;;----------------------------------------- ;;ヒョウハ2_0 ;;----------------------------------------- # script "lisp" # background "sea_palmbeach_day" # bgm "bgm004" 0 ;;----------------------------------------- # body 2402011 # pos 2402011 3 # scale 2402011 0.8 0 # layer 2402011 2 # alpha 2402011 0 0 # mask 2402011 off ;;----------------------------------------- # imageset 0 "black" # imagealpha 0 0 0 # imagelayer 0 1 # imageset 1 "c2402011" # imagelayer 1 3 # imagealpha 1 0 0 ;;----------------------------------------- # textflame 0 0 @ 数日後――― # textflame 0 0 @ あの日以来、 ビーチにヒョウハの姿はなかった # textflame 0 0 @ 彼女は、 みんなと遊ぶのをやめていた # alpha 2402011 1 0.5 # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # face 2402011 "surprise" @ヒョウハ ……… # textflame 0 0 @ ビーチから離れた場所で、 一人佇む彼女を見つけるマスター # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # voice 540201 "hyoha_c_battle_0005" @ヒョウハ くそぅ… # textflame 0 0 @ 大丈夫? 悔し気に呟くヒョウハに マスターは声を掛ける # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # face 2402011 "surprise" @ヒョウハ し、師匠…… # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # face 2402011 "surprise" # voice 540201 "hyoha_c_0008" @ヒョウハ いや~~今日もいい天気だなっ! うん、すごくいい天気だっ あははっ…! # textflame 0 0 @ いつものように振舞うヒョウハだが どこか無理をしている様子に マスターは気付いていた # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ヒョウハ そ、そんな真剣な顔するなよなっ あたしは大丈夫だからさ ほらっ、師匠はみんなと遊んで来いよ # textflame 0 0 @ それでも動こうとしないマスターに ヒョウハは元気に振舞うのをやめ 本音を打ち明け始める # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # voice 540201 "hyoha_c_0027" @ヒョウハ やっぱり師匠にはバレちまうか… いや、なんつーか…うん 珍しく落ち込んでるかも… # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ヒョウハ あたし…ほんと、ダメだなって…… あの時、マスターは仲間のこと 気にかけて声をかけてくれたのに # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ヒョウハ 仲間のこと… なんにも見えてなかったなって… # textflame 0 0 @ 彼女は、 姫達を気遣えなかったことを 深く後悔していた # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ヒョウハ 昔っから曖昧なことが嫌いで… やるならとことんやらなきゃ 気に入らない # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ヒョウハ それは遊びも一緒で 真夏のように熱くなって遊ばなきゃ、 勿体ないって # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ヒョウハ それはみんなも 同じだって思ってたんだ でも…… # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ヒョウハ そのせいで… 仲間を傷つけてしまった…… # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ヒョウハ ……気づいちゃったんだ # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ヒョウハ あたしの考えなんて… ただのエゴだったって…… # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ヒョウハ “本当のあたし”は… 身勝手でワガママな イヤな奴だったんだって…… # textflame 0 0 @ 顔を伏せ、 暗い影を落とす彼女に マスターは言う # textflame 0 0 @ ある意味、君は エゴの塊みたいなところが あるかも知れない…と # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # voice 540201 "hyoha_c_0015" @ヒョウハ ……だよね # textflame 0 0 @ さらに落ち込む彼女に向って、 マスターは続ける # textflame 0 0 @ でもね、エゴを抑えようとせず、 なくそうとせず“向き合う”ことが 大事なんじゃないかな…と # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # face 2402011 "surprise" # voice 540201 "hyoha_c_0022" @ヒョウハ ………え? # textflame 0 0 @ その時こそ、君の言う “本当の自分”ってやつが 見えてくると思うよ…と # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # face 2402011 "normal" @ヒョウハ ……… # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ヒョウハ 自分自身のエゴと…向き合う…… # alpha 2402011 0 0.5 # textflame 0 0 @ それ以降、彼女は口を開かず、 なにかをじっと考え込んでいた # bgm "stop" # textflame 0 0 @ それから数日後――― # textflame 0 0 @ いまだビーチに、ヒョウハの姿はない # textflame 0 0 @ まだ落ち込んでいるのかな… マスターがそう思った時…… # alpha 2402011 1 0.5 # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # face 2402011 "angry" @ヒョウハ …はぁ…はぁ…… # textflame 0 0 @ 太陽に照らされ、 息を切らしたヒョウハが現れた # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ヒョウハ はぁ…はぁ… # textflame 0 0 @ 彼女の出現に驚く姫達 # textflame 0 0 @ そんな姫達に、 ヒョウハは叫んだ # bgmfile "bgm374" "BgmSeaEventBattle004" 0 # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # voice 540201 "hyoha_c_0002" @ヒョウハ みんな! 一緒に泳ごう!! # textflame 0 0 @ え?でも…… と、ためらう姫達 # textflame 0 0 @ 先日、隊の姫が 熱射病になってしまったことを 思い出したのだ # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ヒョウハ もちろん、無理は禁物だ! # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ヒョウハ けど、今年、一度きりの夏だよ!! 泳げるのに、泳がなきゃ 超爆・もったいないっ!! # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # face 2402011 "normal" @ヒョウハ だから、遊ぼうぜ! あたしと一緒に楽しい夏にしよう! # textflame 0 0 @ しかし、底抜けの明るさで 誘ってくるヒョウハに、 姫達は徐々に誘いを受け入れ始める # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # face 2402011 "smile" # voice 540201 "hyoha_c_0030" @ヒョウハ ははっ!ありがとう、みんな! さあっ!行こう!! # alpha 2402011 0 0.5 # textflame 0 0 @ それから、しばらくして…… # alpha 2402011 1 0.5 # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # voice 540201 "hyoha_c_0041" @ヒョウハ あははははっ! 超爆・最高っ!! # textflame 0 0 @ もう、すっかり みんなと打ち解けているヒョウハ # textflame 0 0 @ その様子を見て、 マスターも一安心だ # textflame 0 0 @ …が、次の瞬間 # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # face 2402011 "angry" @ヒョウハ !! # textflame 0 0 @ 楽しそうだったヒョウハの表情が 一変! # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # voice 540201 "hyoha_c_0029" @ヒョウハ うおおおおおおっ!! # textflame 0 0 @ 突然、猛烈な勢いで泳ぎ始めた # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # voice 540201 "hyoha_c_kyara_2001" @ヒョウハ ファイアアアアアアアア!! # textflame 0 0 @ その体は光を放ち、 とんでもない速度で水中を突き進む # textflame 0 0 @ それはまるで、 彼女自身が一本の 光の矢になったようだった # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ヒョウハ はぁ…はぁ…はぁ… # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ヒョウハ 大丈夫っ!? # textflame 0 0 @ ヒョウハが叫んだ先には、 一人の姫がいた # textflame 0 0 @ 彼女は楽しく夢中で泳いでいて、 足がつったようだった # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ヒョウハ 心配すんな! 今、ビーチに連れてってやるから! # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ヒョウハ さあ、あたしにつかまってて! # textflame 0 0 @ ヒョウハは、 ただ自分のやりたいことに 突き進むスタイルから、 # textflame 0 0 @ みんなに目を配り、 手を差し伸べるスタイルに 変化していた # textflame 0 0 @ さっきのとんでもない泳ぎは、 彼女が新たな力に覚醒した 証だったのだ # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # face 2402011 "normal" @ヒョウハ 到着~~~! いい?無理しないで、 少し休んでんだよ! # textflame 0 0 @ その笑顔には、 温かな優しさが滲み出ていた # textflame 0 0 @ その後、また元気に泳いでいる姫達 # textflame 0 0 @ ありがとう、ヒョウハ あの子を助けてくれて マスターは、ヒョウハに礼を言う # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # voice 540201 "hyoha_c_0004" @ヒョウハ うぅん # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ヒョウハ 師匠のおかげだよ # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ヒョウハ 師匠の言葉があったから、 自分のエゴと向き合えたんだ # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ヒョウハ それがあったからみんなのこと、 ちゃんと見えるようになったんだ # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ヒョウハ あたし…… # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ヒョウハ “本当の自分”が見えたよ! # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ヒョウハ キラーズやバイブスみたいな 曖昧なものは信じていないけど…… # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ヒョウハ 本当のあたしは、 みんなと仲良くしたい! # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ヒョウハ だから控えめな子には 声を掛けてあげたいし、 困っている子は助けてあげたい! # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ヒョウハ それに、遊ぶことだけじゃなくって みんなのことを助けるのも 全力でやる! # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ヒョウハ それがすべてをさらけ出した 本当のあたしなんだ!! # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # face 2402011 "smile" # voice 540201 "hyoha_c_0005" @ヒョウハ あ~、師匠に想いを言えて、 スッキリした!! # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @ヒョウハ よぉぉぉぉぉし!! もっと、もっと… # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # voice 540201 "hyoha_c_kyara_1027" @ヒョウハ 超爆・燃え上がっていくぞぉぉぉ! ファイアア! # textflame 0 0 @ そう笑顔で叫んだ彼女は、 まるで真夏の太陽のように輝いていた ;;■一枚絵指定 ;;背景:海(昼) ;;表情:楽しそうに、すっきりした爽やかな笑顔で、にぱっと笑っている様子です ;;構図:水をかけあって、マスターや仲間達と遊んでいます ;;※ミュルグレス、オルフェウスとセット感のある一枚絵にする想定ですが ;;    この一枚絵に3人入るわけではなく、一枚絵に映るのはヒョウハだけになります ;;一枚絵ボイス:「いや~、こういう服はさっぱりしてていいよな! ;;本当の自分をさらけ出して、正面から話すいい機会だと思うんだ!」水着ボイス # textflame 0 0 # imagealpha 1 1 0 # imagepos 1 0 0 # fadein "white" 3 # buttonsout 0 0 # textwindow "close" # voice 540201 "hyoha_c_event_0008" # frameout 0 1 # waitandnext 0.8 # fadeout "black" 1.5 # waitandnext 1.5