# script "lisp" # background "sea_jungle_day" # bgmfile "bgm230" "BgmSeaEvent" 0 # body 2300911 # pos 2300911 3 # mask 2300911 off # face 2300911 "sad" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # voice 3009 "seiryu_0027" @青龍偃月刀 私に付いてこなくとも ひとりで遊んでいて良かったのに… # textflame 0 0 @ 近場の岩の上に腰を下ろし 遠くの山を見つめている彼女の横に マスターも腰を下ろす # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # voice 3009 "seiryu_0026" @青龍偃月刀 さすがだなんて、やめてください… あんなものたいしたことないって 言ったでしょ… # face 2300911 "usual" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @青龍偃月刀 きっと教えてあげれば あの子たちだってすぐに 私みたいにできるようになります… # eye 2300911 "close" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @青龍偃月刀 それは勉学も同じで… 誰だって知識を教えられることで 人として成長できます… # textflame 0 0 @ それに対してマスターが 確かに青龍は教えるのが上手いし 本当に優れた教師だと答えると… # eye 2300911 "normal" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @青龍偃月刀 そ、そうですか… それならば、今から子どもたちに 教えてきましょうか! # textflame 0 0 @ しかし… マスターは首を横に振り 子どもたちを見るように促す # textflame 0 0 @ そこには黙々と水切りの練習をし 試行錯誤することでだんだんと 上手くなってきている姿があった # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # voice 3009 "seiryu_0028" @青龍偃月刀 なるほど… 最初からすべてを 教え与えるのではなく # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @青龍偃月刀 自分自身で気づくのも 大事ってことですね、主君… # eye 2300911 "close" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @青龍偃月刀 実は水切りのときに ふと考えてしまったのです… # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @青龍偃月刀 主君に足りない、ほんの少しの知識 それをどうすれば 私は与えることができるのか… # eye 2300911 "normal" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @青龍偃月刀 でも、答えはすぐ目の前にありました # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # voice 3009 "seiryu_0005" @青龍偃月刀 確かに…自分自身で苦労して 会得してきた技は 身体に染みついている気がします # textflame 0 0 @ 彼女は近場の石を握り 投げ真似をしながら うんうんと嬉しそうに頷いている # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @青龍偃月刀 そして、そのことは 私自身にもいえることですね # face 2300911 "smile" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # se "SE_0602" @青龍偃月刀 新奥義ができました… 『一心真一閃』… 水切りのおかげですね # textflame 0 0 @ それはまさしく 彼女が新たなるスキルに 目覚めた瞬間だった # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # voice 3009 "seiryu_0004" @青龍偃月刀 それでは主君も 自分自身の力だけで 成長しているのですね…うふ # face 2300911 "usual" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @青龍偃月刀 そういえば主君は 水切りをしないのですか? # select "実は…下手なんだ" "select_label_01" "青龍に勝てないからやらないよ…" "select_label_02" "いい石が見つからなくてね…" "select_label_03" そういえば主君は 水切りをしないのですか? # label "select_label_01" # labeljump "select_label_end" # face 2300911 "smile" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # chara 2300911 @青龍偃月刀 じゃあ、早く練習してください 後ろから見ていますから # label "select_label_02" # labeljump "select_label_end" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # chara 2300911 @青龍偃月刀 勝ち負けじゃないですよ これは自分との勝負ですよ、主君! # label "select_label_03" # labeljump "select_label_end" # face 2300911 "sad" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # chara 2300911 @青龍偃月刀 それは完全に言い訳ですね 本当に主君ってお人は… # label "select_label_end" # face 2300911 "usual" # textflame 0 0 @ その後マスターは 子どもたちに交ざって 水切りの練習をやらされた # textflame 0 0 @ いつの間にか 青龍の記録が目標となり それを目指して投げ続けた # textflame 0 0 @ しかし、到底 マスターが青龍の記録に 届くことはなかった # face 2300911 "smile" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # voice 3009 "seiryu_0006" @青龍偃月刀 水切りはとても勉強になって 楽しかったですね! # imageset 0 "c2300911" # imagealpha 0 0 0 # textflame 0 0 @ 苦笑いを浮かべて笑った マスターの腕は 筋肉痛になっていた… # voice 3009 "seiryu_kyara_0017" # frameout 0 0.5 # buttonsout 0 0.5 # imagealpha 0 1 0 # imagepos 0 0 0 # fadein "white" 3 # textwindow "close" ;;「知れば知るほど、主君は興味深い人物です。これを人徳と言うのかもしれませんね」