;;----------------------------------------- ;;【PUNK】インテグラルノア編 ;;第9章 章タイトル:「雄弁な守人―プレッジ―」 ;;第1話-2 タイトル:キル姫の治める町 ;;1_2_0 ;;スクリプト最後の背景:研究所(ラグナロク機関) ;;----------------------------------------- # script "lisp" # background "in_ragnarok_institution" # bgmfile "bgm409" "BgmIntegralNoahEvent" 0 ;;----------------------------------------- ;;マスターアルマス # body 196 # pos 196 3 # scale 196 0.8 0 # layer 196 2 # alpha 196 0 0 # mask 196 off ;;ヴァリン # body 18 # pos 18 3 # scale 18 0.8 0 # layer 18 2 # alpha 18 0 0 # mask 18 off ;;----------------------------------------- ;;第1話-2 タイトル:キル姫の治める町 ;;//背景:研究所(ラグナロク機関) # move 18 2 0 # face 18 "normal" # alpha 18 0.8 0 # mask 18 on # textflame 1 1 # textboxarrow 0 1 # move 196 4 0 # face 196 "normal" # alpha 196 1 0 # mask 196 on @ヴァリン 世界の“終焉”を予測してる データは別に保管してあるから 確認しなさい # textboxarrow 0 1 @ヴァリン 今は、あんたが覚えてるって 前提で話を進めるから # voice 9943 "almace_navikan_0016" # face 196 "surprise" # textboxarrow 0 3 @アルマス どういうことよ…? 世界が終わりそうになってるとか… とても信じられない… # face 196 "normal" # textboxarrow 0 3 @アルマス でも…それがティルフィング達の 行動の理由だとしたら… # textboxarrow 0 1 @ヴァリン いい、アルマス ユグドラシルは膨大なマナを 消失し続けているの # textboxarrow 0 1 @ヴァリン 原因は幾つもあるんだけど、 最大の要因と考えられるのは バイブスとキラーズの増加ね # textboxarrow 0 1 @ヴァリン どちらもマナの亜種だから、 元々はユグドラシルに蓄えられ 世界を構築する源だったものよ # textboxarrow 0 1 @ヴァリン ただ、神器がもたらされた折、 それらがキラーズとバイブスとして 分かれて存在するようになったの # textboxarrow 0 1 @ヴァリン そこまでだったら問題はなかった んだけど… # textboxarrow 0 1 @ヴァリン 転機になったのは、天上世界に キル姫が上ったときね # textboxarrow 0 1 @ヴァリン 彼女達は無数のイミテーションに 分かれてしまったわ そして… # textboxarrow 0 1 @ヴァリン たった一人のオリジナルに戻る ことなく、地上に降りてしまった そうなると、どうなると思う? # textboxarrow 0 3 @アルマス どうなるって… キラーズが増えるってことでしょ? # textboxarrow 0 1 @ヴァリン キラーズが増えるのは当然 でも、キラーズとバイブスは一つの マナが分かれたものなの # textboxarrow 0 1 @ヴァリン キラーズだけが急激に増加するなんて 本来、成り立たない だから、ユグドラシルは… # textboxarrow 0 1 @ヴァリン 強制的に、キラーズと釣り合うだけの 量のバイブスを世界に放出させられた # textboxarrow 0 1 @ヴァリン ここで急激にユグドラシル内部の マナが減少してるわ… そして、まずいことに… # textboxarrow 0 1 @ヴァリン 膨大なマナを消費する行為が 頻繁に行われるようになった 何か、分かるわよね? # textboxarrow 0 3 @アルマス 奏官同士の、争い…? # textboxarrow 0 1 @ヴァリン 戦争はエネルギーを大量に浪費する 行為なの…つまりマナを浪費する マナの源はどこ? # textboxarrow 0 1 @ヴァリン ユグドラシルよ 今もそうだけど、今後、戦いは 更に激しさを増すでしょうね… # textboxarrow 0 1 @ヴァリン 私の予測だと、 ユグドラシルの限界点は… # textboxarrow 0 1 @ヴァリン って! そんな不安煽ってばかりいても しょうがないのよ! # textboxarrow 0 1 @ヴァリン とにかく! ユグドラシルにはマナが足りないの だったらマナを補充すればいいわ # textboxarrow 0 3 @アルマス それは…コマンドキラーズが やろうとしてることなんじゃ… # textboxarrow 0 1 @ヴァリン もちろん、奏官やキル姫を皆殺しに すれば良いなんて乱暴なやり方、 私は認めないっ # textboxarrow 0 1 @ヴァリン ティル達を死なせたりしない! そんな理不尽な運命、 私は絶対に認めないのっ… # textboxarrow 0 1 @ヴァリン ゼロ達だって、助けられる方法が 見つかったかもしれないんだからっ # textboxarrow 0 3 @アルマス ヴァリン博士… マナを補充する名案があるって ことねっ # textboxarrow 0 1 @ヴァリン アルマス さっき話したディスラプターと イミテイトシステム # textboxarrow 0 1 @ヴァリン この二つを組み合わせれば、 キル姫達を生かしたまま、 ユグドラシルにマナを補充できる # textboxarrow 0 1 @ヴァリン 構想は完璧! …のはずよ # textboxarrow 0 1 @ヴァリン …ごめんなさい はっきり言うわ 私も実行可能か分からない # textboxarrow 0 1 @ヴァリン 理論上は可能なのっ 実行できるだけの条件が揃うかどうか 不明瞭なだけで… # textboxarrow 0 1 @ヴァリン 正直、私が生きてる間に完成するとは 思えない… だから、あんたに託すわ # textboxarrow 0 1 @ヴァリン 私の代わりに計画を完遂して! # textboxarrow 0 1 @ヴァリン 「インテグラルノア」計画は ラグナロクが「イミテイトシステム」 を使ってみんなと繋がり… # textboxarrow 0 1 @ヴァリン ティルフィングが「ディスラプター」 を使ってみんなを最適化する # textboxarrow 0 1 @ヴァリン その先に、ユグドラシルを、 世界を救う道が拓けるはずなのっ # textboxarrow 0 1 @ヴァリン アルマス、あんたは二人の間を 上手く取り持って二つのシステムを 完全なものにして # textboxarrow 0 1 @ヴァリン 私もハリーを仕込んだりしてるけど 所詮、「ハーフ・リーディング・ システム」なの # textboxarrow 0 1 @ヴァリン 私の力では、半分までしか導けない 残り半分は、あんたの… あんた達の絆にかかってるわ! # textboxarrow 0 1 @ヴァリン どう? 少しは自分のやるべきことを 思い出せたかしら? # textboxarrow 0 1 @ヴァリン 細かいデータなんかは デュリンから貰いなさい ああ、それと… # textboxarrow 0 1 @ヴァリン あんたの個人情報は… 全てが終わるまで閲覧不可よ ごめんなさいね… # face 196 "surprise" # textboxarrow 0 3 @アルマス 私が…ラグナロクとティルフィングの 間を取り持つ役割だったの? # face 196 "angry" # textboxarrow 0 3 @アルマス 私…思い出せないっ 思い出せないのよっ! 教えて、ヴァリン博士…! # voice 9943 "almace_navikan_0023" # textboxarrow 0 3 @アルマス 私はどうして記憶をなくして しまったの…!? どうしてっ…