;;----------------------------------------- ;;【PUNK】インテグラルノア編 ;;第3話 タイトル:理想に殉じる者達よ ;;3_2 ;;スクリプト最後の背景:町(天上編5章のもの) ;;----------------------------------------- # script "lisp" # background "005_Wilderness" # bgmfile "bgm409" "BgmIntegralNoahEvent" 0 ;;----------------------------------------- ;;パラシュ・擬彩 # body 199 # pos 199 3 # scale 199 0.8 0 # layer 199 2 # alpha 199 0 0 # mask 199 off ;;----------------------------------------- ;;第3話 タイトル:理想に殉じる者達よ ;;//背景:町(天上編5章のもの) # textwindow "close" # serif 1 @女性 ここもすっかり寂しくなったわ… もう誰もいないのかしら? # serif 1 @女性 不思議なものね 一人きりになってしまったのに 今の方が過ごしやすいだなんて… # serif 1 @女性 ずっと憧れていた庭園の手入れを 好きにやっていられるからかしら? それとも… # se "SE_0719" # voice 520043 "parashu_iz_0001" # move 199 3 0 # face 199 "normal" # alpha 199 1 0.5 # mask 199 off # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # textwindow "normal" @パラシュ きれいな薔薇だね 君が世話しているのかな? # serif 1 @女性 誰ですかっ…? あなたは、確か先日… # textboxarrow 0 2 @パラシュ ボクはパラシュ この町から無用の者達を追い払った 張本人だよ # serif 1 @女性 ああ、やっぱり… あの…私はあなたに殺されるの でしょうか? # serif 1 @女性 できれば、もう少し待っていて もらいたいのですけれど… # textboxarrow 0 2 @パラシュ 安心するといい 少し話をしに来ただけなんだ # textboxarrow 0 2 @パラシュ もちろん、君の返答次第では どうなるか分からないけどね # serif 1 @女性 何でしょう…? # textboxarrow 0 2 @パラシュ あまり怯えていないみたいだね ボクがこの町で何をしたのか 知らないわけでもないだろうに # serif 1 @女性 ええ… ただ、あまり興味が無くて… 私、昔からこうなんです… # serif 1 @女性 周りに合わせるのが下手っていうか… きっと身勝手なんですね # serif 1 @女性 今も、自分のことより 自分が死んだ後も、 この庭園を美しく保ちたい… # serif 1 @女性 そのことばかり気にしていました # voice 520043 "parashu_iz_0039" # textboxarrow 0 2 @パラシュ ふぅん ここの管理は君の仕事なのかい? # serif 1 @女性 いえ… 私は任せていただけませんでした 先輩方がたくさんいて… # serif 1 @女性 だから、今は楽しいんですっ 好きなことを好きなようにやれて! # serif 1 @女性 ただ、理想には程遠くて… ここはもっともっと美しくなる はずなのにっ # textboxarrow 0 2 @パラシュ 君はここの手入れを、 ずっと続けるつもりなのかな? # textboxarrow 0 2 @パラシュ 誰に命じられたわけでもないのに 誰に褒めてもらえるわけでもないのに お金が稼げるわけでもないのに # textboxarrow 0 2 @パラシュ そんなのは合理的でないし、 ただの自己満足だと思わないのかな? # serif 1 @女性 はい… でも、この生き方を変えられない んです… # serif 1 @女性 私も、もっと他人に合わせて生きて いけたらなって思ってます… でも、無理みたいで… # serif 1 @女性 誰にも求められていなくても、 私自身が求めていることを… ずっと、やっていたい # serif 1 @女性 それが本心なんです ごめんなさい # serif 1 @女性 こんなだから、 孤独になるんです… 分かっていたのに… # serif 1 @女性 どうか、私亡き後は この庭園の手入れをお願いします # serif 1 @女性 この庭園が永遠に美しく保たれる それだけが私の望み… そのためなら喜んで糧になります # textboxarrow 0 2 @パラシュ 何か勘違いしているようだね ボクは君を摘みに来たわけじゃない 話をしに来たんだ # textboxarrow 0 2 @パラシュ 君が謝るようなことは何もない 君の生き方は間違っていない 君は孤独なんかじゃない # textboxarrow 0 2 @パラシュ それは孤高というんだ 理想を追求する者の常だね # textboxarrow 0 2 @パラシュ 気に入ったよ 君は君自身の中に法を持っている 自分自身の「王」だ # textboxarrow 0 2 @パラシュ そういう者こそ新世界に相応しい 新しい世界でも美しい薔薇を育てる ため高みを目指し続けてよ # serif 1 @女性 あの…何を仰っているのか 分かりません… # textboxarrow 0 2 @パラシュ すぐに分かるよ “潰えぬ理想”がある限り # face 199 "angry" # textboxarrow 0 2 @パラシュ さあ、進み続けるんだ 目指す頂を見据えて # textboxarrow 0 2 @パラシュ 完全なる透過の世界に綻びを―― ;;//画面白フラッシュ # se "SE_0832" # fadein "white" 0.5 # waitandnext 0.5 # serif 1 @女性 ええっ? ああああああああああ―― ;;//女性が消える # se "SE_0833" # serif 1 # textwindow "close" # face 199 "normal" # textboxarrow 0 2 # serif 0 @パラシュ バイブスを持っていたら なお良かったんだけど、 それは贅沢が過ぎるね # textboxarrow 0 2 @パラシュ …この庭園は、いずれそのまま 送ってあげよう # textboxarrow 0 2 @パラシュ さあ、次の「王」を探さないと