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;;●悪魔パラシュシナリオ
;;【EP1】
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;;◆背景：草原----------------------
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# textboxarrow 0 2
@
マスターの元に、
新たな姫が入隊した

@
その名はパラシュ

@
ケイオスリオンにいた頃は、
カルマキラーズに数えられていた
実力者だ

# voice 320041 "parashu_a_0003"
# textflame 1 1
@パラシュ
でも、それは過去の話…
マスターの仲間になった今は…

@パラシュ
キミの理想を実現させることが、
ボクの新たな使命だ

# textflame 0 0
@
なんだか真面目そうな雰囲気の彼女

@
カルマキラーズだったし、
当然、規律などに厳しいのだろう
…と、不安を募らせる隊の姫たち

@
だが…

# textflame 1 1
@パラシュ
心配し過ぎだよ
確かにケイオスリオンにいた頃は、
そういう部分もあったけど…

@パラシュ
今はみんなと同じ一斬ル姫だ

# voice 320041 "parashu_a_0004"
# face 3200411 "happy"
@パラシュ
それにボクは元々、
面倒臭がりな性格だしね

@パラシュ
だから、安心してくれ

# textflame 0 0
@
思ったより、
フランクな雰囲気のパラシュ

@
他の姫が戦闘でミスをしようが…

# face 3200411 "normal"
# textflame 1 1
@パラシュ
別にいいさ

# textflame 0 0
@
集合時間に遅刻してこようが…

# textflame 1 1
@パラシュ
仕方がないよ

# textflame 0 0
@
そして、隊の当番を忘れようが…

# textflame 1 1
@パラシュ
そういうこともあるよね

# textflame 0 0
@
特に、他者を
咎めたりすることはなかった

@
そんな彼女に、
もっと厳しい子かと思ってたよ
と、話しかけるマスター

# textflame 1 1
@パラシュ
…そうかい？

# textflame 0 0
@
理想を実現するため、
容赦のない性格なのかと
…とマスターが彼女に告げる

# face 3200411 "sad"
# textflame 1 1
@パラシュ
やれやれ…ボクのことを、
そういう風に見てたのかい？
心外だな

# voice 320041 "parashu_a_0002"
# face 3200411 "normal"
@パラシュ
マスターの言う通り、
確かに、そういう時期もあった

@パラシュ
でも、
キミの仲間になってからは、
少し考えを改めたのさ

@パラシュ
今はマスターの理想のために、
ただがんばるだけさ

# face 3200411 "happy"
@パラシュ
ま、正直“面倒”だけどね、ふふふ

# textflame 0 0
@
軽口を叩いて、去っていく彼女

# face 3200411 "normal"
# textflame 1 1
@パラシュ
………

# textflame 0 0
@
だが冗談めかした雰囲気の中にも、
目の奥に宿る“渇き”のようなものが
マスターは気に掛かっていた

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@
その日の深夜―

# alpha 3200411 1 0.5
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@パラシュ
………

# textflame 0 0
@
ある姫の寝室の前に現れるパラシュ

# textflame 1 1
@パラシュ
マスターの理想のためにがんばる
その言葉にウソはない
でも、それはつまり…

# bgm "bgm005" 0
@パラシュ
隊を乱す者は…
粛正させてもらうってことさ

@パラシュ
悪いね
この方法しか思いつかなかったんだ

# textflame 0 0
@
昼間とは打って変わって、
非情な顔を見せるパラシュ

# textflame 1 1
@パラシュ
まずは…
この部屋からだ

# textflame 0 0
@
その手には、
大きな斧が握られていた