;;【EP3】
# script "lisp"
# background "corridor_evening"
# bgm "bgm002" 0
# body 91
# mask 91 off
# pos 91 3
# body 201621
# pos 201621 3
# alpha 201621 0 0
# textflame 0 0
@
突然…
なにやらやわらかいものを
押し付けられた！？

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
# chara 91
# voice 2016 "shita_0001"
@シタ
マスター…
これ、なんだか
わかりますか…？

# textflame 0 0
@
やわらかくて…
とっても温かい…

@
そしてなんだか
もふもふしている！？

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
# chara 91
# face 91 "happy"
# voice 2016 "shita_0004"
@シタ
ふふふ…♪
これが…切り札です！！

# serif 1
# textboxarrow 1 0
@たてがみのある猫
みゃぁ～～～！！！

# serif 1
# textboxarrow 1 0
@ミトゥム
おお！
獅子王じゃねーか！

# serif 1
# textboxarrow 1 0
@ミトゥム
なんだよ～
ご飯食べにこないと思ったら
こんなところにいたのか！

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
# chara 91
# face 91 "angry"
# voice 2016 "shita_battle_0002"
@シタ
今です…マスター！

# fadein "white" 1
# serif 1
# textwindow "close"
# serif 0
# textwindow "nomal"
# textflame 0 0
@
シタは階段影を飛び出し
一気に二階めがけて駆け上がる
マスターもそれに続く！

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
# chara 91
@シタ
はぁ…はぁ…
ひとまずこの踊り場は
完全に死角です…

# face 91 "normal"
@シタ
相手の意識を逸らすことで
本題をうやむやにする…
これは交渉でも使えそうですね♪

# se "SE_0602"
# textflame 0 0
@
それはまさしく彼女が新たな
スキル『ダンスアクシズ』に
目覚めた瞬間だった

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
# face 91 "normal"
# chara 91
@シタ
あと2分…
これは私の勝ちですね！

# select "ミトゥムは妙に勘がいいからなぁ" "select_label_01" "あのまま終わるとは思えない…" "select_label_02" "なにか持ってるからなぁ…あの子…" "select_label_03"
あと2分…
これは私の勝ちですね！

# label "select_label_01"
# labeljump "select_label_end"
# textflame 1 1
# chara 91
@シタ
確かに、動物的にいいですが…

# label "select_label_02"
# labeljump "select_label_end"
# textflame 1 1
# chara 91
@シタ
心配しすぎですよ、きっと

# label "select_label_03"
# labeljump "select_label_end"
# textflame 1 1
# face 91 "sad"
# chara 91
@シタ
うっ、それは否定できないかも…

# label "select_label_end"
# serif 1
# textboxarrow 1 0
@ミトゥム
あ、こらぁ！
獅子王、逃げるなー！！

# textflame 0 0
@
階段を登る音…
まさか！！

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
# face 91 "angry"
# chara 91
@シタ
マスター！
ミトゥムちゃんが猫を追って…
登ってきます！！

# textflame 0 0
@
シタはとっさにしゃがむと
勢いよくマスターを引っ張った

@
しこたま尻餅をついて
声を上げそうになるマスターだが
シタに口を抑えられた…！

# serif 1
# textboxarrow 1 0
@ミトゥム
獅子王ってば！！
こんにゃろ……
こうなったら本気だぞ！！！

# serif 1
# textwindow "close"
# serif 0
# textwindow "nomal"
# textflame 0 0
@
ミトゥムは…
死角に隠れていたマスター達の
目の前を走り抜けていった…

@
息をついたのもつかの間…
マスターは、シタと
ぴったり密着していることに気づく

@
柔らかく温かなシタの手は
マスターの口を抑えたまま…

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
# face 91 "normal"
# chara 91
@シタ
ふぅ……
これで本当に私の勝利です
ミトゥムちゃんを探しに行かないと

# textflame 0 0
@
一人心臓をバクバクさせていた
マスターを尻目に
シタはあっさりと立ち上がる

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
# chara 91
# voice 2016 "shita_0031"
@シタ
巻き込んでしまって
申し訳ありませんでしたマスター
では、また明日♪

# textflame 0 0
@
どうやらドキドキしていたのは
マスターの方だけだったようだ

@
少し残念な気分で
シタの後ろ姿を見送るが…
少し先で、ピタリと立ち止まる

# imageset 0 "c201641"
# imagealpha 0 0 0
# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
# chara 91
# face 91 "shy"
# voice 2016 "shita_0001"
@シタ
マスター？
さっき…私も…
ドキドキしていたと思います？

;;一枚絵ボイス
;;同じ顔でも…わたしとミトゥムちゃんは違うんですよ…
# imagealpha 0 1 0
# imagepos 0 0 0 
# fadein "white" 3
# voice 2016 "shita_kyara_0026"
# textwindow "close"

# textwindow "nomal"
# textflame 0 0
@
シタのとびきりイタズラっぽい
表情に、マスターは再び
鼓動が早くなるのを感じていた…