;;----------------------------------------- ;;黒マサムネ(水着)・キャラクエ シナリオ ;;【EP2・戦闘前】 ;;スクリプト最後の背景:sea_resort_night ;;----------------------------------------- # script "lisp" # background "sea_resort_night" # bgmfile "bgm226_story" "BgmSeaEvent" 0 ;;水着ロンギヌス # body 2100121 # pos 2100121 3 # scale 2100121 0.8 0 # mask 2100121 off # alpha 2100121 0 0 ;;◆背景:夜のプール----------------------- # textflame 0 0 # textboxarrow 0 2 @ 夜─ @ マスターの隊は、 海からプールに移動してきていた # alpha 2100121 1 0.5 # textflame 1 1 @マサムネ ……… # textflame 0 0 @ プールに獲物はいないので、 潜らずにプールサイドに 腰掛けているマサムネ # textflame 0 0 @ そんな彼女に、マスターが声を掛ける @ キミは泳がないの? # textflame 1 1 # voice 10016 "masamune_k_0001" @マサムネ …! ……主君 @マサムネ ……拙者は @マサムネ 主君を守るための刀 # voice 10016 "masamune_k_0003" @マサムネ すべての行動は、 そのためのみに存在するのです # textflame 0 0 @ 確かに昼間海に潜っていたのも、 心肺機能を鍛える意味があるって 言ってたもんね…と、マスター # textflame 1 1 @マサムネ 左様 @マサムネ それに、海中にて銛を振れば、 水中戦になった時の特訓にもなります # textflame 0 0 @ どこまでも鍛錬に余念のないマサムネ # face 2100121 "angry" # textflame 1 1 # voice 10016 "masamune_k_0003" @マサムネ なのに… @マサムネ 遊びにうつつを抜かすとは言語道断! それでキル姫を名乗るとは…! # textflame 0 0 @ 苛立ちを含んだ声で話す彼女 @ さすがは憤怒の業を背負うマサムネ 真面目で、自分に厳しいんだね マスターが彼女に言う # textflame 1 1 @マサムネ 当然です # textflame 0 0 @ でもその怒りは隊の姫じゃなくて… 自分に向けてのものじゃないの? …とマスターが問いただした # textflame 1 1 @マサムネ …! @マサムネ ど、どういう意味です…!? # textflame 0 0 @ マスターに食って掛かる彼女 @ すると、マスターは答える だって、キミは言ってたじゃない @ 『夏は浮かれやすい季節、 何事も我慢が肝心』って # textflame 1 1 # voice 10016 "masamune_k_0022" @マサムネ そ、そうですが… それがなにか? # textflame 0 0 @ つまりキミはなにか… “我慢”してるんだよね? そう指摘するマスター # textflame 1 1 @マサムネ !! # voice 10016 "masamune_k_0023" @マサムネ そ、そのようなことは…! # textflame 0 0 @ よかったら教えてよ、 キミがなにを我慢しているのか # textflame 1 1 @マサムネ そ…それは… @マサムネ い、いえ…なりませぬ 拙者は主君の刀、 いらぬ心配をかけるようでは…! # textflame 0 0 @ 刀を研ぐのも持ち主の役目だよ マスターが彼女に告げる # face 2100121 "shy" # textflame 1 1 @マサムネ ……しゅ…主君 # textflame 0 0 @ マスターの言葉に心揺らされ、 彼女がその想いを語り始めた # face 2100121 "normal" # textflame 1 1 @マサムネ 主君も知っての通り、 拙者のかつての主は かの黒奏官でした @マサムネ その頃の拙者は… いわば“洗脳”に近い形で 主を守っていた… @マサムネ ですが、今は… # face 2100121 "shy" @マサムネ 主君の隊に入り、 “楽しい”という感情が 芽生え始めている…… # voice 10016 "masamune_k_0015" # face 2100121 "normal" @マサムネ 本当は今日も… みなのように 海で遊ぶことが出来たら… @マサムネ どれだけ楽しいかと… # face 2100121 "sad" # textflame 0 0 @ 一瞬、彼女が暗い影を落とす # face 2100121 "angry" # textflame 1 1 @マサムネ い、いや!そのような 浮ついた気持ちでは、 主君をお守りすることは出来ぬ…! # face 2100121 "sad" @マサムネ …ハッ # textflame 0 0 @ 我に返る彼女 # textflame 1 1 # voice 10016 "masamune_k_0024" @マサムネ こ、このように… ずっとモヤモヤしているのです @マサムネ 主君の仰せの通り…拙者の怒りは、 そんな迷いある己に対して だったのかも知れません… # textflame 0 0 @ 本当はみんなのように遊びたい… その気持ちをグッと我慢していた彼女 @ 武士道を重んじながらも、 普通の女の子っぽいところに いじらしさも感じる @ そんな彼女に対し、マスターは言う # face 2100121 "normal" # textflame 1 1 @マサムネ え? 無理のし過ぎは良くない…? で、ですが… # textflame 0 0 @ 「変に気持ちを曲げると、 歪な形になってしまうよ」 …と、マスター # face 2100121 "sad" # textflame 1 1 @マサムネ !! @マサムネ 心が…歪に…… @マサムネ せ、拙者は…… @マサムネ 拙者の本心とは…… # textflame 0 0 @ …と、 彼女が己の心に 向き合おうとした時… # face 2100121 "angry" # textflame 1 1 @マサムネ !! # voice 10016 "masamune_k_0037" @マサムネ 異族! # textflame 0 0 @ プールサイドに多数の異族が現れた # textflame 1 1 @マサムネ 己との対話は一時休止 今は… @マサムネ 奴らを倒すのが先! # textflame 0 0 @ 銛を剣に握り替え、 異族に向かって 駆けていくのだった