;;【EP3】雑煮膳 ３話戦闘前
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@ラグナロク
ねぇ、そろそろお腹すかない？
なにか作ろうか？

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@
あのさ、お正月に
食べたい料理があるんだけど…
と、言いながら本を見せるマスター

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@ラグナロク
お雑煮？
へぇ、おいしそう

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@ラグナロク
食べると力がついて、
一年間は病気もしないんだって

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@
願いを叶えるためにも、
ラグナロクの健康は大切だよ！
と、マスターは力説する

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@ラグナロク
あ、ありがと…
でも、マスターの健康だって
大事なんだからね

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@ラグナロク
ただ、このとおりの材料は
そろわないかも
野菜や魚介はあるけど…

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@
でも、けっこう自由に
作っていいみたいだよ？
と、マスター

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# voice 1036 "ragnarok_0039"
@ラグナロク
地域によって具材や味付けは
大きく変化する…
へぇー、そうなんだ

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@
お雑煮について書かれたページを
パラパラとめくるラグナロク

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# voice 1036 "ragnarok_0040"
@ラグナロク
なるほど…
とにかく、お餅とスープがあれば
お雑煮になりそうだね

# face 103621 "sad"
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@ラグナロク
お餅が一番の難関か…
マスター、どうしようか？

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@
実は、本と同じ店で売ってたのを
買ってあるんだ、とマスター

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@ラグナロク
え？
それ、食べても大丈夫？
あのお店、古道具屋さんだよね？

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@
生のお餅じゃなくて
お餅が作れる米粉だから、
腐ったりはしてないけど…

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@ラグナロク
そっか、ちょっと見せて？
うん、これなら大丈夫そうだね

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@ラグナロク
さぁ、お雑煮作りはじめよっか
スープは材料がそろっているから
ブイヤベースにするね

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@
ラグナロクは慣れた手つきで
野菜や魚介の下ごしらえを
手早くすすめていく

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@
マスターがその手際のよさに
みとれていると、
その視線にラグナロクが気づいた

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# voice 1036 "ragnarok_0002"
@ラグナロク
…どうかした？
いま、じっと見てたでしょ？
嫌いな野菜でも入ってた？

# textflame 0 0
@
いやぁ、すごい包丁さばきだから
感心しちゃってさ、と
マスターがいうと…

# face 103621 "shy"
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# chara 103621
@ラグナロク
…そうだね
夕飯はいつも私が用意していたから

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@ラグナロク
さて、そろそろスープは完成だよ
マスター、
お餅の準備をお願いしていい？

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@
マスターは、米粉をお湯で練り、
さらにこねて形を整え、
網に乗せて火にかける

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@
膨らんだお餅から
熱い蒸気が吹き出し、
ぷーっと聞きなれない音がした

# textflame 0 0
@
お餅の両面をあぶって、
軽く焦げ目をつければ
お雑煮のお餅は準備完了だ

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@ラグナロク
これがお餅なんだ？
ふーん、おいしそう
香ばしくていいにおい…

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@
その時、部屋の外から
異族の出現を知らせる
叫び声が聞こえてきた

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@異族
グギャギャ！

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@ラグナロク
マスター！
異族がこちらに向かってる！

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@
こんな街中で戦えない、
ラグナロク、さっきの凧で
広い場所まで誘導できる！？

;;＜バトル3＞
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# chara 103621
# voice 1036 "ragnarok_0033"
@ラグナロク
やってみる！
さぁ、ついてきなさい！