 初代女王となった国である # imageset 0 "yggdrasill" # imagealpha 0 0 0 # imagelayer 0 1 # imagescale 0 1.2 0 # imageset 1 "bg_black" # imagealpha 1 0 0 # imagelayer 1 2 # imagescale 1 5 0 @オベロン 他にも幾つかの国が生まれ、 繁栄していったのだが… # imagepos 0 0 -600 # imagealpha 0 1 1 # textboxarrow 0 0 @オベロン 新たな厄災が人類に降りかかった 世界の中心に立つ大樹ユグドラシル # imagepos 1 0 30 # imagealpha 1 1 1 @オベロン それが突如、跡形もなく消え去り、 世界に大穴が空いてしまったのだ # imagealpha 0 0 0 # alpha 3830001 0.7 0.5 @オベロン 世界は再び苦難のときを迎えた 度重なる天変地異に人類は翻弄され 新たに姿を現した幻獣達に蹂躙される # alpha 3830001 0 0.5 # move 3810001 2 0.5 # move 3820001 4 0.5 # alpha 3810001 0.7 0.5 # alpha 3820001 0.7 0.5 @オベロン 数を減らしていた悪魔達や 天上世界を放棄した天使達も 地上世界の覇権を狙ってきた @オベロン この未曾有の危機に なぜか「斬ル姫」の記録は 残されておらぬ… # imagealpha 1 0 1 # alpha 3810001 0 1 # alpha 3830001 0 1 # alpha 3820001 0 1 # textboxarrow 0 2 @オベロン 彼女達、そして奪還したはずの 伝説の武具に関する記録も 残っておらぬのだ @オベロン そんな中、長き繁栄を享受してきた 人類は生存本能を剥き出しにせざるを 得なかったのであろう… @オベロン 「斬ル姫」抜きで生き残るため、 禁忌の業に手を染めた @オベロン “人外融合”や“人魔移植”、 “天理招来”とも呼ばれたそうだが 全て同じ目的のものである @オベロン 人体に天使や悪魔、 幻獣の力を取り込み、 自身を強化する @オベロン そうして人類は 再び世界の覇権を手に入れ、 地上に君臨した @オベロン ただ、人類の中には “人外融合”を拒む者達もいた @オベロン 力なき純粋な人類は寄り集まり、 過酷な日々を協力して 乗り越えようとする @オベロン それは“進化”した人類にとって 不愉快なものであったようだ @オベロン 力なき者達は人類の亜種、 “イミテーション”と 貶められ、虐げられた @オベロン ラグナロク王国以外では 奴隷として酷使されておる # voice 9970 "oberon_0029" @オベロン 同じ人類であるはずなのに… 悲しいことだ