;;----------------------------------------- ;;パラシュ2_1 ;;----------------------------------------- # script "lisp" # bgmfile "bgm421" "BgmIntegralNoahEvent002" 0 # background "in_city" ;;----------------------------------------- # body 3200421 # pos 3200421 3 # scale 3200421 0.8 0 # layer 3200421 3 # mask 3200421 off # alpha 3200421 1 0 ;;----------------------------------------- ;;カーテンフェード # imageset 0 "black" # imagealpha 0 0 0 # imagelayer 0 5 ;;----------------------------------------- ;;背景:街中(昼) # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # face 3200421 "usual" # voice 320041 "parashu_a_0007" @パラシュ 散々暴れ回ってくれたね でも、これで最後だ # textflame 0 0 @ パラシュは淡々とトドメの一撃を放つ 魔獣は残らず蹴散らし これで街の危機は去った…しかし # textflame 0 0 @ うわぁん、と子供の泣き声が響き渡る # textflame 0 0 @ 激しい混戦になったため ハロウィンの会場はぐちゃぐちゃに なってしまっていたのだ # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # face 3200421 "sad" # voice 320041 "parashu_a_0028" @パラシュ …これだから子供は嫌いだよ # textflame 0 0 @ マスターは子供達に駆け寄って 大丈夫、大丈夫だよ と声をかける # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # voice 320041 "parashu_a_0002" @パラシュ 気休めはやめてあげなよ、マスター 壊れたものは戻らないさ # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @パラシュ ハロウィンまでもう時間もない 直すにしても彼らだけでは、 どうがんばっても間に合わないね # textflame 0 0 @ そうか、と彼女の言葉で マスターは気づく みんなで手伝えばいいんだ、と # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # face 3200421 "angry" # voice 320041 "parashu_a_0023" @パラシュ み、みんなって…ボクらで 協力しようっていうのかい!? ウチは託児所じゃないんだぞ # textflame 0 0 @ みんなでやればきっと楽しいよ 子供達も助けられて、一石二鳥だ とマスターは微笑む # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # voice 320041 "parashu_a_0001" @パラシュ …ねえ、マスター ボクは君の理想のために 戦っているんだ # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @パラシュ 弱者である子供達のために 協力する必要なんてない 切り捨てるべきだよ # textflame 0 0 @ またこの街を買出しのために 利用しないとも限らないでしょ? とマスター # textflame 0 0 @ 彼らを助けることは、 隊にとっても利点はあるよ とマスターはパラシュを説得する # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # face 3200421 "usual" @パラシュ 却下だ …と、言いたいところだが 君がそう言うなら仕方ないね # textflame 0 0 @ 助かるよ、パラシュ とマスターは微笑んだ ;;暗転(時間経過) # imagealpha 0 1 0 # imagepos 0 0 30 # imageleftin 0 0.5 # textwindow "close" # waitandnext 0.5 # bgmfile "bgm400" "BgmIntegralNoahEvent" 0 # waitandnext 0.2 # imagealpha 0 0 0.5 # imagerightout 0 0.5 # waitandnext 0.5 # textflame 1 1 # textwindow "nomal" # textboxarrow 0 2 # voice 320041 "parashu_a_0002" @パラシュ …で、なんでボクに調理器具を 渡すんだい、マスター 会場の修繕が先じゃないのかい # textflame 0 0 @ そっちは他の人達がしてくれるから 僕らはこっちだよ とマスターは笑顔を向ける # textflame 0 0 @ 子供達にクッキーの 焼き方を教えてあげよう と、マスターはパラシュを手招きした # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @パラシュ …仕方ないな、本当に ほら、一回しか教えないからね ちゃんと見ててよ # textflame 0 0 @ パラシュは手際よく作業を進める その動きを、子供達は じっと見つめて… # textflame 0 0 @ あっという間に真似をして 楽しそうにクッキーを作っていった # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # face 3200421 "surprise" # voice 320041 "parashu_a_0039" @パラシュ …すごいな まさか本当に一回で 覚えてしまうなんて… # textflame 0 0 @ 目を丸くするパラシュに マスターはこう言葉をかけた # textflame 0 0 @ この子達はこうやって どんどん吸収して成長していくんだ それにね…とマスターは遠くを見る # textflame 0 0 @ 平和な世界を作るのは 未来のこの子達なんだよ と、マスターは続ける # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @パラシュ …マスターの理想、平和な未来を この子達が? # textflame 0 0 @ どんな成長もできる この子達は未来の可能性なんだ と、マスターは優しく微笑んだ # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # face 3200421 "usual" @パラシュ ………… # textflame 0 0 @ パラシュが考え込んだそのとき… # bgmfile "bgm417_418" "BgmIntegralNoahBattle003" 0 # textflame 0 0 @ 助けてくれぇ! と街の人の叫び声が上がり 続いて、魔獣のうなり声が響き渡った # textflame 0 0 @ みんな逃げて! とマスターも声を上げる # textflame 0 0 @ 街の人々が慌てて逃げ出す中で パラシュはじっと 魔獣がいる方を見つめる # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @パラシュ …新手の魔獣か さっきの報復に仲間を連れて やってきたのかな # textflame 0 0 @ このままでは先ほどの二の舞だ 魔獣の侵入を許せば、 また会場が壊されてしまう # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 @パラシュ くっ # textflame 0 0 @ パラシュは気怠そうに武器を構えると 逃げてくる人々の動きに逆流して 淡々と魔獣へと歩を進める # textflame 0 0 @ 子供達をまた悲しませるわけには いかない…どうかお願い、パラシュ とマスターは彼女に頼み込んだ # textflame 1 1 # textboxarrow 0 2 # voice 320041 "parashu_a_0003" @パラシュ …ああ わかってるよ、マスター 会場に来る前に仕留める # textflame 0 0 @ 背を向けたまま 彼女はひらりひらりと 手を振った