;;----------------------------------------- ;;■幻獣・草薙剣 キャラクエ シナリオ ;;【EP1】 ;;スクリプト最後の背景:plain ;;背景:plain ;;----------------------------------------- # script "lisp" # background "plain" # bgmfile "bgm421" "BgmIntegralNoahEvent002" 0 ;;----------------------------------------- ;;草薙剣・獣刻・ヴリトラ # body 3100411 # pos 3100411 3 # scale 3100411 0.8 0 # layer 3100411 2 # mask 3100411 off # alpha 3100411 0 0 ;;----------------------------------------- ;;カーテンフェード # imageset 1 "black" # imagealpha 1 0 0 # imagelayer 1 5 ;;----------------------------------------- ;;■幻獣・草薙剣 キャラクエ シナリオ                            ;;【EP1】 ;;モノローグ # textflame 0 0 @ マスターの隊に、 小さな姫が入隊した # move 3100411 3 0 # face 3100411 "usual" # alpha 3100411 1 0.5 # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @草薙剣 そちがマスターか? # textboxarrow 0 2 @草薙剣 …ふむ 余の力が必要と言うのなら、 誠意が必要じゃとは思わんか? ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 誠意?と聞き返すマスターに 彼女は答える # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @草薙剣 そうじゃな…… ほれ、菓子とジュースを 寄こすがいい ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 言われた通り、 彼女の望むものを 手渡すマスター # face 3100411 "normal" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @草薙剣 いいじゃろう # face 3100411 "usual" # textboxarrow 0 2 @草薙剣 ところで 聞かせてもらうが # textboxarrow 0 2 @草薙剣 そちはなんのために戦う? ;;モノローグ # textflame 0 0 @ なんのため? 彼女からの突然の質問に、 考え込むマスター ;;モノローグ @ そして―― ;;モノローグ @ もちろん世界を平和に導くためだよ …と答えた # face 3100411 "angry" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @草薙剣 ……ほぉ? # voice 310041 "kusanagi_ge_0013" # textboxarrow 0 2 @草薙剣 余よりも大きな目標を持つなど、 生意気な奴じゃ # bgmfile "bgm400_1" "BgmIntegralNoahEvent" 0 # face 3100411 "normal" # textboxarrow 0 2 @草薙剣 じゃが…… だから気に入ったっ! # textboxarrow 0 2 @草薙剣 大願を叶えるために 余の力を求めるとは、 そち、見る目があるではないか # textboxarrow 0 2 @草薙剣 余がそちの夢を叶えてやる! 今、この時より、 そちは余の配下じゃっ! # textboxarrow 0 2 @草薙剣 草薙剣・獣刻(ぷらんと)・ ヴリトラの力、見せてやろう! ;;モノローグ # textflame 0 0 @ よろしくね、と微笑むマスター ……が、 # face 3100411 "usual" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @草薙剣 その代わり、 今日からこの隊は草薙団じゃっ! よいなっ!? ;;モノローグ # textflame 0 0 @ えぇぇっ!? ひょんな経緯からマスターの隊は、 彼女の配下になってしまったのだった # textwindow "close" # imagepos 1 0 30 # imagealpha 1 1 0 # imageleftin 1 0.6 # waitandnext 0.6 # alpha 3100411 0 0 # imagealpha 1 0 0.5 # imagerightout 1 0.6 # waitandnext 0.6 ;;モノローグ # textwindow "normal" @ その後―― # voice 310041 "kusanagi_ge_0001" # move 3100411 3 0 # face 3100411 "usual" # alpha 3100411 1 0.5 # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @草薙剣 余はジュースが飲みたいぞ マスター、持ってくるがいい ;;モノローグ # textflame 0 0 @ マスターを従え、 我がまま放題に振る舞う彼女 # voice 310041 "kusanagi_ge_0003" # face 3100411 "surprise" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @草薙剣 なんじゃ、余に頼み事じゃと? # voice 310041 "kusanagi_ge_0005" # face 3100411 "normal" # textboxarrow 0 2 @草薙剣 はっはっはっ、 そちも余の凄さが わかってきたようじゃな? # textboxarrow 0 2 @草薙剣 仕方ないのうっ、 何でも言ってみるがいいっ! ;;モノローグ # textflame 0 0 @ しかし、マスターも 彼女を上手くおだてるため、 満更でもない御様子 # voice 310041 "kusanagi_ge_0033" # face 3100411 "usual" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @草薙剣 まったく余がいないとダメじゃの~ 任せよ、任せよ ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 偉ぶってはいるが、 根っから性格が悪いわけではなく、 頼まれるとイヤとは言えない ;;モノローグ @ というより、 むしろ積極的に引き受けてくれる ;;モノローグ @ ゆえに隊の姫達は皆、 そんな彼女をかわいいと 思っていた ;;モノローグ @ だが、戦闘に出た時には―― # textwindow "close" # imagepos 1 0 30 # imagealpha 1 1 0 # imageleftin 1 0.6 # waitandnext 0.6 # move 3100411 3 0 # face 3100411 "angry" # alpha 3100411 1 0 # imagealpha 1 0 0.5 # imagerightout 1 0.6 # waitandnext 0.6 # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # textwindow "normal" @草薙剣 さぁ、余の配下達! その力を余に見せるがいいっ! # voice 310041 "kusanagi_ge_battle_0002" # textboxarrow 0 2 @草薙剣 喰らえぃっ!! ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 圧倒的な力で敵を蹴散らしていく ;;モノローグ @ そして…… # voice 310041 "kusanagi_ge_0005" # face 3100411 "normal" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @草薙剣 あっはっはっ! この勝利は草薙団のものだっ! ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 必ずや勝利に導いてくれるので、 皆、団長としての実力を 認めていたのだった # textwindow "close" # fadeout "black" 1 # waitandnext 1.2 # alpha 3100411 0 0 # waitandnext 0.2 # fadein "black" 1 # waitandnext 1 ;;モノローグ # bgm "stop" # textwindow "normal" @ しかし、そんな ある日―― # bgmfile "bgm421" "BgmIntegralNoahEvent002" 0 # move 3100411 3 0 # face 3100411 "angry" # alpha 3100411 1 0.5 # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @草薙剣 もっと声を出せっ! ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 姫達を率い、 戦闘の特訓に励んでいる草薙剣 # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @草薙剣 前進あるのみじゃっ! 皆でぶつかれば、 大きな壁も必ずや突破できる! ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 全員で息を合わせて、 突撃する特訓を強いる草薙剣 ;;モノローグ @ その様子を見ていたマスターは、 休憩に入った時、彼女に尋ねてみた ;;モノローグ @ 随分と厳しい特訓だね?と # face 3100411 "usual" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @草薙剣 仕方あるまい この先、敵はどんどん強大に なっていくからの # textboxarrow 0 2 @草薙剣 ついてこられん者には申し訳ないが 戦いから外れてもらっておる # textboxarrow 0 2 @草薙剣 …大きな目標のためには、 多少の犠牲も致し方あるまい ;;モノローグ # textflame 0 0 @ そう言う彼女に、マスターは意見する 皆で息を合わせるのは、 もちろん大事だと思うけど…… ;;モノローグ @ それぞれの個性を伸ばす戦い方も 大事なんじゃない?と # face 3100411 "sad" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @草薙剣 ……… ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 少し考えた後、 今度は彼女が マスターに尋ね返した # face 3100411 "usual" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @草薙剣 そちはなんのために戦う? 以前、そう尋ねた時…… # textboxarrow 0 2 @草薙剣 『世界を平和に導くため』…… そちはそう答えた # face 3100411 "normal" # textboxarrow 0 2 @草薙剣 それは素晴らしい答えじゃ # textboxarrow 0 2 @草薙剣 ならば、余もそれに 全力をもって応える所存じゃ # face 3100411 "usual" # textboxarrow 0 2 @草薙剣 …おっと、 そろそろ休憩は終わりじゃ # textboxarrow 0 2 @草薙剣 すまぬの、マスター これが余のやり方なのじゃよ ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 姫達の元に戻ってゆく彼女の 背中は、いつもより 小さく感じられた # textwindow "close" # fadeout "black" 1 # waitandnext 1.2 # alpha 3100411 0 0 # waitandnext 0.2 # fadein "black" 1 # waitandnext 1 ;;モノローグ # bgm "stop" # textwindow "normal" @ それから数日後―― # bgmfile "bgm401" "BgmIntegralNoahEvent" 0 # move 3100411 3 0 # face 3100411 "angry" # alpha 3100411 1 0.5 # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @草薙剣 ふ、不覚っ……! ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 戦場に倒れる草薙剣 ;;モノローグ @ 彼女の言葉通り、 敵はさらに強大になって 姫達の前に現れていた # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @草薙剣 み、皆の者……! 今こそ前進あるのみじゃっ! # textboxarrow 0 2 @草薙剣 全員でぶつかれば、 大きな壁も必ずや突破できる! ;;モノローグ # textflame 0 0 @ ……が、特訓の成果も無く、 傷を負っていく姫達 # voice 310041 "kusanagi_ge_0015" # face 3100411 "sad" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @草薙剣 そ、そんな…… # textboxarrow 0 2 @草薙剣 一体……どうすれば良いのじゃ…… ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 彼女が絶望に覆われた時、 破ったのは―― ;;モノローグ @ 皆、諦めないで! ;;モノローグ @ マスターだった ;;モノローグ @ 戦いから外されていた姫達を 引き連れてきたのだ ;;モノローグ @ 姫それぞれの持ち味を 活かした作戦に切り替え、 采配するマスター # voice 310041 "kusanagi_ge_0023" # face 3100411 "surprise" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @草薙剣 な、なんと…… ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 瞬く間に陣を立て直し、 誰一人 死なせることなく、 姫達を退陣させたのだった # face 3100411 "sad" # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @草薙剣 ……… # textwindow "close" # fadeout "black" 1 # waitandnext 1.2 # alpha 3100411 0 0 # waitandnext 0.2 # fadein "black" 1 # waitandnext 1 ;;モノローグ # bgm "stop" # textflame 0 0 # textwindow "normal" @ それから、また 数日が経過した頃―― # move 3100411 3 0 # face 3100411 "sad" # alpha 3100411 1 0.5 # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @草薙剣 ……マスター ;;モノローグ # textflame 0 0 @ マスターが、 草薙剣の様子を見にやって来た ;;モノローグ # bgmfile "bgm406" "BgmIntegralNoahEvent" 0 @ 傷はまだ痛む? 容態を心配するマスター # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @草薙剣 ……… ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 怪我はすっかり治っていたが、 手痛い敗北を喫したため、 彼女の心の傷は癒えていなかった # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @草薙剣 すまぬ…… 皆をひどい目に 遭わせてしもうた… ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 誰にだって失敗はあるさ 誰も大事に至らなくて良かった そう言って、マスターが慰めるも―― # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @草薙剣 余は役立たずじゃ…… ;;モノローグ # textflame 0 0 @ ひどく落ち込んでいる彼女 # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @草薙剣 あれでは主失格…… 草薙団は今日をもって 解散する… ;;モノローグ # textflame 0 0 @ 悲痛な表情で、 そう言い放つのであった