;;ヴァジュラ_海上編_EP3
;;背景:リゾートビーチ
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# pos 2500511 3
# mask 2500511 off
# face 2500511 "usual"
# textflame 0 0
@
自分の姿を捜すマスターから逃れ
ヴァジュラは一人、
自己嫌悪におちいっていた…

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
# chara 2500511
# face 2500511 "sad"
# voice 5005 "vajura_0027"
@ヴァジュラ
はぁ…またしくじっちゃったなぁ
どうして素直になれないんだろう
あたしってヤツは…

# voice 5005 "vajura_0028"
@ヴァジュラ
マスターは、あたしのことを
気遣ってくれていたのに…
一人でへそ曲げて…

# face 2500511 "angry"
# voice 5005 "vajura_0015"
@ヴァジュラ
マスターがあたしより
上達したことに
嫉妬しちまった…くっ！

@ヴァジュラ
ヴァジュラ…あんた、情けないよ
よりによってマスター相手に
こんな…つまらないことで！

# face 2500511 "sad"
# voice 5005 "vajura_0018"
@ヴァジュラ
でも…マスターに
なんて謝ればいいんだよ
なんて…言えば…いいんだよ…

# face 2500511 "usual"
# voice 5005 "vajura_0022"
@ヴァジュラ
はぁ、自己嫌悪だぜ…
…ん？
なんだ？

# textflame 0 0
@
浜辺のほうがやけに騒がしい
いったいなにがあったのだろうかと
ヴァジュラは声のほうへと向かう

;;演出：時間経過演出。ブラックアウト/インなど
# fadeout "black" 2
# waitandnext 2.5

# bgmfile "bgm234" "BgmSeaEventBattle" 0
# fadein "black" 1
# textflame 0 0
@
浜辺に着いたヴァジュラは
沖を見て騒ぐ人だかりに近づき、
その一人に声をかけてみる

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
# chara 2500511
# face 2500511 "angry"
@ヴァジュラ
…なんだって！？
子供がボートで沖に流されたぁ？

@ヴァジュラ
そうか…離岸流ってヤツか
あれに乗ると、
一気に沖まで流されるからね

# voice 5005 "vajura_0033"
@ヴァジュラ
わかった！
あたしが助けに行くよ
どっちの方に流され…え？

@ヴァジュラ
若い男がその子を助けに？
サーフボードでパドリングして？
…それ、絶対にマスターだ！

# face 2500511 "sad"
# voice 5005 "vajura_0022"
@ヴァジュラ
…え、赤毛の女の子が来たら
伝えてくれって？
な、なにを…？

# textflame 0 0
@
『もしも赤毛の女の子が
ここに来たら
フォローは頼むと伝えて欲しい』

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
# chara 2500511
@ヴァジュラ
赤毛の女の子って…！
それ…あたしのことだよ…っ！
マスターっ！！

# fadein "white" 0.5
# se "SE_0655"
# alpha 2500511 0 0.5
# textflame 0 0
@
ヴァジュラは慌てて海に飛び込む
マスターが自分のことを
信じて待ってくれているのだ！

;;演出：時間経過演出。ブラックアウト/インなど
# fadeout "black" 2
# waitandnext 2.5

# fadein "black" 1
# textflame 0 0
@
ヴァジュラは沖合で流されている
ボートを見つけ、
乗っていた子供とマスターを見つけた

# alpha 2500511 1 0.3
# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
# chara 2500511
# face 2500511 "angry"
# voice 5005 "vajura_0027"
@ヴァジュラ
まったく…一人で
なに無謀なことしてるんだよ！

# face 2500511 "sad"
@ヴァジュラ
…え、先に行ってても、
後から絶対にあたしが来るって
…信じてたから？

# face 2500511 "angry"
@ヴァジュラ
マスター…アンタってやつは…！
まったく、ば、バカだよ！
…まったく…っ！

# textflame 0 0
@
どんな時にでも自分を信じてくれる
マスターの真心に気づき、
ヴァジュラの胸が熱くなる

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
# chara 2500511
@ヴァジュラ
早く戻らないと…
また流されちまう！
さ、戻るよ！！

# textflame 0 0
@
けど、男の子を連れて
波に乗るのは…
そう言い淀むマスター

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
# chara 2500511
# voice 5005 "vajura_0037"
@ヴァジュラ
大丈夫！
まかせとけ！！
マスターの信頼が力をくれたんだ！

# se "SE_0602"
# voice 5005 "vajura_0029"
@ヴァジュラ
さ、マスターはしっかり
男の子の抱えてんだよ！
『至純至精ビーナス』！！

# textflame 0 0
@
彼女は新たなスキルを習得し
その力でマスター達の乗ったボードを
一気に浜辺へと運んだのだった

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
# chara 2500511
# face 2500511 "smile"
# voice 5005 "vajura_0030"
@ヴァジュラ
あ、ありがとう！
これで…また一つ強くなれた！
成長できたよ、マスター！！

;;演出：時間経過演出。ブラックアウト/インなど
# fadeout "black" 2
# waitandnext 2.5

# fadein "black" 1
# bgmfile "bgm224" "BgmSeaEvent" 0
# face 2500511 "usual"
# textflame 0 0
@
一人、浜に戻ってきたヴァジュラに
マスターは凄かったよ
本当にありがとうと笑顔で言った

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
# chara 2500511
# face 2500511 "sad"
# voice 5005 "vajura_0023"
@ヴァジュラ
え、あ、う、うん…
ま、マスターにもそんなに
喜んでもらえるなんて…

# textflame 0 0
@
マスターの真っ直ぐな想いに、
ヴァジュラはなんだか
気恥ずかしくなる

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
# chara 2500511
# face 2500511 "angry"
@ヴァジュラ
ほ、ほら、砂まみれだから
シャワー浴びにいこう！
なにやってんだよ、行くよ…っ！

;;時間経過
# fadeout "black" 2
# waitandnext 2.5

# fadein "black" 1
# bgmfile "bgm227" "BgmSeaEvent" 0
# face 2500511 "smile"
# voice 5005 "vajura_0005"
@ヴァジュラ
はーっ、さっぱりした！
マスターもさっぱりしたって？
そりゃ良かった…

# face 2500511 "sad"
@ヴァジュラ
ま、マスター、あのさ…
さっきは、わ、悪かったよ

# voice 5005 "vajura_0031"
@ヴァジュラ
あたし、大人げなかったと思う
本当にごめん…

# textflame 0 0
@
素直に謝るヴァジュラの言葉に
優しく微笑むマスター

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
# chara 2500511
# face 2500511 "smile"
@ヴァジュラ
え、許してくれる？
…そ、そうか、良かった！

# voice 5005 "vajura_0036"
@ヴァジュラ
それならさ、もう一度
練習につきあってくれよ！

@ヴァジュラ
マスターのアドバイス、
試してみるから！

# face 2500511 "usual"
@ヴァジュラ
早く波に乗れるようになって…
マスターと一緒に、
サーフィンを楽しみたいからな

# face 2500511 "smile"
# voice 5005 "vajura_0004"
@ヴァジュラ
なあ、いいだろう？
イヤとは言わせないぜ…？

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@
マスターは自分と楽しみたいと
言ってくれるヴァジュラに
嬉しそうに頷くのであった

;;【一枚絵ボイス】
;;「なんだい？　そんなにじっくり見ちゃってさ」
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