;;----------------------------------------- ;;【PUNK】インテグラルノア編 ;;第7章 章タイトル:「夢追い人―デザイア―」 ;;第2話 タイトル:縁 ;;7_2_7 ;;スクリプト最後の背景:日本庭園(シノビナ背景「秋の沼地(セピア)」流用) ;;----------------------------------------- # script "lisp" # background "in_cityroad_sepia" # bgmfile "bgm406" "BgmIntegralNoahEvent" 0 ;;----------------------------------------- ;;ムラマサ # body 3102511 # pos 3102511 3 # scale 3102511 0.8 0 # layer 3102511 2 # alpha 3102511 0 0 # mask 3102511 off ;;エンクウ # body 227 # pos 227 3 # scale 227 0.8 0 # layer 227 2 # alpha 227 0 0 # mask 227 off ;;マサムネ・獣刻・ヨルムンガンド # body 3100111 # pos 3100111 3 # scale 3100111 0.8 0 # layer 3100111 2 # alpha 3100111 0 0 # mask 3100111 off ;;----------------------------------------- ;;//背景:インテグラルノア編道路(セピア背景) # move 3100111 3 0 # face 3100111 "angry" # alpha 3100111 1 0 # mask 3100111 off # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @マサムネ 切っ先は拙者が務める 皆は我がヨルムンガンドの背の上を 猛進せよ! # serif 1 @兵士達 ウオオオオオオオオ!! ;;エンクウ(声だけ) # serif 1 # textwindow "close" # serif 0 # textboxarrow 0 0 @エンクウ 当時、我が家は領土を拡大させて おった 他国を次々に攻め取り… # textboxarrow 0 0 @エンクウ 領主たる他の奏官を討ち取って おったのだ # textboxarrow 0 2 @マサムネ 我が刃から滴り続く蛇の毒は、 人々の道標となろう # serif 1 @兵士達 オオオオオオオオオオオオ!! ;;//背景:日本庭園(シノビナ背景「秋の沼地(セピア)」流用) # serif 1 # textwindow "close" # serif 0 # textwindow "close" # fadeout "black" 1 # waitandnext 1.2 # background "autumn_swamp_sepia" # alpha 3100111 0 0 # move 3102511 3 0 # face 3102511 "normal" # alpha 3102511 1 0 # mask 3102511 off # waitandnext 0.2 # fadein "black" 1 # waitandnext 1 # textboxarrow 0 2 # textwindow "normal" @ムラマサ 姉様!主君! お帰りなさいませっ # move 3102511 2 0.5 # mask 3102511 on # move 3100111 4 0 # face 3100111 "normal" # alpha 3100111 1 0.5 # mask 3100111 on # textboxarrow 0 3 @マサムネ ただいま戻った よく留守を守っておったか、 ムラマサ? # face 3102511 "angry" # textboxarrow 0 1 @ムラマサ はい! 私…いえ、拙者きちんと言いつけを 守って見張りに立っておりました # textboxarrow 0 1 @ムラマサ ですが… そろそろ拙者も初陣の誉れを いただきたく… # voice 310011 "masamune_ge_0034" # face 3100111 "angry" # textboxarrow 0 3 @マサムネ いや…そなたにはまだ早い 戦場は決して甘いものではないのだ # voice 310251 "muramasa_ge_0015" # face 3102511 "sad" # textboxarrow 0 1 @ムラマサ ううっ… 姉様はいつもそればかりです # textboxarrow 0 3 @マサムネ 精進しろ、ムラマサ # voice 9931 "enkuu_0030" # textboxarrow 0 0 @エンクウ 戦場は甘くない そう…あの頃の拙僧は、その真の 意味を理解していなかった… ;;//暗転挟む # textwindow "close" # fadeout "black" 1 # waitandnext 1.2 # alpha 3102511 0 0 # alpha 3100111 0 0 # waitandnext 0.2 # fadein "black" 1 # waitandnext 1 # textboxarrow 0 0 # textwindow "normal" @エンクウ おやめ下さい、兄者! この地の奏官は討ち取りました 戦は終わったのです! # textboxarrow 0 0 @エンクウ 捕らえた領主の子供達まで 皆殺しにするなど、 人の所業ではありませぬっ # serif 1 @エンクウの兄 愚か者! 遺恨を残せば、長じて我らを討ちに 戻ってくるぞ # serif 1 @エンクウの兄 今、ここで根絶やしにすることこそ 我が家のため ひいては天下統一のためなのだ! # serif 1 @捕らえられた子供達 ひぐっ… 殺さないで下さいっ… お願いします… # textboxarrow 0 0 @エンクウ この者達に何ができましょう? どうか、刀を収めてくだされっ # serif 1 @エンクウの父 待て 随分と甘えたことを言っておる ようだな # textboxarrow 0 0 @エンクウ 父上っ この者達に何の罪がありましょうか 無益な殺生は―― # serif 1 @エンクウの父 兄の話を聞いていなかったのか? 無益ではない 我らにとって大切なことだ # textboxarrow 0 0 @エンクウ なっ… 父上… # serif 1 @エンクウの父 その甘さ、いずれ命取りとなろう ここで払拭せよ # textboxarrow 0 0 @エンクウ 何を…仰るのですか…? # serif 1 @エンクウの父 お前が斬れ お前がそこの者達を一人残らず 斬り捨てるのだ # textboxarrow 0 0 @エンクウ 俺がっ…!? そのような無慈悲なことは… # serif 1 @エンクウの父 出来ぬと言うのなら、 今ここで儂がお前を斬る # serif 1 @エンクウの兄 その役目、俺が担いましょう 兄として弟の不明を糾さねば なりますまい # textboxarrow 0 0 @エンクウ 父上…! 兄者…! 正気なのですかっ… # serif 1 @エンクウの父 正気も正気 大真面目よ さあ、刀を抜け # serif 1 @エンクウの兄 斬るか 斬られるか 二つに一つだ # textboxarrow 0 0 @エンクウ 俺は… # serif 1 # textwindow "close" # serif 0 # move 3100111 3 0 # face 3100111 "angry" # alpha 3100111 1 0.5 # mask 3100111 off # textboxarrow 0 2 @マサムネ お待ち下さい この者達を斬る役目、 拙者にお任せいただきたく # textboxarrow 0 0 @エンクウ マサムネ…!? お前、何を言っている!? # textboxarrow 0 2 @マサムネ 主君の刀として、 その役目を全うするまで どうか、お命じ下さい # serif 1 @エンクウの父 ふむ よくできたキル姫ではないかっ こやつには勿体ないほどだ # serif 1 @エンクウの兄 よし 不甲斐ない弟に代わって、 マサムネが斬れ # serif 1 # textwindow "close" # serif 0 # voice 310011 "masamune_ge_0001" # textboxarrow 0 2 @マサムネ …主君 ご命令を # textboxarrow 0 0 @エンクウ ………… # textboxarrow 0 2 @マサムネ 主君! # textboxarrow 0 0 @エンクウ 分かった… マサムネ、下がれ # face 3100111 "surprise" # textboxarrow 0 2 @マサムネ 主君、今、何とっ…? # se "SE_8004" # textboxarrow 0 0 @エンクウ 下がれ、マサムネ …俺が斬る # face 3100111 "angry" # textboxarrow 0 2 @マサムネ 主君、それではっ…! # textwindow "close" # alpha 3100111 0 0.5 # serif 1 @子供達 ひぃぃぃぃっ… イヤだよぉ…助けて下さいっ… # serif 1 @エンクウの父 我が家のため、見事、斬ってみせよ # serif 1 # textwindow "close" # serif 0 # textboxarrow 0 0 # textwindow "normal" @エンクウ …………………… # textboxarrow 0 0 @エンクウ エエエエエエエエイ!! ;;//斬撃音 # se "SE_4824" # shake 0 0.5 # fadein "red" 0.5 # waitandnext 0.8 ;;//背景:黒 # textwindow "close" # fadeout "black" 1 # waitandnext 1.2 # background "bg_black" # waitandnext 0.2 # fadein "black" 1 # waitandnext 1 # textwindow "normal" # textboxarrow 0 0 @エンクウ 拙僧は斬った 年端もいかぬ少年少女を… この手で… # textboxarrow 0 0 @エンクウ その夜、拙僧は出家を決意した 耐えられなかったのだ 罪の重さに… # textboxarrow 0 0 @エンクウ 父や兄の言う通り、 拙僧は甘かったのであろう ;;//背景:日本庭園(シノビナ背景「秋の沼地(セピア)」流用) # textwindow "close" # fadeout "black" 1 # waitandnext 1.2 # background "autumn_swamp_sepia" # move 227 2 0 # face 227 "usual" # alpha 227 1 0 # mask 227 on # move 3100111 4 0 # face 3100111 "normal" # alpha 3100111 1 0 # mask 3100111 on # waitandnext 0.2 # fadein "black" 1 # waitandnext 1 ;;エンクウ(ここから立ち絵あり) # textboxarrow 0 1 # textwindow "normal" @エンクウ そういうことだ… マサムネ、そなたもどこへなりと 行くがよい # textboxarrow 0 1 @エンクウ もはや隠遁した坊主につき合う 道理はない # textboxarrow 0 3 @マサムネ …それが主君のご意志ならば # textboxarrow 0 3 @マサムネ 一つだけ、お願い致したき議が ございます # textboxarrow 0 1 @エンクウ 何だ? こんな坊主にできることならば、 何なりと申せ # voice 310011 "masamune_ge_0036" # textboxarrow 0 3 @マサムネ ムラマサは、このまま主君のお側に 仕えさせて下さい # textboxarrow 0 3 @マサムネ あの者はきっと、 拙者よりも良い武士になります故 ;;エンクウ(立ち絵ここまで) # voice 9931 "enkuu_0035" # textboxarrow 0 1 @エンクウ 姉心か… 承知した # alpha 227 0 0.5 # move 3100111 3 0.5 # mask 3100111 off # waitandnext 0.5 # textboxarrow 0 2 @マサムネ では…しばしの暇をいただきます ;;//マサムネが立ち去る # se "SE_0719" # textwindow "close" # alpha 3100111 0 0.5 # waitandnext 0.5 ;;エンクウ(声だけ) # textboxarrow 0 0 # textwindow "normal" @エンクウ 以来、マサムネとは会っておらぬ いずこにて如何にしておるのかも 分からぬ ;;//暗転挟む # textwindow "close" # fadeout "black" 1 # waitandnext 1.2 # waitandnext 0.2 # fadein "black" 1 # waitandnext 1 ;;エンクウ(声だけ) # textboxarrow 0 0 # textwindow "normal" @エンクウ 拙僧は俗世との繋がりを断ち、 父とも兄とも縁を絶った 自らを「縁」の「空虚」な者… ;;エンクウ(声だけ) # textboxarrow 0 0 @エンクウ 縁空と名乗ってただ読経三昧の日々を 送っておったのだ ところが、ある日… # textboxarrow 0 0 @エンクウ 父と兄の訃報が届いた # textboxarrow 0 0 @エンクウ 我が家は勢力拡大の勢いに乗って 中心部に攻め入り そこで手酷く敗北を喫したそうだ # textboxarrow 0 0 @エンクウ 父も兄も退くことを良しとせず、 最後は中心部にいるキル姫の一人… # textboxarrow 0 0 @エンクウ シェキナーの矢によって 倒れたという # textboxarrow 0 0 @エンクウ さすがに拙僧も家のことが気になり、 久々に山を下りて我が家に向かった # textboxarrow 0 0 @エンクウ そこで拙僧が見たのは、 地獄であった # textboxarrow 0 0 @エンクウ 父の権勢によってまとまっていた 者達が、父とその跡目である兄を 失ったことで再び争うようになり… # textboxarrow 0 0 @エンクウ そのせいで人々は悲惨な目に遭って おったのだ # textboxarrow 0 0 @エンクウ 拙僧は、そのとき初めて… 自らの意思で「天下統一」を望む ようになった # textboxarrow 0 0 @エンクウ 無論、父や兄のようなやり方では いずれ同じ轍を踏むであろう # textboxarrow 0 0 @エンクウ 故に探した 拙僧なりの「天下統一」の道を # textboxarrow 0 0 @エンクウ 万巻の書を開き、我が家の由来も 改めて調べ直したのだ # textboxarrow 0 0 @エンクウ そして皮肉な結論に至った # textboxarrow 0 0 @エンクウ 天下統一を成すのなら、 三国の頃の霊装支配のような 画期的な力が必要だと # textboxarrow 0 0 @エンクウ 拙僧一人が和平を説いても 誰も一顧だにせぬ # textboxarrow 0 0 @エンクウ だが、圧倒的な力を有する者の 言葉は、悲しきことだが、 皆、よく聞くのだ # textboxarrow 0 0 @エンクウ 拙僧は新たな力を探し求めた 同じ志を持つ者を探し求めた # textboxarrow 0 0 @エンクウ そうして…そなた達と、 セブンスキラーズの可能性に 辿り着いたのだ