;;フラベルム_海上編_EP4
;;背景:リゾートビーチ
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@
再び砂浜に来るよう
フラベルムに言われたマスター

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# voice 5016 "Flabellum_0001"
@フラベルム
ふふ、ちゃんと来ましたね
わたくし、待っていたのですよ？

# textflame 0 0
@
二人で砂浜の上に座り
目の前に広がった海を眺める

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# face 2501611 "normal"
# voice 5016 "Flabellum_0030"
@フラベルム
あの日はその、ありがとう…
わたくしを連れて行ってくれて
いい経験ができましたわ…

# textflame 0 0
@
海を見つめたまま話す彼女に
海は楽しかったかと尋ねる

# textflame 1 1
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# chara 2501611
@フラベルム
そうですね…
ワイワイがやがやと
落ち着きのない場所というのは

@フラベルム
小うるさい愚者達の
好む場所だと思っていましたが…
存外、悪くないものですね

# face 2501611 "sad"
# textflame 0 0
@
頬を緩ませる彼女であったが
その表情がスッと曇る

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# voice 5016 "Flabellum_0028"
@フラベルム
今まで、わたくしは
自分から人を遠ざけて生きてきて
そのせいでしょうね…

@フラベルム
普通の人らしい楽しみの良さを
分かろうともしてこなかった…

# face 2501611 "normal"
@フラベルム
そんなわたくしに
普通の楽しさというものを
教えてくれたマスターには…

# face 2501611 "smile"
# voice 5016 "Flabellum_0005"
@フラベルム
とても感謝しています…
改めて、ありがとうございます！

# textflame 0 0
@
そう言って頭を下げ
マスターを見つめた彼女の顔は
にっこりと笑っていた

# textflame 1 1
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# chara 2501611
# face 2501611 "normal"
# voice 5016 "Flabellum_0008"
@フラベルム
どうやら…あなたの穢れに
心が染まってしまったようです…
なんと始末の悪い…

# textflame 0 0
@
これからも彼女は
知らないことを知っていき
成長の階段を上っていく

# se "SE_0602"
@
その一段目を上った彼女は
新スキル『海浜ビーチ帝国の誇り』
を身に着けていた

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# voice 5016 "Flabellum_0036"
@フラベルム
これからも色んな場所に
わたくしを連れ出してくれると
助かります…

# face 2501611 "smile"
# voice 5016 "Flabellum_0005"
@フラベルム
ひとりではきっと、無理ですから…

# textflame 0 0
@
彼女の白く細い手が
マスターの手に軽く重ねられ
それを握り返すマスター

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# chara 2501611
# face 2501611 "normal"
@フラベルム
ですが…
自分の身分だけは

;;トゲトゲ吹き出し
;;文字大きく
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@フラベルム
お忘れないよう…

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@
いつもの調子で言う彼女だが
いつもよりも穏やかな笑顔を浮かべ
その瞳が水面の光で輝いていた

;;「どうやら…あなたの穢れに心が染まってしまったようです。なんと、始末の悪い…」
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