;;【EP3】 # script "lisp" # background "courtyard" # bgm "bgm002" 0 # body 99 # pos 99 3 # mask 99 off # body 302021 # pos 302021 3 # alpha 302021 0 0 # alpha 99 0 0 # textflame 0 0 # chara 99 # textflame 0 0 @ 中庭に面した窓から 調理室の入り口が開いたのが見えた # textflame 0 0 @ 特別実習が終わったのか 中から生徒がぞろぞろ出てくる… # alpha 99 1 1 # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # chara 99 # face 99 "happy" @ピサール 終わったぁ! アイス~! # textflame 0 0 @ ピサールは箒を放り出して 調理室に向かおうとする… # textflame 0 0 @ その手をマスターは掴んでいた # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # chara 99 # face 99 "usual" @ピサール 掃除は終わらせた方がいい…? え~、いいよやらなくて~ # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # chara 99 @ピサール やっぱりピサールはいい加減 そういう風に思われたら… # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # chara 99 @ピサール 次に頼まれることもなくなるでしょ? # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # chara 99 @ピサール …別に掃除するのは イヤじゃないけど 次もまた頼られるのは面倒だから~… # textflame 0 0 @ マスターは ピサールが面倒くさがりになった 理由が知りたかった # textflame 0 0 @ でも、その話題は避けたがっている マスターはそう感じるからこそ 無理に聞こうとはしなかった # textflame 0 0 @ しかし、その代わり… 掃除はしてもらったほうが いい気がしたのだった # select "できるピサールを見てみたいな" "select_label_01" "ピサールはいい加減な子じゃないよ" "select_label_02" "動いたらアイスもきっと美味しいよ" "select_label_03" しかし、その代わり… 掃除はしてもらったほうが いい気がしたのだった # label "select_label_01" # labeljump "select_label_end" # textflame 1 1 # chara 99 # face 99 "angry" @ピサール むぅ…そんな目で見ないでよ~… # label "select_label_02" # labeljump "select_label_end" # textflame 1 1 # chara 99 # face 99 "angry" @ピサール そんな言い方された逃げられない~… # label "select_label_03" # labeljump "select_label_end" # textflame 1 1 # chara 99 # face 99 "angry" @ピサール その一言はズルい… # label "select_label_end" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # chara 99 # voice 3020 "pisear_0027" # face 99 "sad" @ピサール はぁ~… # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # chara 99 # face 99 "usual" @ピサール マスターはなんでそうやって… わたしに構うかなぁ… # textflame 0 0 @ ピサールは 面倒くさそうに 重い腰を上げて箒を構えた # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # chara 99 @ピサール やるからには… 効率よく一瞬で終わらせる # textflame 0 0 @ …普段のゆっくりおっとりした ピサールはそこにはいなかった # textflame 0 0 @ 圧巻のスピードで中庭の落ち葉を 集めていく… # textflame 0 0 @ まるで4人のピサールが同時に 中庭の中心を四方から 囲んでいるようにすら見える…! # textflame 0 0 @ 落ち葉は中庭の中心に あっという間にキレイな山を作った… # se "SE_0602" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # chara 99 @ピサール 『ジャッジデショコラ』… # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # chara 99 # face 99 "happy" @ピサール こういうのはチョコを 作るようにようにささっと 片付けちゃうのが1番だねぇ~ # textflame 0 0 @ それはまさしく 彼女が新たなスキルに 目覚めた瞬間だった # textflame 0 0 @ マスターは 彼女の真の実力を 心から素直に褒め称えた # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # chara 99 # voice 3020 "pisear_kyara_1013" # face 99 "shy" @ピサール だから… そういう反応は… いらないんだってぇ~… # textflame 0 0 @ 言うほど、嫌そうではなかった 恥ずかしそうではあったが… # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # chara 99 # face 99 "happy" @ピサール ちょっと休憩~! 非常食のチョコを たべま~す! # textflame 0 0 @ ピサールの言葉に従い マスターは手頃な樹の根元に 腰掛けたのだが… # textflame 0 0 @ なぜかピサールは ぴったりその隣りに座る… # textflame 0 0 @ ただでさえ体温が高いピサールは 動いたせいで更にほてっており その熱が腕に伝わってくる… # imageset 0 "c302021" # imagealpha 0 0 0 # textflame 0 0 @ マスターは思わず飛び上がり そそくさと見回りに 戻ろうとする… # imagealpha 0 1 0 # imagepos 0 0 0 # fadein "white" 3 # voice 3020 "pisear_g_kyara_0025" # textwindow "close" ;;一枚絵ボイス「え~、どこいくの~? もうちょっと居てよ~。ほら、そんなに離れなくたって…。暑くてもいいからさぁ~…」 # textwindow "nomal" # textflame 0 0 @ マスターが振り返ると… # textflame 0 0 @ 溶けたチョコまみれになった手を どこか色っぽく舐めるピサールが こちらを見つめていた… # textflame 0 0 @ その姿に目を、 心を奪われそうになるマスター # textflame 0 0 @ だったが… @ 最後まで自分でやってね! と、言い放つ! # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # chara 99 # voice 3020 "pisear_kyara_1005" @ピサール えぇ~! # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # chara 99 @ピサール …ちぇ~、両手がチョコまみれだから 片付け手伝ってくれると思ったのに~ # textflame 0 0 @ そう言って、チョコまみれの手を ぺろぺろするピサール… # textflame 0 0 @ 彼女の無意識な行動に 思わず目を逸らしてしまう マスターだった