;;■EP3
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# face 2302011 "sad"
# voice 3020 "pisear_0015"
@ピサール
あ～、もうダメかも～！

# textflame 0 0
@
マスターはとっさに
砂から出ているピサールの頭を
かばうようにして抱きしめる

# textflame 1 1
# voice 3020 "pisear_0001"
@ピサール
えっ…！
ま、マスタ～！？

# face 2302011 "angry"
# textflame 1 1
# voice 3020 "pisear_0022"
@ピサール
だ、ダメ…！
熱がっ…！

# textflame 0 0
@
マスターがピサールを見ると
周りの砂から
もくもくと湯気がたっている

# textflame 1 1
@ピサール
…あ、そうだ！
この熱をうまく利用すれば…！

# textflame 0 0
@
ピサールは熱を力に変え
一気に砂の中から飛び出す

# textflame 0 0
@
そしてピサールは
そのままの勢いで異族に攻撃…！

# se "SE_0602"
# textflame 1 1
# face 2302011 "angry"
# voice 3020 "pisear_0029"
@ピサール
いっくよ～！
『猛威熱砂エナジー』…！

# textflame 0 0
@
それはまさに、ピサールが
新たな力を手にした瞬間だった！

# face 2302011 "smile"
# textflame 1 1
# voice 3020 "pisear_0004"
@ピサール
あはは
こういうやり方もあるんだね～

# textflame 0 0
@
異族を倒した新技の威力に
満足気に笑ったピサールは…

# textflame 0 0
@
そのまま海の中に
ドボーン、と落ちてしまう

# face 2302011 "sad"
# textflame 1 1
@ピサール
うわ…、海…はまずいよね…
早く出なきゃ、また周りの人が…

# textflame 0 0
@
ピサールは慌てて
海から出ようとするが…

# textflame 1 1
# voice 3020 "pisear_0039"
@ピサール
あれ、誰もいない…？

# textflame 0 0
@
海水浴客はすべて避難して
ビーチが無人になっていたことに
ピサールは今、気づいたようだった

# textflame 1 1
@ピサール
あれ？もしかして
もう少し海の中にいていい…の？

# textflame 0 0
@
戸惑うピサールに
マスターは大丈夫だよ、と言う

# face 2302011 "smile"
# textflame 1 1
# voice 3020 "pisear_0005"
@ピサール
そっか～。やった～
ふふふ～ん♪

# textflame 0 0
@
マスターの言葉に
ピサールは嬉しそうに
海の中で羽を伸ばし始める

# textflame 1 1
@ピサール
あ～、砂の中もいいけど
海の中もきもちい～

# textflame 0 0
@
しばらくして海から出てくると
ピサールは砂浜にぐでーっと倒れ込む

# face 2302011 "normal"
# textflame 1 1
@ピサール
はぁ～、なんかいろいろと
面倒くさかったけど…

# textflame 1 1
# voice 3020 "pisear_0020"
@ピサール
ま、たまには海も悪くないかもね～

# imageset 0 "c2302011"
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@
そう言って、ピサールはにこーっと
マスターに笑いかけるのだった

;;【ボイス】
;;音声：pisear_kyara_0026
;;マスターがね、どうしてもっていうならね…してもいいよ？
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