# script "lisp"
# background "highland_evening"
# bgm "bgm003" 0
# body 300711
# mask 300711 off
# pos 300711 3
# face 300711 "angry"
# textflame 0 0
@
あれから数日後…

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
# voice 3007 "gaiborugu_0023"
@ゲイボルグ
…くっ！またか…！
また「ふり出しに戻る」だと…！

# textflame 0 0
@
すっかりとすごろく遊びに
ハマってしまった彼女
だが…

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
@ゲイボルグ
サイコロの目に頼るだけの
戦略性も何もない
運次第のゲームなんて…

# voice 3007 "gaiborugu_0026"
@ゲイボルグ
やったって時間の無駄だ！！

# textflame 0 0
@
いまだに一勝も挙げらずに
いたのだった

# select "しかるべき時にサイコロを振れば？" "select_label_01" "運次第なら、運を味方にしたら？" "select_label_02" "運も実力のうちって言うしね" "select_label_03"
いまだに一勝も挙げらずに
いたのだった

# face 300711 "surprise"
# label "select_label_01"
# labeljump "select_label_end"
# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
@ゲイボルグ
しかるべき時…？運が…巡ってきた
時か…！

# face 300711 "surprise"
# label "select_label_02"
# labeljump "select_label_end"
# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
@ゲイボルグ
そんなことが…本当にできるのなら…
いや…！自ら運を掴めと…！

# face 300711 "surprise"
# label "select_label_03"
# labeljump "select_label_end"
# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
@ゲイボルグ
ならば…自ら運を引き寄せることが
出来たら…

# face 300711 "angry"
# label "select_label_end"
# voice 3007 "gaiborugu_0001"
@ゲイボルグ
…何か見えた気がする
マスター…
こういう事か！？

# textflame 0 0
@
サイコロを振る彼女
何度も出た良い目は
彼女を一番にゴールに導くのだった

# face 300711 "normal"
# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
# voice 3007 "gaiborugu_0027"
@ゲイボルグ
なるほど…今までは…
運次第だと何も考えずに
サイコロを振っていた…

# voice 3007 "gaiborugu_0032"
@ゲイボルグ
しかし…サイコロに念を込め、
狙いの目が出るように
よ〜く見極めてサイコロを振れば…

# face 300711 "angry"
# voice 3007 "gaiborugu_0006"
@ゲイボルグ
勝利は引き寄せられる…！

#se "SE_0602"
@ゲイボルグ
見えた…
これが新たなる奥義…
『一撃空風凛！』だ！！

# textflame 0 0
@
すごろくの中で、
彼女はスキルのパワーアップに
成功したのだった

# face 300711 "normal"
# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
# voice 3007 "gaiborugu_0003"
@ゲイボルグ
これがマスターの言っていた
無駄の中に宿る光

# voice 3007 "gaiborugu_0004"
@ゲイボルグ
私の眼をもってすれば、
サイコロの目の動きは捉えられる

# voice 3007 "gaiborugu_0007"
@ゲイボルグ
運任せだと思わずに、
出したい目をちゃんと狙って
しっかりと振れば良かったのだな

# voice 3007 "gaiborugu_0002"
@ゲイボルグ
ちょっとしたところに
発見や光明は転がっている…
貴様はそれを私に伝えようと…

# face 300711 "sad"
@ゲイボルグ
無駄な戦闘は避けたいと
ずっと思っていた私だが…
貴様の為なら…

# face 300711 "shy"
# voice 3007 "gaiborugu_0004"
@ゲイボルグ
いかなる時も、この槍…
振っても良いと思えるようになった

# voice 3007 "gaiborugu_0005"
@ゲイボルグ
私を光へと導いてくれる…
貴様の為なら…

# textflame 0 0
@
夕陽のように赤く染まる彼女の頬

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
@ゲイボルグ
そう思うと…すごろく遊びも
無駄ではなかったわけだ

# voice 3007 "gaiborugu_0001"
@ゲイボルグ
あ…ありがとう…マスター

# textflame 0 0
@
小さな声に「え？なに？」と
聞き返すマスター

# textflame 1 1
# textboxarrow 0 2
# imageset 0 "c300711"
# imagealpha 0 0 0
# imagepos 0 0 0
# voice 3007 "gaiborugu_0042"
@ゲイボルグ
い、一度しか言わん！
何度も言うのは…
時間の無駄だ！！

# voice 3007 "gaiborugu_kyara_0015"
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# fadein "white" 3
# textwindow "close"

# textwindow "nomal"
# textflame 0 0
@
顔を真っ赤にして怒る彼女が、
妙に愛らしく見えた