;;■EP3
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@
マスターは、逃げようとする
カドケウスをようやく捕まえる

# textflame 0 0
@
酷いことを言ってごめん
と謝った

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# voice 6004 "kadokeusu_kyara_1012"
@カドケウス
アハハ！またひっかかった！
マスターってば、ほんとに単純！

# textflame 0 0
@
でも泣いてたし…とマスター

# textflame 1 1
@カドケウス
あんなのもちろんウソ泣きだよ
カドケウスちゃんが
あんなことで泣くわけないでしょ？

# textflame 0 0
@
それでもマスターは
深く頭を下げて
本当にごめん、ともう一度謝る

# face 2600411 "sad"
# textflame 1 1
@カドケウス
だ、だからあれは
ウソ泣きだって言――

# voice 6004 "kadokeusu_0027"
# textflame 1 1
@カドケウス
…あーあ。マスターって
いつもはすぐ罠に引っかかるくせに
こういう時だけ鋭いよね…

# textflame 1 1
@カドケウス
マスターは私や他の姫たちが
傷ついてたら、絶対に見逃さない
目ざといっていうか、なんていうか…

# face 2600411 "smile"
# textflame 1 1
@カドケウス
…ほんと、かっこいいよね♪

# textflame 0 0
@
カドケウスはそう言うと
ようやく本当の笑顔を見せてくれる

# textflame 1 1
@カドケウス
もういいよ
デートは失敗だったみたいだけど…
今ので私、満足しちゃった

# textflame 1 1
@カドケウス
マスターはいつも
私の心を満たしてくれる
だから私、どこまでも強くなれるんだ

# face 2600411 "angry"
# textflame 1 1
@カドケウス
今も、力が湧いてきてる…！

# textflame 0 0
@
その時、カドケウスは
新たな力に目覚めた…！

# se "SE_0602"
# textflame 1 1
@カドケウス
見ててマスター！
『イノセントケイン』…！

# textflame 0 0
@
カドケウスが杖を振ると
大きな波が生まれ…

# face 2600411 "smile"
# textflame 1 1
@カドケウス
わー…！

# textflame 0 0
@
二人は大きな波に
ざばん、と飲み込まれてしまう

# textflame 0 0
@
そして波が去った後には
びしょ濡れの二人が…

# voice 6004 "kadokeusu_kyara_1012"
# textflame 1 1
@カドケウス
アハハ！やっぱり私は
こうじゃないとね！

# textflame 0 0
@
カドケウスが楽しそうに笑い
マスターも嬉しくなる

# textflame 0 0
@
そしてマスターは
カドケウスの水着が濡れてピタッと
肌にくっついていることに気づいた

# voice 6004 "kadokeusu_0022"
# face 2600411 "sad"
# textflame 1 1
@カドケウス
ん…？

# textflame 0 0
@
マスターの視線に気づいた
カドケウスはニヤッと笑う

# face 2600411 "smile"
# textflame 1 1
@カドケウス
マスター
いくら私が大人だからって
イタズラしちゃダメだからね？

# imageset 0 "c2600411"
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# textflame 0 0
@
カドケウスの挑発的な笑みに
マスターは困り果てるのだった…

;;【ボイス】
;;kadokeusu_kyara_001
;;「マスター、薄暗くて危ないんだから、ちゃんと私をエスコートしてよね。ほら、手つないで」
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