;;【EP4】
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@
後日、再びグリダヴォルに呼ばれて
マスターはプールに来ていた

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# voice 6008 "guridavoru_0004"
@グリダヴォル
この前はあまり泳げなかったから
今日こそは、たっぷり遊ぼうね！

@グリダヴォル
マスターの日頃の疲れを
ふっ飛ばしてあげるよ！

# textflame 0 0
@
元気よく宣言するグリダヴォルだが
その背後に忍び寄る
怪しい人影があった

# textflame 0 0
@
その人影は
グリダヴォルのお尻に向けて手を…

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# face 2600811 "angry"
@グリダヴォル
おっと、甘いわ！

# textflame 0 0
@
だが、グリダヴォルは
伸ばされた手をひらりとかわす

# serif 1
# textwindow "nomal"
@少年
くそー！
また避けられた！

# serif 0
# textwindow "nomal"
# textflame 0 0
@
忍び寄ってきた人影は、この前
グリダヴォルが助けた少年たちだった

# serif 1
# textwindow "nomal"
@少年
逃がすな！
かこめ、かこめー！

# serif 1
# textwindow "close"
# serif 0
# textwindow "nomal"
# textflame 0 0
@
少年たちがグリダヴォルを包囲する

# textflame 0 0
@
どういうこと？
マスターは事情がわからず
グリダヴォルに説明を求める

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
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# voice 6008 "guridavoru_0008"
# face 2600811 "normal"
@グリダヴォル
えっと…この前助けた時から
この子たちに気に入られちゃって…

@グリダヴォル
弟子にしてくれー、って言われたけど
私、弟子を取る気はないから

# serif 1
# textwindow "nomal"
@少年
だから、先生に一撃入れられたら
弟子にしてもらうんだ！

# serif 0
# textwindow "nomal"
# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
# chara 2600811
@グリダヴォル
私、その条件も
オッケーしてないんだけどなー

# serif 0
# textwindow "nomal"
# voice 6008 "guridavoru_0020"
# face 2600811 "angry"
@グリダヴォル
でも、挑まれたからには
全力で受けて立つわ！

# serif 1
# textwindow "nomal"
@少年
みんな、今日こそ弟子入りするぞ！
突撃ー！！

# serif 1
# textwindow "close"
# serif 0
# textwindow "nomal"
# textflame 0 0
@
少年たちが次々と飛びかかっていくが
グリダヴォルはあっさり避けてしまい
触れることすらかなわない

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
# chara 2600811
# face 2600811 "smile"
@グリダヴォル
ムダムダ！
私はもう、前しか見えない
突撃プリンセスじゃないんだから！

# face 2600811 "angry"
@グリダヴォル
マスターの言葉が
私に視野の広さをくれた！

@グリダヴォル
戦いの中で、敵の動きや
攻撃のタイミングが
よく見えるようになったのよ！

# face 2600811 "normal"
# se "SE_0602"
@グリダヴォル
これが私の新スキル…
『神聖プール王国の誓い』！

# serif 1
# textwindow "nomal"
@少年
うわあああ！
これじゃ近づけない…！

# serif 1
# textwindow "nomal"
@少年
さすが先生！
みんな、今日は撤退だ！

# serif 1
# textwindow "close"
# serif 0
# textwindow "nomal"
# textflame 0 0
@
少年たちは楽しそうに声をあげながら
去っていった

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# textflame 0 0
@
マスターは
お疲れさま、とグリダヴォルを労う

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
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# voice 6008 "guridavoru_0031"
# face 2600811 "smile"
@グリダヴォル
マスターを労うつもりだったのに
逆転しちゃったね…
ごめんね、マスター

# textflame 0 0
@
楽しそうなグリダヴォルを
見られるだけで楽しい、
と返すマスター

# textflame 1 1
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# chara 2600811
# voice 6008 "guridavoru_0036"
@グリダヴォル
そう？
それじゃあ、もうちょっとだけ
付き合ってもらっていい？

# textflame 0 0
@
グリダヴォルはデッキブラシを持って
プールサイドを走り出す

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# textboxarrow 0 2
# chara 2600811
@グリダヴォル
私が水浸しにしちゃったから
ちゃんとキレイにしておかないとね！

# textflame 0 0
@
それはまた重労働な…
とマスターは呆れてしまう

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
# chara 2600811
# voice 6008 "guridavoru_0005"
# face 2600811 "normal"
@グリダヴォル
ほら、マスターはそっちね！
早くしないと
私が全部やっちゃうよ！

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# textflame 0 0
@
しかし楽しそうなグリダヴォルの姿に
やっぱり突っ走っているほうが似合う
と思って、ほほ笑むマスターだった

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# voice 6008 "guridavoru_unit_0006"
;;ま、ざっとこんなもんね。次も私に任せておいて！