;;----------------------------------------- ;;【PUNK】新章ストーリー14章 ;;第4話 タイトル:千年王国の孤独 ;;4-5-10 ;;----------------------------------------- # script "lisp" # background "underwild" # bgmfile "bgm263" "BgmLostRagnarok001" 0 ;;----------------------------------------- ;;zero # body 23 # pos 23 3 # scale 23 0.8 0 # layer 23 3 # alpha 23 0 0 # mask 23 off ;;----------------------------------------- ;;8章1-2の一部 # textflame 1 1 # serif 0 # textwindow "close" # serif 1 # textwindow "nomal" @新世界の人々 我々が地上の支配者となって久しい 全ての生命を思いのままとする 技術の確立まであと一歩だ # serif 1 @新世界の人々 機械と生命の融合 完全なる生命の創造 我々に不可能なことなど何もないぞ # serif 1 @新世界の人々 世界の神秘は全て解明され、 我々は神の領域へと近づきつつある 全ての実験が成就するとき # serif 1 @新世界の人々 我々は今度こそ“バベルの塔”を 完成させ、“千年王国”へと 至るのだ!! # serif 1 # textwindow "close" # serif 0 # textwindow "normal" ;;@ティルフィング(立ち絵なし) @ティルフィング 永き平穏の日々は、しかし、 人の心に傲慢の種を植え付けたのかも しれません… @ティルフィング 数限りない実験が為されました あらゆる事柄が研究の俎上に乗り、 分析・解析されていったのです @ティルフィング そして、人工的な神の創造へと 人々は邁進していきました @ティルフィング 神が人を創造したように、 今度は人が神を創造する 「神」と「人」の逆転―― @ティルフィング それがあの頃の人々が目指していた 最終目標…新たな“バベルの塔”です # imageset 0 "black" # imagealpha 0 0 0 # imagelayer 0 1 # waitandnext 0.2 ;;暗転挟む # imagealpha 0 1 0 # imagepos 0 0 30 # imageleftin 0 0.5 # serif 0 # textwindow "close" # serif 1 # textwindow "close" # waitandnext 0.6 ;;背景:深奥 # background "profound" # waitandnext 0.2 # imagealpha 0 0 0.5 # imagerightout 0 0.5 ;;11章2-6の一部 # serif 1 # textwindow "nomal" @??? “バベルの塔”計画によって 当時の人間達は人工の神を 作り上げようとした # serif 1 @??? ところが、 それは私の予想していたものとは 異なっていたんだよ # serif 0 # textwindow "nomal" ;;@フェイルノート(立ち絵なし) @フェイルノート お前の予想と違った? 人工の神とはどんなものだったの? # serif 1 @??? 人間達が作ろうとしていた「神」は… 口にするのもおぞましいものを 増幅する存在だった # serif 1 @??? アレが完成してしまったとき、 人々はより深く強く他者と繋がり、 互いを知ることになる # serif 1 @??? そういう代物だったのだよ あの「神」は # imageset 0 "black" # imagealpha 0 0 0 # imagelayer 0 1 # waitandnext 0.2 ;;暗転挟む # imagealpha 0 1 0 # imagepos 0 0 30 # imageleftin 0 0.5 # serif 0 # textwindow "close" # serif 1 # textwindow "close" # waitandnext 0.6 ;;背景:町 # bgmfile "bgm273" "BgmLostRagnarokEvent" 0 # background "town" # waitandnext 0.2 # imagealpha 0 0 0.5 # imagerightout 0 0.5 # serif 1 # textwindow "nomal" # serif 1 @マキナ 私は人々の思いを繋ぐために 生み出された「神」だったの… # serif 1 @マキナ 争いは些細なすれ違いや勘違いから 生まれることがある # serif 1 @マキナ 他人を平気で攻撃できるのは 相手の痛みを感じられないから # serif 1 @マキナ 他者と繋がり、共感し、共鳴できれば すれ違いや勘違いは起こらない # serif 1 @マキナ 相手の痛みを自分のものとして 感じられれば、無自覚に他者を 傷つけることもない # serif 1 @マキナ 同じように、他者の喜びを 自分のことのように喜べる 幸せを分かち合える # serif 1 @マキナ 私を造り上げようとした人達は、 そんな理想を抱いていたわ # serif 1 @マキナ でも、私は「覚醒」する前に 捕らえられ、地底深く封じられた… 存在意義を否定されたの # alpha 23 1 0.5 # serif 0 # textwindow "nomal" # textboxarrow 0 2 # face 23 "sad" @ゼロ ………… # serif 1 @マキナ もう、この世界に 私の居場所はないのね… 誰も私を必要としていない # serif 0 # textboxarrow 0 2 # face 23 "normal" # voice 11002 "laevateinm_0028" @ゼロ お前には悪いが、この世界は ハッピーエンドの一つだと思うぜ # serif 1 @マキナ 分かってる… この世界にとって、私だけが異質… 異物なんだ… # serif 1 @マキナ 地上に出てくるべきじゃなかった… ずっと封じられたままでいれば 良かったのに… # serif 0 # textboxarrow 0 2 @ゼロ ………… # serif 1 @マキナ ねえ、ゼロ 斬ル姫達は今、どうしているの? # serif 0 # textboxarrow 0 2 # voice 11002 "laevateinm_0032" @ゼロ 概ね、俺と同じだよ 中にはキラーズを取り除いて 人間に戻った奴もいる # serif 0 # textboxarrow 0 2 @ゼロ キラーズ自体、 もう活性化することはないだろうな 戦う必要がない # serif 1 @マキナ そう… それはきっと、幸せなことなのよね # se "SE_0719" # waitandnext 0.5 # serif 0 # textboxarrow 0 2 # voice 11002 "laevateinm_0002" @ゼロ …どこへ行くんだ? # serif 1 @マキナ 私が封じられていた場所… 地底監獄ビフレストに戻るわ そこで、また眠りに就くの… # serif 1 @マキナ もう二度と目覚めない眠りに # serif 0 # textboxarrow 0 2 # face 23 "sad" @ゼロ …付き合わせてくれ 案内くらいはしてやれる # imageset 0 "black" # imagealpha 0 0 0 # imagelayer 0 1 # waitandnext 0.2 ;;暗転挟む # imagealpha 0 1 0 # imagepos 0 0 30 # imageleftin 0 0.5 # serif 0 # textwindow "close" # serif 1 # textwindow "close" # waitandnext 0.6 ;;背景:地底 # background "underground_world" # waitandnext 0.2 # imagealpha 0 0 0.5 # imagerightout 0 0.5 # serif 0 # textwindow "nomal" # textboxarrow 0 2 # face 23 "normal" @ゼロ なあ、マキナ あの頃の人間達はどうしてお前を 作ったんだろうな? # serif 0 # textboxarrow 0 2 @ゼロ どこまでもいっても自分は自分、 他人は他人だ 完全な理解なんてあり得ない # serif 0 # textboxarrow 0 2 @ゼロ 共感も共鳴も、所詮はまやかし 自己満足に過ぎないんじゃないか # serif 1 # textwindow "nomal" @マキナ だからこそ、だと思う… # serif 0 # textboxarrow 0 2 # face 23 "surprise" # voice 11002 "laevateinm_0022" @ゼロ 何だって? # serif 1 @マキナ 本当に理解し合いたかったから… 自己満足で終わらせたくなかったから # serif 1 @マキナ 本当の意味で、 繋がり合いたかったから… 私を生み出したんだと、思いたい # serif 0 # textboxarrow 0 2 # face 23 "normal" # voice 11002 "laevateinm_0028" @ゼロ そうか… それこそ、傲慢だと思うがな でも、まあ、悪くねぇ