# script "lisp" # background "sea_jungle_day" # bgmfile "bgm230" "BgmSeaEvent" 0 # body 2201211 # pos 2201211 3 # mask 2201211 off # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # chara 2201211 # eye 2201211 "close" # voice 2012 "srand_0003" @スラーンド …やっぱり、良いわねこの雰囲気 たくさんの人がいて、にぎやかで # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # chara 2201211 # eye 2201211 "normal" # face 2201211 "usual" @スラーンド なによ、マスター? もちろん、わかってるわよ # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # chara 2201211 # face 2201211 "sad" # voice 2012 "srand_0013" @スラーンド 今日の私たちの仕事は この舞台の護衛… 主役じゃないってことくらい # textflame 0 0 @ そう言って、スラーンドは つまらなそうに顔をそむけた。 # textflame 0 0 @ マスターとスラーンドは とある大きな催しの警護として このジャングルの広場に来ていた # textflame 0 0 @ 村ひとつほどの広さの会場は 森に隣接しており、場合によっては 異族が侵入してくる可能性もある # textflame 0 0 @ そういう意味では彼女達を警護に 据えたいと考えるのは 当然の心理だろう # textflame 0 0 @ そして、マスターとスラーンドが 詰めているのは、その西端 # textflame 0 0 @ ジャングルのすぐそばまで食い込んだ 会場の端も端であり つまりは全く目立たない場所だった # textflame 0 0 @ 遠くからは、観客たちの歓声が さざ波のように響いて来る # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # chara 2201211 # face 2201211 "angry" # voice 2012 "srand_0027" @スラーンド もうっ、どうしても私の力が 必要だって頼み込むから この仕事を受けたのに…! # textflame 0 0 @ そう言って、スラーンドは 不機嫌そうに鼻を鳴らす # textflame 0 0 @ 偶然、彼女の戦いを目にした 今回の主催者に、力を貸して欲しいと 請われてここに来たのだが― # textflame 0 0 @ その願いがただの会場警備と知り いくらか落胆しているようだった # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # chara 2201211 # face 2201211 "sad" @スラーンド まあ、いいわ どうせ、こんなことだろうと思った # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # chara 2201211 # voice 2012 "srand_0028" @スラーンド はぁ、タダで催しを見れると思って 引き受けてあげたのに… # textflame 0 0 @ ひとしきり文句を言い終えた彼女は そこでマスターの視線に気づき バツが悪そうに顔をそむける # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # chara 2201211 # face 2201211 "angry" @スラーンド ええ、ええ! わかってるわ 仕事は真面目にやる 当然でしょう? # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # chara 2201211 # face 2201211 "sad" @スラーンド でも、酔客の相手やケンカの仲裁は もう飽きちゃったのよ… # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # chara 2201211 # face 2201211 "usual" # voice 2012 "srand_0027" @スラーンド まあ、トラブルが少ないのは 良い事なんだけれどね # textflame 0 0 @ 不満げな顔をしながらも、 真剣に警備に取り組むスラーンドに マスターは思わず笑みを浮かべた # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # chara 2201211 # face 2201211 "angry" # voice 2012 "srand_0013" @スラーンド なによ、その顔… # select "スラーンドが真面目で助かるよ" "select_label_01" "やっぱり舞台に出たかった?" "select_label_02" "スラーンドとふたりきりだから、つい" "select_label_03" なによ、その顔… # label "select_label_01" # labeljump "select_label_end" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # chara 2201211 @スラーンド そ、そう? まあ、当然だけれど… # label "select_label_02" # labeljump "select_label_end" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # chara 2201211 @スラーンド その方が盛り上がるって話よ! それだけっ # label "select_label_03" # labeljump "select_label_end" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # chara 2201211 @スラーンド も、もうっ、だから仕事中でしょうっ # label "select_label_end" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # chara 2201211 # eye 2201211 "close" @スラーンド さ、もう一度見回りしておきましょう よくないモノが紛れ込んでるかも しれないし― # textflame 0 0 @ 彼女がそう呟くのと同時、会場の方で 悲鳴が上がる # textflame 0 0 @ 酔客か、興奮した不審者か あるいは異族が現れた可能性も 低いがゼロではない # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # chara 2201211 # face 2201211 "angry" # eye 2201211 "normal" # voice 2012 "srand_0003" @スラーンド …! 行くわよ 、マスター!