;;【EP2】-------------------------------------------------------------
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# background "sea_jungle_day"
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# body 2601411
# pos 2601411 3
# mask 2601411 off
# face 2601411 "angry"
# textflame 0 0
@
プタハの杖が振るわれるたび
異族が苦悶と共に倒れていく

# textflame 0 0
@
前もって対策をしていたのだろう
大軍を前に、プタハは一歩も
退かずに子供たちを守り切っていた

# textflame 0 0
@
だが―

# face 2601411 "sad"
# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
# chara 2601411
# voice 6014 "ptah_0017"
@プタハ
これ、子供たち！
恐れるでない！
無用な恐怖は身の危険を招くぞ！

# textflame 0 0
@
異族の脅威を間近で見た子供たちが
恐怖から震えあがっていた

# textflame 0 0
@
いや、ただ震えるならいい
だが中には恐れから
逃げ出そうとする子もいて―

;;//ＳＥ：水に落ちる音
# se "SE_0655"
# shake 0 0.5
# waitandnext 1

# face 2601411 "angry"
# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
# chara 2601411
# voice 6014 "ptah_0025"
@プタハ
なっ！川に落ちたか！
いま助けに―

# textflame 0 0
@
慌てて川へと向かおうとするプタハ
だが迫り来る異族の群れに
なかなか動くことができない

# face 2601411 "sad"
# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
# chara 2601411
# voice 6014 "ptah_0015"
@プタハ
くっ、このままでは…！

# textflame 0 0
@
プタハの危機感のこもった声
浅いところのため溺れてはいないが
背後には異族が一体迫っていた

# textflame 0 0
@
それに気付いた瞬間
マスターは駆けだしていた

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
# chara 2601411
# voice 6014 "ptah_0023"
@プタハ
マスター、なにを！？

# textflame 0 0
@
子供を胸に庇い
マスターは川べりを転がる
背に走る痛みを今は無視した

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
# chara 2601411
@プタハ
…ッ！
マスターッ！！

# textflame 0 0
@
プタハが、自らに迫る異族の群れを
その力で無理矢理打ち払うのが見えた

# textflame 0 0
@
だが、それも一時のこと
すぐに異族たちは包囲の穴を埋め 
こちらを圧殺しようと迫ってくる

# face 2601411 "sad"
# textflame 0 0
@
それでも
生まれたわずかな隙を使い
プタハがこちらへと駆け寄ってくる

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
# chara 2601411
@プタハ
大丈夫か、マスター！
マスター？　マスター！？

# textflame 0 0
@
こちらを追い詰めんと集う異族の群れ
―そして駆け寄ってくるプタハの
余裕のない表情

# textflame 0 0
@
それらを見ながら…
マスターは意識を手放した